FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/04/20 戦績

 2019/04/20 土曜日 戦績

USDJPY         +37,400円

EURUSD         +25,177円

GBPUSD         +48,201円

AUDUSD               0円

USDCAD         +13,645円

USDCHF         +42,380円

EURJPY          +5,400円

GBPJPY         +16,300円

AUDJPY          +7,500円

CADJPY         +24,200円

CHFJPY         +85,200円

EURGBP               0円

EURCHF            +801円

TOTAL         +306,204円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,220,640円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +15,829,008円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +99,893,987円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,373,811,559円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

この一週間、ドル円が近年稀に見る動きの無さで、どこまで動かないのか逆に楽しみになってきまして、日本時間で土曜日早朝のニューヨーク時間終了を待ってました。実際には、起きたら終わってましたが(笑)。

 

この前の月・火と日米貿易交渉が実質スタートしまして、為替操作を防ぐための条項いわゆる為替条項について話し合うと言う事前情報がありました。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

一般の方が普段の生活から為替レートを感じる事はまず無いでしょうが、外国為替を取引してる我々は、一般の方よりは為替レートに敏感だと思います。それでも、日本円が操作されていると言うところまで、日々感じる事はありますでしょうか?

為替条項をアメリカが入れたいと言ってきていると言う事は、日本が為替操作をしていると示唆しているわけです。為替操作をしていないと言う立場の日本としたら、為替条項なんて入れてもらってもヘッチャラですよとお答えしなければなりません。

 

これ⇩1993年5月からの週足チャートです。

バックが赤くなっている部分が安倍政権の期間になってまして、ドル円は比較的落ち着いている様子が分かります。それにしても、安倍政権は長いですね。政権が安定する事は重要なので、結構な事ではあります。

 

アメリカの提起している為替条項と、この安定しているドル円相場、別に「だから為替操作をしている」と言いたいわけではありません。政権の安定も為替相場のファンダメンタルズには重要な指標ですので、為替相場をするまでもなく政権の安定が為替相場の安定につながっている部分も大きくあるでしょう。

日本としたらその点をアメリカに強くアピールし、仮に受け入れても大丈夫な内容であったとしても、内政執行を制限される可能性のある為替条項は極力受け入れないようにしなければなりません。ただ、為替条項を受け入れることで、他の国内産業に重大なダメージが発生しそうな交渉を回避できるのであれば、通商協定の枠組みとは別に、財務相会談への交渉移行を盛り込む事までは有りかと思ってます。

いずれにせよ、受け入れ可能であっても相手が望むまま「いいよいいよ」と受け入れたところで、余った時間は別の話し合いに費やされてしまうでしょうから、せっかくアメリカが為替条項なんて言う話し合いやすい餌をぶら下げてくれたんです。有効活用しない手はありません。

 

と、そんな事を、全く動かなかったこの一週間のドル円を見ながら考えておりました。私が考えたところで、話し合いに影響があるわけでは無いんですけど(笑)。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2019年04月16日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 31,807 118,913 -87,106 -15,586
EUR (099741) 144,867 242,890 -98,023 +4,175
GBP (096742) 45,932 45,010 +922 +7,438
CAD (090741) 18,256 67,418 -49,162 -5,960
CHF (092741) 6,571 39,155 -32,584 -4,438
RUB (089741) 41,059 6,761 +34,298 +1,100
BTC (1330E1) 1,435 2,469 -1,034 +224
金Gold (088691) 183,213 126,940 +56,273 -49,091
原油 (067651) 616,110 110,852 +505,258 -11,404

 

IMMポジション(2019年04月09日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 19,914 91,434 -71,520 -8,779
EUR (099741) 140,401 242,599 -102,198 -3,014
GBP (096742) 36,260 42,776 -6,516 +3,415
CAD (090741) 24,681 67,883 -43,202 +1,121
CHF (092741) 7,285 35,431 -28,146 -1,880
RUB (089741) 39,215 6,017 +33,198 -814
BTC (1330E1) 1,597 2,855 -1,258 +85
金Gold (088691) 199,507 94,143 +105,364 +10,808
原油 (067651) 621,766 105,104 +516,662 +35,301

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

先週、こんな事⇩を書いてました。

このIMMポジションの集計は毎週火曜日のニューヨーク時間終了ですので、円が比較的買われてダラダラしていた頃、ちょうど上の4月9日分の集計だったわけです。その後の強引な円売り展開はご存知かと思いますが、来週の集計が楽しみです。

仮に週明けに月曜日から円買い相場に突入したとしても、IMMポジションは急には動けませんから、この一連の円売りがIMMポジションに反映するような層(投資家)が動いたものなのか、あるいは噂であったような実需筋のものなのか予想ができると言う事です。もしIMMポジションの動きがあまりなく、実需筋メインだったのであろうと予想が傾いた場合、これは暫く円高方向へ思ったほど動かないかもしれません。実需くらい為替相場で発言力のあるモノはありませんから。

