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FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。 日々の生活での出来事や、突然ぶっ飛んだ話しを持ち出す事もあるかもしれません。

2017/02/03 戦績

 2017/02/03 金曜日 戦績

USDJPY        +353,300円

EURUSD        +157,689円

GBPUSD        +212,728円

AUDUSD         +41,204円

USDCAD          +7,593円

EURJPY        +135,100円

GBPJPY        +274,300円

EURGBP         +44,078円

TOTAL       +1,222,992円

 

週間戦績(当週)

TOTAL      +10,210,952円

 

月間戦績(02月)

TOTAL       +6,728,837円

 

月間戦績(01月)

TOTAL      +22,736,201円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +29,465,038円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +589,021,887円

 

雇用統計が終わりまして、頭の中は "雇用統計での思い出" 桃色で一色かと言いますと、そうでも無いです(笑)。実際、今回の雇用統計は桃色でも玉虫色でも無く、あえて言うなら灰色でした。

 

雇用統計に関しては、こちらの別会場でご案内しております(笑)。

fxse.hatenablog.jp

 


 

東京時間にはドル円とドル円の影響があったクロス円以外には何もない、いつもの相場だった感じです。そのドル円ですが、午前10時10分に例の国債買い入れオペにて、また残存期間5年超10年以下の国債を4,500億円の買い入れと言う事で、市場が反応しておりました。昨日と同じ金曜日、前週1月27日の金曜日にもあったサプライズ(市場ではそう言う事になっている)です。

fxse.hatenablog.jp

先週の長期国債買い入れは金曜日の1月27日だけでは無く、月曜日1月23日にも金曜日の買い入れと同じ残存期間5年超10年以下の長期国債をそれまで通りの4,100億円分を買い入れていたため、同じ週で2回目でした。しかも2回目は増額でしたので、確かにその部分では驚きもあったわけです。

ただ、今回は今週初めての残存期間5年超10年以下の国債買い入れでしたし、しかも前回の1月27日には既に4,500億円分の買い入れをしているので、今回も同額の4,500億円分であったとしても普通は驚かないとも思うのですが、それでも市場は驚いてしまったので仕方ありません。

債券市場的には、これだけ残存期間5年超の長期国債が日銀に買われてるので長期金利が上昇するのは当たり前でして、その理屈を外為市場が理解出来ずに短絡的に動いてしまっただけとも言え微妙な円高ですが、結果が全てです。

実はここまでは、昨日の国債買い入れに関しての序章です。

 

この円急落を同時に発生させた長期金利の上昇に歯止めを掛けるため、日銀が午後12時30分に固定金利での長期国債買い入れ(通称、指値オペ)を通告しました。この長期国債の指値オペは多分過去にやった事がなく、今回初では無いでしょうか。

指値オペとは何かと言いますと、通常の国債買い入れは日銀が買い入れ金額を提示しまして、希望金利を銀行が決めて応札(入札)し落札者を決定します。まあ金融業界ですので入札する希望金利は横並び入札が多く、通常は買い入れ額に対して応札総額の比例配分となります。つまり、100億円買うと言って200億円の応札があったら、銀行1行あたり希望した金額の半分づつ買い取ると言う事です。 

一方、この指値オペとは日銀が買い入れ希望の金利を決めて、その金利でも買い取りを希望する銀行が買い取りを希望する国債の金額を決めて応札します。この場合、日銀は応札を受けた分を全て買い取るのが一般的です。ただ、指値オペの場合は市場金利よりも随分と低い金利で日銀が買い入れ希望の金利を提示しますので、銀行側としては不利な条件となります。ところが、指値オペが行われますと非常に多くの銀行が応札してきまして、昨日も長期金利が0.150%に上昇していたところで、日銀が示した買い入れ希望の金利は0.110%なのに、7,239億円分もの国債が落札されました。

これは、この金利が日銀の希望する長期金利の上限であると市場に示しているとみなされるわけで、今後この金利を上回ると日銀が同種の介入をしてくる事を示唆し、だったら確実に買い取ってもらえる日銀に今売っといた方がいいと言う事です。

 

通常、この指値オペの通告をする時間も決まっておりまして、午前の場合は通常の入札方式と同じ午前10時10分です。そして、午後の部は午後2時なんです。また、いつものように日銀HPの画像直リンなんですが、日銀ですからいいですよね?(笑)。

http://www.boj.or.jp/mopo/measures/mkt_ope/img/opetime9.gif

このように、通常は午後の分は午後2時に通告になっておりますが、昨日は12時半の通告でした。もちろん、この画像のある日銀HPオペタイムテーブルによりますと、 

これは一般的なタイムテーブルであり、上記とは異なるタイムテーブルでオペを実施することがあります。 

このような記載もありますので、イレギュラーでの買い入れ通告自体は問題ありません。ただ、なぜイレギュラーでやる必要があったのか。皆さんもご存知のように、昨日はこのような事がありました。

www.sankei.com

政治と金融政策は分離されているべき事ですが、必ずしも完全分離出来るものでもなく、仮に政治的になにかあった場合には、否応なく金融政策にも直撃します。

国債のコントロールによる金利制御と、国債利回りの値動きに伴う為替相場への影響、金利制御は完璧に内政ですのでIMF介入でもされていない限り他国が口出しは出来ません。その結果が為替相場に影響があったとしても、為替相場への介入をしているとは言えないでしょう。日銀にとって、長期金利の抑制と円高回避と言う強力な力を持った指値オペを発動するしか、今回は方策が無かったのでしょう。しかも、原則通告時間を変えてまで早めに手を打たなければならなかった焦りが見えます。

 

ちょっと違った面から、もう1点だけこの件を見ておきたいと思います。今回もまた、若干疑問が残る値動きがございました。まず、これは昨日のドル円1分足のチャートです。時刻表示がUTCのため+9時間脳内補完お願いします(笑)。

f:id:fxse:20170204085729p:plain

上に一本線で伸びてるところ、3:30とありますが9時間足して日本時間の午後12時半です。日銀が指値オペを通告した時間でして、ここでサプライズとして為替相場が反応したわけです。続きまして、新規発行10年国債の利回りチャートです。

f:id:fxse:20170204085737p:plain

午前10時10分にありました、残存期間5年超10年以下の国債の買い入れを4,500億円と言う日銀の通告を受けて市場が反応し、長期金利が上昇しております。そして、午後12時半には長期国債初の指値オペの通告があったワケですが……

このチャートに書きました赤線、左側の赤線は午前10時10分、右側の赤線は午後12時半の時間を示しております。日銀が指値オペを通告したのは午後12時半でして、その報道を受けて為替相場は大きく動きました。一方、新規発行10年国債の市場での利回りはどうだったのか。チャートを見て頂ければお分かりの通りです。長期国債初の指値オペが、通常のスケジュール以外の時間に日銀による通告があったわけでして、普通に考えたら事前に知る由もないハズです。

 

1月27日のブログで、このような事を書いております。

まあ、正直なところ、漏れているとかそう言う事は無いと信じたいのですが、マイナス金利を発動させる時の金融政策決定会合で、事前に漏れていたとしか思えない日経にすっぱ抜かれとかもありますんでねえ…… 

これらの事実を見てどう思うのか、判断は皆さんにおまかせします。ただ、この件に関して報道しているところは週刊文春も含めてございません(笑)。