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2016/07/04 月曜日

本日は7月4日でして、アメリカ合衆国の独立記念日です。アメリカ合衆国市民・国民*1の皆様にはお喜び申し上げます。

 

この独立記念日ですが、あちこちで解説があるので今さらですが「合衆国独立宣言 -United States Declaration of Independence- 」を、当時アメリカ大陸で植民地であった13州の代表者が1774年から毎年集まって行っておりました「大陸会議 -the Continental Congress- 」におきまして、1776年7月4日に採択した事を記念いたしまして制定されたものです。

 

独立って言うからには、どこかから独立したワケでして…… 当時のグレートブリテン王国と称する、今の英国につながるんですが決して今の英国では無く、当時のグレートブリテン王国からの独立です。

 

ご存知の通り無血で独立が果たせたワケではございませんで、その前年である1775年から8年以上にも渡り独立戦争が行われまして、1783年9月3日にパリ条約にて正式に休戦しました。まあ、グレートブリテン王国が共闘していたネイティブ・インディアンの皆様には黙って王国が休戦に調印したため、今度はインディアンの皆様と合衆国が戦うと言う、北西インディアン戦争がこの後で始まるのですが、もう王国は知らんと言うワケです。

この事実は、英国の歴史の教科書で淡々と書かれておりまして、特に何かを隠す事も無く、英国側を有利に書く事も無く、ほぼ淡々と事実だけが列挙されております。 WW2の当たりは、随分と饒舌に書いてあるんですけどね(汗)。

 

ちなみに、この独立宣言ですが、まあ果てしなくグレートブリテン王国の国王への苦情の羅列でして、しかも英語で国王の意味である "King"  は文中に僅か1回、そして国王を敬う言い方である "Majesty" なんて1度も出てきません。

しかもその King ですが「The history of the present King of Great Britain is a history of repeated injuries and usurpations, all having in direct object the establishment of an absolute Tyranny over these States.」*2と言う、宣言のために登場しただけでして、ここから先は全て「He has」と書かれており、一応日本語訳としては「国王は~」って感じになるんですが、意味合い的には「奴は~」って感じです(汗)。

まあ、28個も国王とグレートブリテン王国議会、そして国民に対しての苦情と言いますか文句と言いますか羅列されておりまして、独立したいくらいですので、よっぽど溜まってたと、お察し申し上げます。 

 

と言う歴史を、日本で言うところの中学校で私はしっかり習ったワケでして、まあ「自分の祖先様が凄い悪い事をした」とかまで反省するまでは行かないのですが、大学院を出て初めて就職した会社はアメリカの会社でして、ニューヨークで初めて迎えたインディペンデンス・デイ、微妙な気分でした(汗)*3

ちなみに、最近よくこのブログに登場しますフランス人のエリックですが、フランスはアメリカ独立戦争の時にアメリカ側に加勢し共に戦った戦友国でして、しかもアメリカ側に勝利を決定付けたのが、バージニア岬海戦でフランス海軍が勝利した事が切っ掛けとなっており、ある意味でアメリカにとってフランスは非常に重要な恩人国なわけです。インディペンデンス・デイの大騒ぎしてる時にエリックが「僕、フラン人なんだ」ってアメリカ人に近づけば、そりゃ大歓迎されるわけですわ(汗)。

仕方ないので私は「母がフランス人です」と言って歓迎して頂き「僕?僕は、ほら、日本人……、母がフランス人なんで見かけはこんな感じなんだ……、えっ?父?父は……、香港人」ええ、大変申し訳ございません(汗)。 

まあ、その場の全員が実際の事なんて知ってて、そんな反応なんですけどね(笑)。 

 

 

最後に繰り返しになりますが、本日は7月4日でして、アメリカ合衆国の独立記念日です。アメリカ合衆国市民・国民の皆様にはお喜び申し上げます。

 


 

さあ、今日は過去最長の前置きでした(笑)。 

 

先週末くらいから、そろそろ「英国のEU離脱騒動が収束」のようなニュースが出始めておりますが、皆さんここは気を抜かないように、どうぞお気をつけ下さい。 

我々も今週1週間だけは、 先週と同じ体勢で対応にあたるつもりでおります。その割に、アレックスは某S国立大院生の女子大生とプーケットから、今日シンガポールに帰ってくるようですが、まあいいでしょう(笑)。別に、女子大生とイチャコラが羨ましいわけではありません。自分の娘ほどの歳の女の子とイチャコラしてる方が、どうかしてるんじゃ無いかと…… あんまり書いてると説得力が無くなるのでやめとこ(汗)。

 

「英国のEU離脱騒動が収束」と言う中には、市場が安定すると言う事だけでは無く、急速に値崩れしました通貨、株、先物、債券などを買い戻すと言う事も含まれますので、もしかしたら急激な上昇を伴う事もあると言う意味が含まれております。ですので、お気をつけ下さいと言うわけです。

 

それでは今週も1週間、頑張ってまいりましょう。

 

 


*1:正確には「アメリカ合衆国市民権を持つ者」「アメリカ合衆国国籍を持つ者」は区分けされておりまして、注釈入れたいんで「市民・国民」って書いてみた感じもあります(笑)。

*2:※日本語訳「現在のグレートブリテン国王による歴史は、幾度にもなる害悪と権利侵害の歴史であり、そのすべてが多くの国々に対する絶対専制政治(国王の意のままに行う政治)の確立 を直接の目的としている。」

*3:しかも就職した年の冬にガクブルなちょっとした事件に巻き込まれまして、半年くらいかけてようやく社会復帰出来たのかどうかな?ん?って時期にインディペンデンス・デイ…… まあ、仕方ない。