円ショート、一気に15,000ロットも増えてました。ちなみに、1ロットはどれくらいの単位かと言いますと⇩1,250万円 と書いてあります。

https://stat.ameba.jp/user_images/20190421/06/fx-sengyo/04/df/p/o0750036014394847689.png

と言う事は、前週と比べて1,875億円分の円が売られたわけです。

ここで重要なのが、IMMポジションの「Non-Commercial = 投機筋」でそれだけの売りが入っていると言う事は、近いうちに買い戻される可能性が高いと言う事で、FXの超大型版と言ったところなわけです。つまり、実需と違い、未来永劫円安に向かう材料とはならないと言う事なわけです。

じゃ、一体いつ買い戻されるのかと言えば、そんなのは分かりません(笑)。ただ、売買差引だけではなく、買い建ても売り建ても全体的にボリュームが上がり、取引自体が上向きになっているようです。10万ロットを超える売りポジションですから、ちょっとしたニュースで反応しやすいと思われますので、このポジションで現在の相場ですと、もしかしたら上値は限定的になりやすいのかな~と思ったり、思わなかったり・・・・・・ ダイナミックに適当(笑)。 


 

本日は復活祭当日、イースターです。キリスト教のお祭りで、イエスキリストが復活した日のお祝いですから復活祭です。

イースターと聞いて、イースターバニーやイースターエッグを思い浮かべた方、もうそれだけで自慢できるほどイースターに関して十分よく知っております。日本はキリスト教がそれほど広く信じられているとは言えず、そんな日本でもクリスマスは非常にメジャーなお祭りです。じゃイースターはと言えば、イースターバニーやイースターエッグを知っているだけで十分ですと言えるほど、あまり浸透しておりません。

最近、イースターを商機としてショッピングモールやデパートが頑張っていると言う記事を見ますと、「キリスト教の信者はそんな事して欲しいと思ってないと思う」と言うような感想コメントを見ますが、いいえ、知ってもらえるだけでありがたいので、ぜひどうぞと言うのが私の考えです。

クリスマス時期になりますと、ローマカトリック教会が「クリスマスの俗世化が~」と嘆いているという記事を毎年見かけますが、あれはカトリック教徒に対して言っているであって、キリスト教の信者で無い皆さんがお祭りして盛り上がるのは大いに結構だと私は思ってます。ローマカトリック教会さんがどう思ってるのかまでは、本心は分かりませんけど。

私のブログをご覧になられている皆さんは、ここ数日の記事で「聖木曜日に最後の晩餐やって、聖金曜日にキリストさんがなくなって、日曜日に復活したんだな」と頭にインプットされたかと思います。もう、それだけで、日本国民の数パーセントの方しか知らない知識を持っていると言えます(笑)。

ゴールデンウィーク前でもありますし、財布の紐も凄い勢いで固く締めておく必要がある時期でしょう。もし本日やる事が無いようでしたら、教会行って~とかまでは言いませんので、「今日はイースターなんだってな~、イエスキリストが復活した日なんだってな~」とゆで卵でも作って食べながら思っていただければと思います。

少しづつ布教作戦(笑)。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/04/19 戦績

 2019/04/19 金曜日 戦績

USDJPY         +28,200円

EURUSD         +69,291円

GBPUSD         +30,158円

AUDUSD          +7,175円

USDCAD         +43,079円

USDCHF        +154,493円

EURJPY         +36,600円

GBPJPY         +70,900円

AUDJPY          +3,600円

CADJPY         +50,600円

CHFJPY        +236,900円

EURGBP          +3,736円

EURCHF         +12,355円

TOTAL         +747,087円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,914,436円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +15,522,804円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +99,587,783円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,373,505,355円

 

昨日は大納会だったため、東京前場で終了しました(笑)。ウソ情報を見抜ける力が、現代に生きる我々には高く要求されております(笑)。

それにしても昨日の値動きはある種見事で、ドル円なんて⇩こんな感じ。


(TradingView による FXCM社の配信レートです)

上下に引いた赤線、下が111.90 上が111.95 ですから、なんとその間は 5pipsです。矢印を引いて11:25a.mと書いてある、ぴょこっとヒゲが出ておりますところ、その足が東京時間前場のザラ場で最後の足になりまして、11時30分からずっと上下5pipsどころか、ほとんど111.91-94の 3pipsに収まっております(笑)。

それにしても、午後からのヒゲが凄いですね。これドル円だけでなく、ハードカレンシー相互ではポンドドルやポンド円など対ポンドペアもこんな感じでした。これ、流動性の低下を見込んで、FXブローカーのカウンターパーティ(カバー先)がツーウェイプライスのスプレッドを大きくするところが多く、あるいはツーウェイプライスの提示を飛ばし(一時的に提示中止)たりして、安定して価格を提示できなかったのでしょう。だったらFXブローカーもスプレッド広げてしまえばいいんですけど、オーダーが欲しいんでしょうねえ(笑)。 

