2016/06/23 戦績
2016/06/23 木曜日 戦績
通貨ペア(06/23)
USDJPY +218,400円
EURUSD +303,922円
GBPUSD +245,070円
AUDUSD +91,609円
USDCAD +104,663円
EURGBP +2,617円
TOTAL +966,281円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,455,186円
月間戦績(06月)
TOTAL +15,750,542円
年間戦績(2016年)
TOTAL +127,317,169円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +239,903,444円
久しぶりに、為替の事を書いてみたいと思います。なんか、本当に久しぶり(笑)。
ついに、英国のEU残留か離脱かを決める住民投票の日になりました。マスコミでは国民投票って言いますが、投票出来るのは次の者です。
1.下院議員選挙で投票権を持つ18歳以上の者で、a)又はb)に該当する者
a)英国本土に住む、英国国籍者・英連邦加盟国国籍者・アイルランド国籍者
b)海外に住む英国国籍者で、過去15年以内に英国本土にて有権者登録があった者2.上院議員 (通常は上院議員には下院議員の選挙権がありません)3.欧州議会選挙で投票権を持つ18歳以上の者で、c)に該当する者
c)ジブラルタルに住む、英国国籍者・英連邦加盟国国籍者・アイルランド国籍者
英連邦や英連邦王国と言うのは、日本人の皆さんが思ってる以上に国家間の非常に強い繋がりでして、この選挙権なんかもそうですし、仮に自国の大使館や領事館が無い国で何かあった場合、英連邦の別の国の大使館や領事館に助けを求める事も可能です。逆に、助けなければなりません。
英連邦と英連邦王国の違いは、英連邦は国同士のつながりでして、英国を中心としたものでは無く、あくまでも英国も英連邦の国の1つとなっております。英連邦王国は英連邦の中で、更に国家元首を英国と同じ国王陛下や女王陛下としている国でして、現在で言えばエリザベス二世陛下を国家元首としている国です。
脱線しましたが、つまり今回の英国がEUに残留するかどうかを決める選挙は、英国に住む英連邦に加盟する国の国民と、歴史的な背景がありアイルランドの国民が決めると言う事です。
上院議員は通常は下院議員の選挙権がありませんので明示したと言うだけで、英国国民ですので当然と言えば当然なのですが、ジブラルタル在住者と言うのはこれが歴史的背景が難しく、英国の持つ海外領土や王室領土の中で唯一EUの領域に含まれているんです。まあ、場所は完璧にスペインなんですけどね(笑)。フランスにくっついてるモナコのようなイメージです。
このジブラルタル、地中海とジブラルタル海峡に面しているので非常に温暖で風光明媚な場所でして、英国本土に住む者の憧れの場所になっております。宝くじでも当たったら、老後はジブラルタルで暮らしたいと願ってる英国国民は山のようにおりまして、それが叶わないけど多少はなんとかと言う皆さんはスペインでお茶を濁すわけです(笑)。
ほら、また脱線した…… 脱線しまくりで、ちっとも為替の話しにならないの(汗)。
もう、強制的に為替の話しに行きます。皆さんもニュースなどでお聞きかもしれませんが、英国での住民投票の途中経過などから、昨日から既に欧州通貨を中心に随分と為替レートが大きく動きまして、大変な事になっております。今週と言いますか、今月はこれを待っていた感じもありまして、昨日からずっとコンピューターの前に張り付いております。
その割に「いつもの大型指標の時に比べ、戦績がさほど上がってない」と気がついておられるかもしれません。今回この大勝負に際し、色々とルール変更や取引先銀行からの制約があったりしました。
自分でのルール変更・システムトレードはセカンダリにして、プライマリは裁量トレードとする・システムトレードのレバレッジを、通常より低く設定する取引先銀行からの制約(英国時間で23日午前7時~)・レバレッジを通常の半分にする・1オーダーでの発注上限を通常の半分にする
確かに今回の件は今まで誰も経験した事が無い事なので、どうなるのか全く予想ができず、 銀行さんに言われなくてもレバレッジは落とすつもりでした。ただ、その分だけ裁量トレードでガシガシ行こうと思っていたので、やや不満ではありますが、致し方ありません。
出来れば、もう少し早く連絡を頂ければ、私の中で最近は評価が高くて光り輝いているドイチェバンク様に資金を移して、対応したものを……
まあ、敵もそれをさせまいと、直前で言ってきたんでしょうが。銀行が敵かどうかは別として(笑)。まあ、一度資金が流出しますと、なかなか戻ってきませんからね。
と言うことで、昨日からシステムトレードは抑えまして、 裁量トレードをメインにして頑張っております。それと、ユーロポンド(EURGBP)は、本当にどうなるのか見当がつかないので、昨日の早い時間でシステムを停止してあります。ユーロポンドのシステムだけは、他の通貨ペアの値動きを参照して自身の値動きを計算する部分が多く、他のストレートペアの値動きも激しくなるでしょうから計算がいつも通りに可能なのか不安て言う部分もありました。だったら、そんな無駄にリソースを使うのでは無く、別の計算に割いたほうがいいです。
1pip の値動きで何千ドルとか動かれると、損益を見てると心が折れそうなので pip 数しか見ない事にしております(汗)。
どうか無事に、このイベントが終わりますように。
そうそう、私と妹も投票権が「1.b」であるんですが今回の投票は、大使館などでの投票は出来ず、英国本土でしか受け付けてさえくれませんので、見てるだけです(笑)。
そうそう第二弾、さすが英連邦王国だけあって、豪ドルも随分と上げて来てますねえ。先日、豪ドル-円が76円台の時に (元)輸出 (id:yuan2) さんに言って、今後しばらく必要な分の豪ドルを調達しておいてもらって良かったです。