FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/01/20 戦績

 2017/01/20 金曜日 戦績

USDJPY        +155,800円

EURUSD        +242,581円

GBPUSD         +84,333円

AUDUSD         +41,267円

USDCAD         +90,074円

EURJPY        +118,500円

GBPJPY        +309,400円

EURGBP         +20,343円

TOTAL       +1,062,298円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,019,775円

 

月間戦績(01月)

TOTAL      +14,037,006円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +14,037,006円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +573,593,855円

 

特に凄い指標発表があるわけでも無く、しいて言うなら、中国の正しいのかどうか検証も出来なそうな前年比 +6%台をキープしている GDP と鉱工業生産が東京時間の中で発表になったくらいでしょうか。あとは、日本時間で夕方6時半に発表の英国12月小売売上ですが、元々がマイナス予想の中で若干大きめなマイナス数値が出たため、一瞬だけ下振れしました。

 

下振れしましたが、が、あの有名なアメリカ映画の "シェーン"

シェーン [DVD] FRT-094

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そのシェーンのクライマックスにて、雄大なワイオミングの山々に

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"Shane! Come back!" と "こだま" したかのように

 

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"Sterling! Come back!" とばかりに市場が反応しまして

始まりの終わりのプライスまで数時間で戻ったわけです。と、こんな感じで特に何も無い平穏な日を過ごしました(笑)。ちなみに、その女性が手にしているポンド紙幣は本物の100万ポンド紙幣でして、日本円で今現在およそ1億4千万円です。

 

また、めちゃめちゃ脱線してしまうのですが、以前もちょこっと書いたのですが、イングランド銀行の発行する最高額面のポンド紙幣は上の写真にある100万ポンド紙幣の更に100倍、1億ポンド紙幣なんです。

fxse.hatenablog.jp

ただ、1億ポンド紙幣は⇩このような賞状形式の物しか存在していないため、

http://assets.atlasobscura.com/article_images/800x/12580/image.jpg

一般的に紙幣に見えるようなフォームですと、100万ポンド紙幣が最高額面になるのでしょう。もちろん一般的な紙幣に見えたとしても、銀行間での資金供給でしか用いられない極めて特殊な紙幣ですので、お店で駄菓子を買ったりは出来ません(笑)。

世の中で、"0" ゼロの数だけでは負けていないのは、かの有名なジンバブエドルでしょうか。どうも最近、ジンバブエドルの話題が他でも多くて変に慣れてしまっているのですが、やはり一般的に見たら異常な紙幣ですよね、これ⇩

http://assets.atlasobscura.com/article_images/800x/12575/image.jpg

1の後ろに 0が14個で100トリリオン・ジンバブエドル、漢字圏の表記で書きますと100兆ジンバブエドル紙幣です(笑)。もう、トリリオンとか兆とか、通常は国家予算規模の話しですんで、1枚の紙幣に印刷されるような桁じゃありません。

これでもまだハイパーインフレに追いつかないと言うか、逆にこんなの発行するから余計にハイパーインフレ加速したと言いますか、最終最後にジンバブエドルが廃止になり、強制両替を行った時の公式レート「1米ドル=3.5京ジンバブエドル」(笑)。どれくらいのハイパーインフレだったかと言いますと、インフレが最も酷かった2008年11月には、1ヶ月で79,600,000,000(796億)%と言う現役小学生の大好きな1億万円も顔負けな破壊力でして、遂には2009年1月に……

6,500,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000%

これ、もうジンバブエ中央統計局では計算を放棄しておりました頃でして、計算したのはアメリカのジョンズ・ホプキンス大学で経済学を教える、応用経済学の権威であるスティーブン・ハンケ教授です。65の後ろに0が107個でして、指数で書くと6.5×10108と言う事になります。紙幣を無尽蔵に発行するとハイパーインフレをどこまで引き起こすのかと言う、非常に貴重な実験が出来たとも言えなくありません。

現在のジンバブエは、自国通貨のジンバブエドルを廃止し、IMF特別引出権の設定通貨である、米ドル・ユーロ・人民元・日本円・英ポンド(構成比順)に加えまして、周辺諸国や貿易で必要な国の通貨を全て法定通貨としております。なんと、日本国以外で日本円が法定通貨となっている唯一の国です(笑)。