ドル円やポンド絡み以外の、いつも私が取引している通貨ペアを見ますと、EURUSD, USDCHF, EURCHF は通常とあまり変わらずヒゲが少なく、他にも AUDUSD がキレイでした。「多分、キウイもキレイなんだろうな~」と思いながら、NZDUSDを見てみたところ、やっぱりキレイでした。

おそらくは、昨日の低い流動性の中でも比較的低いスプレッドを提示していた欧州系の銀行と、月曜日のオセアニア時間にいつもアグレッシブなオーダーを受けて外為市場に窓開けと言う恐怖なサプライズを提供してくれている銀行が頑張っていたので、ユーロとスイスフラン相互と対ドル、オセアニア通貨は通常通りの値動きをしていたんだと思われます。

まだ東京時間のうちからヒゲがピョコピョコだったのは、日本の銀行がカバーしきれなくなる事を恐れて白旗だったのでしょう。昨日は、シンガポールや香港も聖金曜日の祝日でお休みでしたので、東京時間に多くの外為取引を引き受けているその辺りの銀行もお休みでした。大丈夫かな?日本の銀行さん・・・・・・ リスクを取らなかったら収益は上がりませんよ? 


 

昨日の指標、期待する方がそもそも間違っていたのかもしれませんが、それでも若干良かった日本の消費者物価指数(CPI)も微動だにせず、逆に「おいおい」とツッコみたくなるようなアメリカの住宅関連指標も完全スルーで、このタイミングならFRBが緊急利下げを発表しても大丈夫なんじゃないかと思ったり(笑)。

日本国3月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国消費者物価指数
(前比)
+0.2% +0.5% +0.5%
全国消費者物価指数コア
(前比)
+0.7% +0.7% +0.8%
全国消費者物価指数コアコア
(前比)
+0.4% +0.4% +0.4%
日本国1-3月期
0850JST
前回値 結果
日銀貸出動向調査
企業向け資金需要判断DI
+4 +3
日銀貸出動向調査
公共向け資金需要判断DI
  0 +2
日銀貸出動向調査
個人向け資金需要判断DI
+3 +3
米国3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数(年換算) 114.2万件
116.2万件
123.0万件 113.9万件
住宅着工(前比) -12.0%
 -8.7%
+5.9%  -0.3%
米国3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設許可件数(年換算) 129.1万件
129.6万件
130.0万件 126.9万件
建設許可(前比)  -2.0%
 -1.6%
+0.7%  -1.7%

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
04/17 2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +702.9万バレル   -139.6万バレル  
ガソリン在庫(前比) -771.0万バレル   -117.4万バレル  
中間留分在庫(前比) -11.6万バレル   -36.2万バレル  
クッシング原油在庫(前比) -113.3万バレル   -154.3万バレル  

 

=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
04/18 2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比) +25Bcf +87Bcf +92Bcf

あと、EIAの燃油在庫集計と天然ガス在庫集計を貼るの忘れていたので、一緒に貼っておきます。 


 

本日は聖土曜日、ブラックサタデーとも言われまして、聖金曜日に自ら望んで受難を受けたイエスキリストが日曜日に復活するまで眠りについている日です。

ところで!前から気になっていたのですが、ブラックサタデーと日本語で検索しますと、wikipedia のこのページが登場します⇩

ブラック・サタデー(Black Saturday、黒い土曜日)とは、1984年7月14日、ビンス・マクマホンと彼の団体WWFが、ジョージア・チャンピオンシップ・レスリング(GCW)のレギュラー番組枠であった、スーパーステーションWTBS(現在のTBS)の毎週土曜夜の放映枠を乗っ取った事件を指して、アメリカのプロレスファンが名付けた名前。この出来事は、この後10年以上にもわたって繰り広げられたアメリカプロレス界の熾烈な視聴率戦争(マンデー・ナイト・ウォーズ)のきっかけにもなった。

ja.wikipedia.org

これ、せめて「曖昧さ回避」で聖土曜日へのリンクくらいは作ってもらえないものでしょうかねえ。えっ?自分でやれ? いや、自分でやって削除されたりしたら悲しいじゃないですか。新しいページや曖昧さ回避を作るのって、凄い白熱したバトルを制さないとならないようなイメージがあるんですけど。

英語版の聖土曜日 = Holy Saturday のページには、ちゃんと出典付きで色々な言い方の例が列挙され、そこにちゃんとブラックサタデー(Black Saturday)も含まれてますので、wikipedia のレベルが高い編集者の方がここをご覧になられてましたら、ぜひよろしくお願いします。

also known as Holy and Great Saturday, the Great Sabbath, Black Saturday, Joyous Saturday, or Easter Eve,[1]

en.wikipedia.org

 


 

昨晩は、平成最後の満月だったそうで、

tenki.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

平成最後は別としましても、なかなか見事な満月でした。どんどん「平成最後」も消化されていき、令和を迎える日が近づいてきました。

ところで、私のパソコンの Goole IME では、まだ令和が変換できません。あちこち、いろいろとアップデートを止めてしまってるので、どうやら Google IME のアップデートも止まってしまっているようです。アップデートさせるか、手で登録するか、そもそもアップデートを停止させていたら Google IME 使ってる意味が無いようにも思えてきました(笑)。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/04/18 戦績

