FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/05/01 月曜日

5月ですねえ。週の始まりは日曜日なんでしょうけど、やはり仕事が始まる月曜日が一週間のスタートと言う気持ちです。その月曜日が月初1日ですと、やはり何となくですが気持ちいい気がします。

 

さて、珍しく為替の事から書き始めましょう(笑)。

今週、なにを差し置いても最大の指標は、日本ではこどもの日の祝日であります5月5日金曜日、日本時間で午後9時半に発表になります米雇用統計です。指標としてはブッチギリなんです、が、が、最大のイベントはやはりこちらに軍配が上がるでしょう。日本ではみどりの日であります5月4日木曜日、日本時間で早朝3時に発表になりますFOMC議事要旨(Statement)の公開、そして議事要旨には政策金利が現状維持と書かれているハズです(笑)。市場では、今回のFOMCでは利上げ見送りと言う予想が過半数を占めており、もし昨年12月の段階で予定していた2017年には3回の利上げを行うと言うペースを維持するのであれば、5月の段階で2回目を使ってしまうのは時期尚早と言うわけです。

ただ、FOMC委員の全員が金融政策のプロフェッショナルであるFRB理事や地区連銀総裁ですから、同じ利上げをするとしたら、今回であればインパクトが大きい事は容易に想像がつくでしょう。私でも分かります(笑)。それと、FOMCは政治から独立しているとは言え、FOMC委員長となるFRB議長の任命は大統領ですので、今後益々トランプ大統領の意向で利上げ判断を慎重にならざるを得なくなるはずです。いっそ、先回りして、ココら辺でエイっと利上げと言うのも、0.015%くらいはあるのでは無いかと。「0.015%って、どんだけ少ないんだよ」と思うでしょ?これ、定期預金で数百万円を何年か銀行に預けた時に、若干金利の良い銀行の定期預金金利です。金融機関て、こんな金利で集めたお金を5%とか高ければ10%とか、個人には14%とかで貸し出して利ざやを稼いでいるわけです。話しの本題からまたズレそうなので、また今度。

FOMC議事要旨、今後残り2回の利上げをいつ行うのか占う、と言うか読むためにも、今回は非常に重要でして、当然一番のサプライズは今回の利上げ、次に市場が大きく反応するのは利上げタイミングが早く到来する内容が含まれていること、仮に次回のFOMCで利上げとなる公算が大きくなれば、ドルがサプライズ上げとなるかと思います。おっと、具体的な通貨と上がる下がるを言ってしまったので、いつも最下部に表示されております閲覧のご注意を、本文中にも再掲しておきます。

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それと、大きな動きは無いと思うのですが、5月2日火曜日午前8時50分に日銀が、3月分の金融政策決定会合議事要旨を公開します。これよりも、その後の9時20分からの黒田総裁の記者会見講演の方が重要で、何を言うのかお楽しみと言うわけです。

会見と言えば、雇用統計の発表の約5時間後の日本時間で日付が変わって5月6日土曜日の未明2時前くらいから、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁の講演があるそうなので、FOMCも終え雇用統計も出た後ですので特に注目しております。この方、3月には「利上げ年間で3回以上しても、よくなくなくなくなくね?(いいんじゃないの?)」と言う事を言っておりまして、今回の講演では「Make America, FFR(Federal funds rate) Raise Again! (アメリカに再び利上げを!)」と言う標語が飛び出すかもしれません(笑)。

 

あと指標関連では、先週のユーロ圏の消費者物価指数 = CPI であります HICP の発表でユーロが割りと反応しておりましたので、日本時間で5月3日午後6時に発表のユーロ圏GDPや翌日同時刻のユーロ圏小売売上高なんかにも注意が必要です。

そうそう、貿易貿易貿易と呪文のように唱えているトランプ大統領ですので、その反応を楽しむために日本時間で5月4日午後9時半に発表の、米貿易収支も忘れてはいけません。いつもは割りとスルーも多いのですが、同時に、毎週毎週発表になっております新規失業保険申請件数も発表になりますので、翌日に雇用統計を控えてますし、動きがある可能性が高い時間になっております。

他の指標はもう、動く時は動くし、動かないところは動かないので、各自作戦を練って自助努力で突破して下さい(笑)。なにせ今週はゴールデンウィークで、普段お仕事をされている皆さんがお休みで、サンデードライバーならぬホリデートレーダーが大勢発生しそうですので、ほんと、指標にはご注意下さい。

 


 

昨日の日曜日、ほんとに暖かかったですね。最高気温は24度を超えたみたいでして、2週間前が非常に暖かく、先週は比較的20度前後の気温が多かったのですが、そろそろ20度前後の過ごしやすい気温とは秋までお別れかもしれません。

日本が夏になると言う事は南半球は冬になるわけでして、何とか北半球と南半球の気温差エネルギーを交換して、冷暖房の不要な環境は作れないものなのかと中学生くらいの頃に真剣に考えた事があります。パッと聞いたらバカにも思えるのですが、実は温度差を持ち運びするのは比較的容易でして、簡単に言えば「寒い地域で氷作って、暖かい地域まで持っていく」これって温度差エネルギーを持ち運んでいるんです。

電気を貯める方法、一番身近なところだと乾電池や充電池です。これらは化学反応で電気を起こす仕組みを使って電気を貯めているとも言える状態にしているわけでして、もっと大規模なところでは、揚水発電なんかも水の運動エネルギーを使って電気を貯めていると言えます。でも、持ち運びは難しいですよね?ダム持ってくって(笑)。最近では、一番効率的に電気を貯めて運搬する方法として、高圧のボンベに電気の力で気体を圧縮して密閉し、そのボンベを持って行った先で空気を使って発電機を稼働させて発電する方法が研究され、一部では実用化の段階に入っております。

超超高圧とにかく高い圧力で圧縮出来る気体を発見して圧縮技術を開発し、LPガスボンベのように電気が配達できるようになるかもしれません。電線で送れた方が便利かもしれませんが、その経路の維持や耐災害性などを考えますと、配達した方がいいのかもしれません。もし宇宙空間でボンベ充填が可能であれば、無尽蔵にある太陽光を使ってボンベ充填を行い、宇宙エレベーターで地上までボンベを運ぶなんて事も可能です。いま、電力の供給にはスマートグリッドを使おうと計画しているようですが、スマートグリッドに気体ボンベ電池を組み込んで使う事も可能だと思います。

 

下書きも構想も無いまま適当に打った文章ですので、思わず笑ってしまう内容かもしれませんが、夢や希望があると楽しいじゃないですか(笑)。

と、そんな楽しい気分になったところで、ゴールデンウィークの間の平日は2日間しかありませんが、今週も一週間頑張ってまいりましょう。