 

 

さて、昨日の戦績なんですが、少し大きめの戦績数字もありますが、いつもの通り一昨日(1月19日)からの持ち越し分精算が入っているためでして、昨日オープンして昨日クローズした中で超絶ヒーヒーな利益が乗ったポジションなんて残念ながらございませんでした。

いま、このエントリーを書いているのは、上の写真のファイル名を見て頂ければお分かりになりますように "20170121013035.jpg" 本日早朝1時半くらいです。このエントリーを公開する日本時間で日が明けた頃になりましたら、既にトランプ大統領の就任演説を受け、為替相場を含め金融市場がどのように反応したのか、判明している頃でしょう。と言うよりも、ニューヨーク時間がクローズして一週間の取引が終わっている時間です。

 

大統領就任式後の事に関しては、このエントリーを公開する前に、ちょこちょこっと最後に追記するかもしれませんが、基本的にはそれ以前に書いた内容です。いつもは朝書くんですけど、なにせ大統領就任演説待ちで暇なんで(笑)。

 


 

え~、いま早朝の2時30分くらいでして、トランプ大統領の就任演説が終わって少し経つんですが、全くサプライズはありませんでした。

演説開始直後から、円だけが若干買われる感じがありましたが、それも大きくでは無く大口がリスク回避的に持ち分を落とした程度に感じられました。 それから暫くは、ユーロやポンドも含めて若干の上下運動をしておりましたが、期待感が高かったせいもあるのか、少々手持ち無沙汰感のある時間を過ごした気がします。 

今回の就任演説

サプライズはありません講演

でした。

トランプ大統領、あなたはAKBですか?(笑)。

 


 

手持ち無沙汰感の解消のため、株の事でも書きたいと思います。

 

私、株はあまりやらないのですが、それでも色々と思惑があったりしまして、パソコンでこのブログをご覧の方は左側の何やらゴチャゴチャありますプライスボードはお気づきかと思いますが、その中に3つほど日本株がずっと入っております。

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上から「オリエンタルランド・信越化学工業・東京ガス」でして、なぜこの3つを選んだのかは省略なんですが(笑)。まあ、そんなに大した理由ではありません。

これ、短期売買したいとかでは無く、ずっと、出来れば20年以上コースでホールドしておきたいと思いドルコスト平均法で買っておりました。思惑通りに、オリエンタルランドと東京ガスは随分と下がったり上がったりもしまして、平均値を抑えた金額で持ち株を増やせていたのですが、信越化学工業だけ右肩上がりと言いますか、一昨日の1月19日に上場来高値を付けてしまうくらいに少々加熱しております。

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持ち株を増やす事を考えたら、一旦この辺りで全部売却してしまい、値ごろ感が出たところで買い直した方がいいのか、それとも初志貫徹で今のプライスはあえて無視した方がいいのか、株屋さん的にはどちらなんでしょうか。

短期的に下げると思うなら、持ち株分だけ空売りするって言うのもアリなのかとも思うのですが、そう考えるともう少し上を目指しそうな気もしてくるんですよね(笑)。この株もある意味トランプ銘柄として高騰していたので、トランプ大統領の就任を受けた市場の今後の判断次第と言う事でしょうか。

 


 

さて、ニューヨーク市場も金曜の株式市場終了と共に全ての金融市場が終了しまして、結局は大事(おおごと)は発生せずに終わった感じです。ダウは上げて終わり、日経先物は下落して終わってますが、週末に何事も無ければ月曜日の東京株式市場は上げてスタートしそうな感じもします。 原油は上昇、金価格も上昇、ドルは若干売られ気味、それぞれの市場での参加者が自分の参加している市場での取引に精一杯であったような印象もある値動きです。

トランプ大統領は、既に正式にTPP離脱を表明するなど、独自手腕で動き出しております。今後暫くは、今まで以上にトランプ大統領の発言や行動で一喜一憂、右往左往と言う状況が来る事は必至でしょう。今まで以上に利益を上げられる可能性もありますが、注意しませんと大やけどで済まない可能性も出てきます。私も「システムトレードだから」と、油断しない方がいいかもしれません。