 2019/04/18 木曜日 戦績

USDJPY         +57,900円

EURUSD        +175,019円

GBPUSD         +89,446円

AUDUSD         +10,968円

USDCAD        +123,762円

USDCHF        +350,245円

EURJPY        +140,400円

GBPJPY        +210,600円

AUDJPY         +22,200円

CADJPY        +171,300円

CHFJPY        +413,300円

EURGBP         +20,748円

EURCHF         +42,618円

TOTAL       +1,828,506円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,167,349円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +14,775,717円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +98,840,696円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,372,758,268円

 

もう、スイスフラン専業に名前変えようかな(笑)。

こう言うの言ってると、そのうち足元すくわれるんで要注意です。1万円を元金にして毎日5%づつ勝って行くと、週5日の年52週で1年後には32億円になる妄想と大して変わりません。わざわざ計算して32億円とか書くのもイヤラシイんですが、いつでもパソコンにエクセルは起動しているので大した手間ではなく、エクセルはメモ帳にもなるし電卓にもなるし大変便利です。

そう言えば、エクセルで単純複利計算って皆さんどうやってます?正攻法でFV関数使ってもいいんですけど、上のセルに一定率で掛け算して行くのをば~っとコピーしたら早いんで、私はそっち派です(笑)。

 

例えば今回のような毎日5%づつ増える計算の場合、FV関数でしたら、

=FV(5%,260,0,-10000)

です。なんで元金の設定部分がマイナスなのかと言えば、もともと借金返済を計算するため用みたいな関数なんで、増える計算の場合には逆なんですね。

このFV関数でも手打ちしたら早いんですが、これを手打ちしたりあるいは関数の挿入メニュー使って入れたりするよりも、A1セルに10,000と入れ、A2セルにA1*1.05としたのをば~っと下にコピーして、261行目見た方が早いかな?みたいな。

こんな感じで⇩

計算式じゃなくて通常通り結果を表示すると、B261セルに入れたFV関数の結果とA261セルの結果が同じだと分かります。

ちなみに、セルに計算結果ではなく計算式を表示させるのは、エクセルのオプションに「計算結果の代わりに数式をセルに表示する」と言うのがあり、以前会社勤めしていた頃は、誰かに説明する必要があった私としては非常に便利な機能なんですが、割と知られていない機能だったりします。

https://stat.ameba.jp/user_images/20190419/01/fx-sengyo/ff/4c/p/o0936067814393671427.png

 

そんな感じで、また今日も超脱線しました(笑)。昨日の市況ですが、とにかくスイスフランが売られて売られて状態継続、一部では指標に反応したような感じのところもありました。その反応したと言われているの指標ですが、日本時間で午後4時半にありましたドイツの製造業購買担当者景気指数でした。

ドイツ4月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩製造業購買担当者景気指数
速報値
44.1 45.0 44.5

確かに、事前の市場予想よりは低いんですが、前回値との比較でも極端に落ちているわけではありません。この購買担当者景気指数(PMI)と言う指標、50を下回ると景気後退と見る向きが多いと言う事なんですが、ここで市場予想の45.0から0.5ポイント下回った44.5でここまでの反応はちょっとやりすぎかなと⇩

ドイツの指標なのでユーロが大きく落ちているのですが、他に、ポンドも豪ドルも、ありとあらゆる通貨ペアが米ドルと円に対して下落しております。これ、ドイツの製造業PMIが悪かったと言うのは単なるトリガーで、しかもユーロを売ると言うよりも米ドルと円を買うのが目的だったのでしょう。

 

次、あまりいつもは注目していないんですが、毎週公表されておりますアメリカの失業保険関連指標が凄い事になってまして⇩

米国 週次
04/18 2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 19.7万件
19.6万件
20.5万件 19.2万件
🎯失業保険継続受給件数 171.6万件
171.3万件
172.0万件 165.3万件

新規の失業保険申請件数なんてどうでもいいんですが、継続受給者が一気に170万件を切りまして、昨年後半に付けた過去40年間での最低レベル更新来るか!くらいの勢いになってきました。ちなみに160万件を下回った事は、過去40年間ではなく、最後は1973年1月の事です。まあ、2009年の金融危機の際には650万件とか行っていたんで、現状でも恐ろしく低レベルなのは間違いありません。

この結果を受け更にドル買いが加速、不動明王のように動かなかないドル円もドル高に若干進みました。112円ちょっと超えただけですけど。しっかし、このドル円の強靭なドルペッグ状態はいつまで続くんでしょうか。MT4でも、TradingView でも何でもいいので、週足見られる方はドル円の週足見てもらえれば、思わず笑ってしまうかと思います。

どうよ?これ⇩(笑)。

現状で、上は112.20下は111.70の50pips幅でダブルバリアのノックアウト、いわゆるダブルノータッチオプションが権利有効と言う恐ろしい状態になってます。

 

他の指標もありましたが、豪ドルがオーストラリアの雇用関連指標で行って来いしたくらいでしょうか。

オーストラリア3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +10,700人
 +4,600人
+12,000人 +25,700人
失業率 4.94%
4.95%
5.00% 5.04%
労働参加率 65.57% 65.60% 65.66%
ドイツ3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比)  -0.1% +0.2%  -0.1%
生産者物価指数(前比) +2.7% +2.6% +2.4%
スイス3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +29.43億CHF
+31.25億CHF
+28.50億CHF +31.79億CHF
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.6%
+0.4%
 -0.3% +1.1%
小売売上高(前比) +4.0% +4.6% +6.7%
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コア小売売上高(前比) +0.4%
+0.2%
 -0.3% +1.2%
コア小売売上高(前比) +3.8% +4.0% +6.2%
米国3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.2% +0.9% +1.6%
小売売上高コア※1(前比)  -0.2%
 -0.4%
+0.7% +1.2%
小売売上高コア※2(前比)  -0.7%
 -0.6%
+0.5% +0.9%
小売売上高コア※3(前比)  -0.3%
 -0.2%
+0.5% +1.0%
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.4%
 -0.3%
+0.4% +0.8%
小売売上高コア(前比)  -0.6%
+0.1%
+0.2% +0.6%
米国 週次
04/18 2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🎯新規失業保険申請件数 19.7万件
19.6万件
20.5万件 19.2万件
🎯失業保険継続受給件数 171.6万件
171.3万件
172.0万件 165.3万件
米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Philly連銀製造業指数 +13.7 +10.4  +8.5
米国2月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業在庫(前比) +0.9%
+0.8%
+0.4% +0.3%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数 +0.1%
+0.2%
+0.4 +0.4

 

=別表= 購買担当者景気指数・主要国速報値

オーストラリア4月
0800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
速報値
52.0 52.0 51.0
サービス業購買担当者景気指数
速報値
49.3
49.8
49.8 50.5
(複合)購買担当者景気指数
速報値
49.5
50.0
50.0 50.6
日本国4月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
速報値
49.2 49.2 49.5
フランス4月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
速報値
49.7 50.0 49.6
サービス業購買担当者景気指数
速報値
49.1 49.8 50.5
(複合)購買担当者景気指数
速報値
48.9 49.8 50.5
ドイツ4月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩製造業購買担当者景気指数
速報値
44.1 45.0 44.5
サービス業購買担当者景気指数
速報値
55.4 55.1 55.6
(複合)購買担当者景気指数
速報値
51.4 51.7 52.1
ユーロ圏4月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
速報値
47.5 47.9 47.8
サービス業購買担当者景気指数
速報値
53.3 53.2 52.5
(複合)購買担当者景気指数
速報値
51.6 51.8 51.3
米国4月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
速報値
52.4 52.8 52.4
サービス業購買担当者景気指数
速報値
55.3 55.0 52.9
(複合)購買担当者景気指数
速報値
54.6 54.6 52.8

 


 

あまりこの手の話題を表で書きたくは無いんですが、ちょこっとだけ。先日からニュースになっておりましたこれ⇩

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ついに、大学側と合意したそうです。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ネット上では今回のこの件に関して「やっと日本もか」のような、期待感を持った書き込みが多くあります。もしかしたら、ネガティブな意見を私が見つけられてないだけかもしれませんが、少なくてもニュースサイトなどのコメントでは、この通年採用への移行へのポジティブな書き込みが多く見られました。

私の個人的な見解ですが、せっかく日本の良い仕組み「比較的多くの大学生に、比較的公平に就職できる機会がある」と言うのを潰してしまうように思えて、残念です。

 

新卒で就職しないとレールから外れてしまうと言う問題は、この一括採用から通年採用と言うのとは別の部分で議論しないとならない事のように思います。「あれは、これは」と、他にも色々と言いたい事はあったりもするんですが、とりあえずそう言う事で。


 

昨日、日本時間で午後2時ごろ、台湾の花蓮で大規模な地震が発生したとの事で、日本でも大きくニュースで取り上げられました。花蓮と言うと昨年も大きな地震がありまして、今年になってからも台湾では何度か地震が発生しており、度重なる地震で台湾も日本と同じように地震が多いと言う事を改めて感じさせます。

今回の地震、幸いにも亡くなった方の情報がなく、このまま怪我をされた方の快方で事態が収束する事を祈っております。もちろん、街や家屋の修繕や今後に備えた補強が必要になるでしょうから、今回もまた必要であれば日本や世界の国々から協力しあい、また日本や世界が台湾の協力を必要とした時に手を貸してもらえるような関係がより進めばいいなと思います。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/04/17 戦績

 2019/04/17 水曜日 戦績

USDJPY         +28,400円

EURUSD         +83,389円

GBPUSD        +180,736円

AUDUSD         +26,433円

USDCAD         +65,247円

USDCHF        +227,359円

EURJPY         +52,300円

GBPJPY        +130,300円

AUDJPY         +18,600円

CADJPY        +114,500円

CHFJPY        +209,700円

EURGBP         +34,909円

EURCHF         +86,416円

TOTAL       +1,258,289円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,338,843円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +12,947,211円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +97,012,190円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,370,929,762円

 

最近は非常に動意が薄い相場の中で、突如ダイナミックに極端な動きをする事が多くありまして、例えば昨日の東京前場付近からのドル円⇩

珍しく、取引中からどこのどいつが仕掛けたのか犯行声明ほとんどバレバレになってましたが、仕掛けたとアピールする事で乗ってくる他社もあるかと待ってたら、安くなった円に本邦輸出勢が喰らいつき、全部食べられて全戻りで終了みたいな感じでした。本邦輸出勢がと言うのはどこぞの金融端末の受け売りなので、実際には違うのかもしれませんけど。

 

豪ドルも、日本時間で朝7時45分にあったニュージーランドの指標で動かさせられたと思ったら、今度は午前11時の中国の指標で倍返し状態⇩

中国の指標発表は直接確認してないのですが、豪ドルが上昇したのはチャート的に午前10時59分台からでして、もしかしたらフライング発表があったんでしょうかね?いや、中国の場合は指標発表時間は本当に予定であって、発表した時間が発表時間になるため、よく時間が変わるんです。中には、3日くらいの範囲を発表予定日にしてある指標なんかもあったり(笑)。

 

そう言えば、豪ドルをも動かしたNZ(ニュージーランド)ドルなんですが、こちらもかなり極端に変動してまして、上から下まで110pis(笑)。これ、NZドルの現在のレートがポンドドルの表面上のレートの半分くらいですので、ポンドドルだと220pipsくらい動いた効果(動いたのと同じ率)があります。

ポンドドルでも220pips動いたら大したものだと思うんですけど、一体どんな指標がここまでNZドルを動かしたのかと言えば、単なる消費者物価指数(CPI)でした。普段私はNZドルを取引してないので指標結果すらあまりニュージーランドを取り上げないんですが、こんな感じ⇩

NZ第1四半期(1-3月)
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(CPI)確定値
(前比)
+0.1% +0.3% +0.1%
消費者物価指数(CPI)確定値
(前比)
+1.9% +1.7% +1.5%

いつも他の国の指標数字を見てると、前回値や事前の市場予想を下回ったと言っても大した事無いようにも思えるんですが、NZ中銀のRBNZが前回の金融政策発表時にこんな事を言ってるんです⇩

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

つまり、CPIの低下で、ますます利下げの可能性が高まったと言う「利下げ売り」が発動したわけです。たぶんなっ。

 

大きく反応したと言えば、昨日はカナダドルも午後9時半に発表になりました貿易収支の数値が良かった事で反応しておりまして、先日4月15日月曜日に意味もなく売られた分を戻しておりました。 

なお、良かった貿易収支を受けて買われたカナダドルはその後全戻しされてまして、ここも一体何をしたいのかよくわかりません。

 

市場が非常に薄くなっている感じでして、ちょっとした事で行き過ぎ、行き過ぎたら買い戻され売り戻されを繰り返している、いつも行き詰まって方向感が見えなくなって来た時のパターンです。

そんな中で、独自路線を貫きキレイに動いているのが、昨日も書いたスイスフランだけです。とにかく、ここ数日間は主要通貨の中ではスイスフランだけが見事に売られてまして、実はもうひとつキレイに売られているのが金(Gold)なんです。また、主要通貨以外ではロシアンルーブルが4月に入ってから上げ続けている感じです。

スイスフランと金が売られ、ロシアンルーブルは買われ、でも決してリスクを取ろうと積極的に投資をしているリスクオンムードでもありません。これは一体・・・・・・ 正直ワカンネ(笑)。

通信社や新聞社が各種理由を書いているのは、あれは書くのが仕事だからです。投資銀行のアナリストが偉そうに講釈タレてる解説しているのは、あれは解説するのが仕事だからです。だいたい、あれ全部当たってたら、通信社や新聞社の記者は自分で莫大な利益を出してるでしょうし、投資銀行も潰れたりしません。

分からない時は分からないと認められるのも、個人でやってる強みです。通信社や新聞社の書いてるニュース記事を鵜呑みにしたり、ネット上に散見する "はくしきなみなさま" が書いたものを見て分かったつもりになり、急変した相場の流れに逆らっている事に気がつくのが遅れる事が無いようにして欲しいと思います。


 

昨日の指標は、こんな感じ。午後5時半にあった英国のCPIも落としてるんですけど、NZドルのようには動いてくれませんでした。まあ、英国の場合には、利上げだ利下げだ言ってる場合と違いますし。 

日本国3月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易統計
通関ベース・季節調整
 +3349億円
 +3390億円
 +3722億円  +5285億円
貿易統計
通関ベース・季節調整済
 +1161億円   -2425億円   -1778億円
中国3月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +5.3% +5.9% +8.5%
中国3月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +8.2% +8.4% +8.7%
中国第1四半期(1-3月)
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前同期比)
+6.4% +6.3% +6.4%
中国第1四半期(1-3月)
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
季節調整済(前比)
+1.5% +1.4% +1.4%
日本国2月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率(前比)  -4.0%
 -4.7%
+1.0%
イタリア3月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.3% +0.3% +0.3%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.0% +1.0% +1.0%
イタリア3月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.1%
+1.1%
+1.1% +1.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+2.3% +2.3% +2.3%
ユーロ圏2月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支・季節調整 +371億ユーロ
+368億ユーロ
+268億ユーロ
経常収支・季節調整 +106億ユーロ
 +93億ユーロ
+155億ユーロ
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数
(前比)
+0.5% +0.3% +0.2%
消費者物価指数
(前比)
+1.9% +2.0% +1.9%
消費者物価指数コア(前比) +1.8% +1.9% +1.8%
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売物価指数 285.0 285.7 285.1
小売物価指数
(前比)
+0.7% +0.2%   0.0%
小売物価指数
(前比)
+2.5% +2.6% +2.4%
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
(前比)
+0.3%
+0.1%
+0.2% +0.3%
生産者物価指数
(前比)
+2.4%
+2.2%
+2.1% +2.4%
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数コア
(前比)
+0.2%
+0.1%
+0.1%   0.0%
生産者物価指数コア
(前比)
+2.3%
+2.2%
+2.2% +2.2%
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.3% +1.0% +1.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.4% +1.4% +1.4%
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.3% +1.3% +1.0%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.8% +0.8% +0.8%
ユーロ圏2月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +174億ユーロ
+170億ユーロ
+220億ユーロ +195億ユーロ
貿易収支(ユーロ圏)  +15億ユーロ +123億ユーロ +179億ユーロ
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -30.9億加ドル
-42.5億加ドル
-35.0億加ドル -29.0億加ドル
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.7% +0.7% +0.7%
消費者物価指数(前比) +1.5% +1.9% +1.9%
消費者物価指数コア(前比) +0.7% +0.3%
消費者物価指数コア(前比) +1.5% +1.6%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -511億ドル -535億ドル -494億ドル
米国2月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売売上高(前比) +0.5% +0.3% +0.3%
卸売在庫(前比) +1.2% +0.5% +0.2%

 

指標も多い割りにインパクトがあるものが少なく、重要指標をもう少し月中ごろに散りばめて欲しいです(笑)。値動きも、もうちょっとでいいので、全体的に動いてくれると嬉しいのですが。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/04/16 戦績

 2019/04/16 火曜日 戦績

USDJPY         +22,400円

EURUSD         +63,127円

GBPUSD        +122,931円

AUDUSD         +45,419円

USDCAD         +92,403円

USDCHF         +73,088円

EURJPY         +25,600円

GBPJPY         +56,100円

AUDJPY         +27,700円

CADJPY         +66,900円

CHFJPY         +49,200円

EURGBP          +6,722円

EURCHF         +53,280円

TOTAL         +704,870円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,080,554円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +11,688,922円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +95,753,901円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,369,671,473円

 

昨日も、狭~いレンジでの動きに終始する通貨ペアが多く、いっその事そのレンジで一生動いていて欲しいとも思うのですが、そう言うわけにもいきません。いや、我々としては望むところですが、それ必ずスイスフランや韓国ウォンのような酷い目にそのうち遭うのは分かってるんで、逆に怖くて取引できなくなっていまいます。

 

ちょっと話しが脱線しますが、もしレンジ相場での取引が不安なく可能だとしたら、カレンシーボード制を用いて(主に)ハードカレンシーにペッグしている通貨だけなんですが、これもまた大量に売り浴びせるとなると、調達した通貨の量によってどんどん金利が上昇すると言う副次的な作用によって断念せざるを得なくなると言う、中銀介入よりも恐ろしい事態となります。実際にアジア通貨危機の際、香港金融当局が香港ドル防衛のために市中銀行から香港ドルを大量に買い戻したため、香港ドルの銀行間翌日物金利よくオーバーナイト金利と言われるものですが、これが 280%まで到達したとの記録があります。

なにせ、ヘッジファンドは香港ドルを売り浴びせるために香港ドルを入手する必要があり非常に高い香港ドルの応需になっているところで、香港金融当局が更に上をいくほどの香港ドル買い戻しなんですから、香港の銀行に香港ドルが無くなってしまうわけです。「需要があるのに商品が無いから価格が上昇する」そんな簡単な市場原理で、本来でしたら価格が上昇するはずのところ、香港ドルは価格が一定幅以上は変動できないため、金利と言うプレミアムがどんどん上昇したわけです。

よく、アジア通貨危機の際に香港ドルの金利が 23%になったと言われますが、これはアジア通貨危機で香港ドルが売り浴びせられた事で発生したものではなく、その後の金融不安が拡大した際に香港金融当局が設定した金利でして、銀行間では市場原理で金利が決定するためオーバーナイト280%とか言う、日本だったら完璧に出資法違反となる恐ろしい金利にまで上昇したと言うわけです。

現在でも世界中にはカレンシーボード制によるペッグされた通貨が存在してますが、欧州にある国でユーロにペッグしている又はカリブ海にある国で米ドルにペッグしている等のように地理的に結びつきがある通貨同士や、英連邦の小規模国が英ポンドにペッグしていると言う政治的な結びつきがある通貨同士を除きますと、カレンシーボード制の純粋なメリットを活かした採用と言うのは、米ドルとペッグする香港ドル、同じく米ドルとペッグするジプチフランだけかもしれません。シンガポールドルにペッグするブルネイドルや、香港ドルにペッグするマカオパタカなどは、ペッグ先の通貨に対する通貨代替も同時に発生しているためカレンシーボード制でペッグしていると言うより、規模からしても自主通貨を持っていると言う事実だけのために発行しているようなものです。

あれ?ちょっと話しが脱線します、が、随分と長くなりました(笑)。


 

昨日のイベントで、豪州中銀RBAが前回も金融政策会合の議事要旨を公開しまして、私としては「無風通過」を予想していたのですが、思った以上に動いてくれまして、大変結構な事です。もっとも、夜になって全戻りでしたけど⇩

 

それとユーロなんですが、 午後6時過ぎにちょぴっと動きました。

午後6時にあった指標のZEW景況感指数の数字が良かったので、それで動いたのかと思えばそうでは無く、こんなニュースが市場で出まして反応したようです⇩

ECBの経済見通しは楽観的すぎるとみている。ECB内の討議を直接知る4人の関係筋が明らかにした。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ほんと、その4人って誰だよ?って感じなんですが、市場の皆様もそう思ったようでして、一瞬の下落のあとで全戻しと言う事になったわけです。ほんと、もし私が通信社の記者なら、先にユーロ売ってますよコレ(笑)。


 

この動かない相場の中で刺激となりそうなのが経済指標ですが、英国の雇用関連指標は若干の悪化がありましたがスルー、かなり良い数字を叩き出したドイツとユーロ圏のZEWもほぼスルー、 アメリカカナダの指標も非常に限定した小さな反応しか無いと言った感じでした。市場は何に反応しようとしているのか、市場は何を待っているのか、全くの謎です。

米国2月
04/16 0500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対米証券投資 -1437億ドル  -216億ドル
対米証券投資(短期債除く)   -72億ドル +519億ドル
中国3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新築住宅価格(前比)
算出値
 +0.53%  +0.61%
新築住宅価格(前比)
算出値
+10.4% +10.6%
日本国2月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
第三次産業活動指数(前比) +0.6%
+0.4%
 -0.2  -0.6
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業保険受給者数増減 +26,700人
 +27,000人
+20,000人 +28,300人
失業率 2.9% 2.9% 3.0%
英国2月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ILO方式失業率 3.9% 3.9% 3.9%
英国2月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
週当たり平均賃金
前3ヶ月前年比(手当込み)
+3.5%
+3.4%
+3.5% +3.5%
週当たり平均賃金
前3ヶ月前年比(手当なし)
+3.5%
+3.4%
+3.4% +3.4%
ドイツ4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数  -3.6 +0.8 +3.1
ユーロ圏4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数  -2.5 +1.2 +4.5
ユーロ圏2月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設支出(前比)  -0.8%
 -1.4%
+3.0%
建設支出(前比)  -0.1%
 -0.7%
+5.2%
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対加証券投資 +285.9億加ドル
+284.0億加ドル
+120.5億加ドル
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比) +0.8%
+1.0%
  0.0%  -0.2%
米国3月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +0.1% +0.2%  -0.1%
設備稼働率 79.0
78.2
79.1% 78.8%
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAHB住宅市場指数 62 63 63

 


 

最近、スイスフランの下落が続いております。あれだけスイス中銀が「為替介入してもフラン高を阻止する」と明言していたので、さぞスイス中銀としてはご満悦なことでしょう。もう、3月下旬に入った3月21日くらいからスイスフランはずっと下がりっぱなしでして、そろそろ最近の攻防戦である1ドル1.01フランに差し掛かろうとしております。

普段スイスフランを取引されていない方も、スイスフランは怖いと言う方も、ちょこっと注目しておいて損は無いかなと思います。なにしろ今回のこの1.01の攻防は、以前のスイスフランショックの時と違い、スイスフラン安への攻防ですからスイス中銀の心理的な応援が入っております(笑)。

それと、スイス中銀が一番注意している対ユーロではなく対ドルですし。ちなみに、対ユーロでも比較的安値のレンジ上限1.14に到達しそうな感じですので、もし対ドルでも対ユーロでもレンジブレイクしたとしたら、スイスフラン一段安とか来るかもしれません。来ないかもしれませんけど(笑)。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら