FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/02/15 戦績

 2019/02/15 金曜日 戦績

USDJPY        +150,900円

EURUSD         +83,449円

GBPUSD        +122,374円

AUDUSD         +23,790円

USDCAD         +70,616円

USDCHF         +62,019円

EURJPY        +179,300円

GBPJPY        +216,400円

AUDJPY         +33,500円

CADJPY        +166,400円

CHFJPY         +42,100円

EURGBP         +36,593円

EURCHF         +54,136円

TOTAL       +1,241,577円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,167,135円

 

月間戦績(02月)

TOTAL      +13,414,460円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +39,288,014円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,313,205,586円

 

大して面白くも動きもない相場に若干飽きてきてました。ただ、人と言うのは、値動きがあるとか無いとかでは無く、「思い通りに動いてウハウハ儲かれば面白いし飽きもしない」のでしょう(笑)。本当に面白くないものと言えばちょろちょろ出てくる金融非金融問わず各種ニュースでして、市場が反応薄と言う事からも、面白くないと思っている市場参加者は私だけでは無いようです。

今週は政治絡みで動きやすいのかと思っておりましたら、一昨日なんかはアメリカの指標でガツガツ動いてしまうほど政治絡みにも期待できない様子が伺えまして、昨日もそのままの流れで行くのかと思いきや、英国のダイナミックに盛りに盛った大幅増となった小売売上高が出ても少し反応した程度、アメリカの弱い鉱工業生産が出てもあまりご関心がなく、日付が変わる頃に出たミシガンなんとかさんが強い数字でも特に動じないご様子。やっぱり、アメリカが来週月曜日に祝日でお休み(になる州が多い)と、既に連休モードでやる気なしな皆さんが多いのかもしれません。

 

そう言えば、Google IME で「やる気なし」を変換しようとすると、以前から「やる気なし男」と言うのが出てきまして、これ何だろう?と思っておりました。今回、せっかくなのでちょこっと調べてみたら、なんか、こう、一言で言えばキモい感じのキャラクターが出てきました(笑)。ただ、しばらく見ていたら憎めないと言うか、俗に言うキモカワ?って言ったらいいんでしょうか。
英国利上げ決定時のご様子⇩

英国利上げ時のあざらしさんのご様子 ブログでおなじみの皆さんはよ~くご存知のように、私「あざらしさん」と言うキャラクターが大好きでして、一昨年くらいに流行していたころ、西でUFOキャッチャーにあざらしさんがいると聞けば持てる財力を動員して大量ゲットしに行き、東で限定商品が発売されると聞けば自転車で出かけて行き大人買いしていたのですが、最近は新しい景品や商品が出ずに寂しい限りです。

同じようなゆるい海獣系のキャラクターに肯定ペンギンのこうぺんちゃんと言う子がおりまして、こうぺんちゃんは続々と新しい景品や商品が登場し、収集欲をおおいに満たしてくれるんです。この、こうぺんちゃんもいいのですが、こうぺんちゃんは全てが優しさだけで出来ているので、結果として人間ダメになるような気がするんですね。人間やっていく上で、時には毒舌で攻撃してくる事もあるあざらしさんくらいが丁度いいかなと(笑)。ぜひ、あざらしさんの作者のグレーさんには次期商品をお願いしたいと思っております。


 

さて、世界情勢に戻ります。前々から噂されておりましたトランプ大統領の秘策、メキシコ国境に壁建設するために非常事態宣言を発令して資金調達すると言うアレですが、遂に実行するようです。

jp.reuters.com

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国家が国民を護るために本当に必要あると考えている事であれば、GDP19兆4千億ドルのアメリカが、たかだか57億ドルの壁建設コストを出し惜しみする必要性は感じず、どんどんやったらいいと思うんです。その是非はアメリカ市民でも住民でも無い私には問えません。ただ、予算と言う面で見たら、特に問題無いだろうと言う事は言えます。

www.jiji.com

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つい先日も、また日本の国債発行残高を指して「日本国民1人あたり借金何百万円」と言うの発表されてましたが、あの国民1人あたり理論で壁建設コストを計算すると、アメリカ市民3億人で57億ドルを割りますと19ドルにしかなりません。一瞬で償却してもアメリカ市民1人19ドルです。1年で償却なら毎月1.58ドル、10年で償却なら毎月16セントです。

どうやって集めるのか?そんなものは米国債発行してしまえばいい。壁建設国債として20年償却の年利4%くらいで、購入限定はアメリカの銀行だけにすれば一瞬で完売でしょう。それじゃ借金になるって?そう、その借金したお金の出処はアメリカの銀行、つまりアメリカの人たちが預けたお金からです。年利4%って、もしこれを税金として集めようとした時の収税コストと比べたら遥かに安いでしょう。

国債の本質ってここでして、広く世の中に散らばってしまっているお金を低コストで集め、必要なところに投下する。

小さいころ、「日本人全員から1円ずつ集めたら1億円になるのにな~」とか考えませんでした?でも、どうやって集めたらいいのか分からない。子供でも、1人から1円づつ集めるのに多くのお金が必要になってしまってダメだと分かります。それを夢物語にしないのが国債と言う仕組みなんです。もちろん、国債発行以外にはこれ以外の理由もありまして、もし仮に無借金状態で国家運営可能なバランスになったとしても、国債発行をしない国家はまずありません。一時期、シンガポールがその状態になりましたが、実際に国債発行しておりました。ただし、国債自体の発行を自国通貨建てで出来る事が前提でして、しかも自国通貨の金融政策を自国で担っている事が肝心です。外貨建てで集めたら、本当に単なる借金になっていまいます。

 

それで、結局はメキシコ国境に壁を作るのかどうか、この発表だけでは何も分かりません。非常事態を宣言しても、当然に撤回も出来るでしょう。市場の皆さんも今回の発表でどこまでトランプ大統領が本気なのか懐疑的なのか、この発表の後でも特に大きく反応する事はありませんでした。ドル買いの伸び悩みとか書いていたメディアもありましたが、週末、特に月曜日は祝日の三連休前のニューヨーク市場でしたら、売り買い交錯でこんなものでしょう。 


 

昨日の指標は、欧米時間での指標がメインでしたが、アジア時間に気になった中国からの指標がいくつかありました。まず消費者物価指数と生産者物価指数ですが、この数字を見るとどこかの島国よりちゃんと集計してるんじゃないのか?的に感じたりするのは、中国と言うものを良く見すぎでしょうか(笑)。

中国1月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +1.9% +1.9% +1.7%
中国1月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.9% +0.2% +0.1%

 

ちょっと騒ぎになっておりましたのは人民元の融資伸びでして、なんと新規での貸出だけで3兆元を超え、マネーサプライM0と言う比較的世の中に近い集計を1月単月の前年比で+17%超と言う驚異的なお金じゃぶじゃぶ状態にしておりました。

中国1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
人民元新規貸出 1兆0800億元 2兆8000億元 3兆2300億元
中国1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM0(前比) +3.6% +10.0% +17.2%
マネーサプライM1(前比) +1.5% +1.9% +0.4%
マネーサプライM2(前比) +8.1% +8.2% +8.4%

毎年1月には中国は貸出が増えるので、それを含めて事前予想されていたでしょうが、カスリもしない結果になったわけです。貸出の80%は企業向けで、そのうち政府からの要請があった中小企業向けの融資が膨らんだようでして、そう言う部分は日本の銀行と比べて羨ましくも感じる一方、ちゃんと与信出来るんだろうな?と言う不安な部分でもあります。中国コケたら世界経済への打撃が凄いでしょうから。 

 

他の指標は、比較的大きな数字が出た英国の小売売上高も反応薄だったのは先程書きましたが、英国単体で見たら指標なんかよりブリグジットに関する与野党攻防の方が注目が高いと言う事でしょう。 

日本国12月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)確定値
-0.1% -0.1% -0.1%
鉱工業生産
(前比)確定値
-1.9% -1.9% -1.9%
日本国12月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率(前比) +1.0% -1.9%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.7%
 -0.9%
+0.2% +1.0%
小売売上高(前比) +3.1%
+3.0%
+3.4% +4.2%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コア小売売上高(前比)  -1.0%
 -1.3%
+0.2% +1.2%
コア小売売上高(前比) +2.9%
+2.6%
+3.0% +4.1%
ユーロ圏12月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +158億ユーロ
+151億ユーロ
+157億ユーロ +156億ユーロ
貿易収支(ユーロ圏) +190億ユーロ +165億ユーロ +170億ユーロ
カナダ12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対加証券投資 +102.4億加ドル
 +94.5億加ドル
 -189.6億加ドル
米国2月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NY連銀製造業景況指数 3.9 7.0 8.8
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入物価指数(前比)  -1.0%  -0.1%  -0.5%
輸出物価指数(前比)  -0.6%  -0.1%  -0.6%
米国1月
2315JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +0.1%
+0.3%
+0.1%  -0.6%
設備稼働率 78.8
78.7
78.7% 78.2%
米国2月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ミシガン大消費者信頼感指数
速報値
91.2 93.0 95.5

 


 

遂に、エアバスの巨大飛行機 A380 が製造完了だそうです。

jp.reuters.com

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やっぱり、あまりにも大きな飛行機は乗り入れ空港が限られるので、難しかったんでしょうね。中型機が地球半周もできる今、大型機でなくても需要がある路線を結べるようになっており、巨大な飛行機は特殊な事情でも無い限り必要なくなってきているのでしょうか。特殊な事情、発着陸回数の制限が多くかつ高需要な路線で投入が考えられます。もしA380を全席エコノミークラスにして、全席埋められたら1人辺りのコストは間違いなく恐ろしく低いでしょう。

かつて、ボーイング社に「日本向け特別仕様機」を作らせたほどの羽田-新千歳。ここに全席エコノミー、全席自由席、渡し船方式で席が埋まったら出発またはある程度の時間が経過したら出発する時刻表が無い運用とかで、いつでも1万円の運賃で使うのはどうなんでしょう。羽田の発着枠の効率化としたら、大型機が一番いいと思うのですが。

実際にやるとしたら、一気に搭乗降機できるように上下2階の出発到着ロビーに、飛行機自体の許可された発着回数を増やす改修、時刻表なしでの運用の許可など、いろいろとハードルはあるかと思います。

まあ、実際にお金を出すわけではないので、こんな勝手な事を言ってられるのでしょうけど(笑)。夢のような大きな飛行機が作られなくなってしまうのは、なんとなく寂しい気持ちです。 


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2019/02/14 戦績

 2019/02/14 木曜日 戦績

USDJPY        +223,400円

EURUSD        +130,238円

GBPUSD        +182,452円

AUDUSD         +16,520円

USDCAD        +113,385円

USDCHF         +52,473円

EURJPY        +128,700円

GBPJPY        +167,100円

AUDJPY         +29,600円

CADJPY         +91,200円

CHFJPY         +65,000円

EURGBP         +26,704円

EURCHF         +38,735円

TOTAL       +1,265,507円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,925,558円

 

月間戦績(02月)

TOTAL      +12,172,883円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +38,046,437円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,311,964,009円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

久々に、アメリカの指標でスパーン!と値が動くところを見た気がします。最近は全然指標では動かないイメージが強いので、もしかしたら最近もあったかもしれませんが、私の記憶にはございません(笑)。

昨日はドイツのGDP発表の時に、どこかの通信社だかがあえて間違った結果を配信して15pipsくらい逆行させるとか言う事があったようですが、何してるんですかね。それにしても、いくつかのGDP数値の中で一つだけ誤配信があり、しかも他の通信社では正常値が配信されていたとなると、これは最初から誤配信があったと分かった上で行った取引の可能性もあるかな~と。分かりませんけどね。ちなみに私のシステムの中の小人さんは、あの数分の上下運動でバッチリやられておりました。

 

とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは貼っておきまして、後ほど何か追記しましたらタイトルに追記と入れておきます。なお、もしかしたら本日は追記無いかもしれません。


 

日本国第4四半期(10-12月)
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
 -0.7%
 -0.6%
+0.4% +0.3%
国内総生産(GDP)速報値
(年率換算・前比)
 -2.6%
 -2.5%
+1.4% +1.4%
英国12月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
-19 -20 -22
中国12月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +570.6億ドル +320.0億ドル +391.6億ドル
フランス第4四半期(10-12月)
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 9.1% 9.1% 8.8%
ドイツ第4四半期(10-12月)
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
 -0.2%  -0.1%   0.0%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.1% +0.7% +0.6%
ドイツ第4四半期(10-12月)
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
 -0.2%  -0.1%   0.0%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.1% +0.7% +0.6%
国内総生産(GDP)速報値
季節調整前(前比)
+1.1% +0.8% +0.9%
ドイツ12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売物価指数(前比)  -1.2%  -0.7%
卸売物価指数(前比) +2.5% +1.1%
スイス1月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -0.6%  -0.4%  -0.7%
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
+0.6%  -0.2%  -0.5%
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
域内総生産(GDP)改定値
(前比)
+0.2% +0.2% +0.2%
域内総生産(GDP)改定値
(前比)
+1.2% +1.2% +1.2%
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
速報値(前比)
+0.2% +0.2% +0.3%
雇用者数
速報値(前比)
+1.3% +1.3% +1.2%
米国 週次
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 23.5万件
23.4万件
22.5万件 23.9万件
失業保険継続受給件数 173.6万件 174.0万件 177.3万件
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
最終需要(前比)
 -0.1%
 -0.2%
+0.1%  -0.1%
生産者物価指数
最終需要(前比)
+2.5% +2.1% +2.0%
生産者物価指数
コア(前比)
  0.0%
 -0.1%
+0.2% +0.3%
生産者物価指数
コア(前比)
+2.7% +2.5% +2.6%
米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.1%
+0.2%
+0.1%  -1.2%
小売売上高コア※1(前比) +0.2%   0.0%  -1.8%
小売売上高コア※2(前比) +0.5% +0.4%  -1.4%
カナダ12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新築住宅価格指数   0.0%   0.0%   0.0%
カナダ12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比)  -1.7%
 -1.4%
+0.4%  -1.3%
米国11月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業在庫(前比) +0.6% +0.2%  -0.1%

 


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2019/02/13 戦績

 2019/02/13 水曜日 戦績

USDJPY        +151,200円

EURUSD        +184,077円

GBPUSD         +72,157円

AUDUSD         +35,276円

USDCAD         +59,432円

USDCHF         +78,672円

EURJPY        +191,900円

GBPJPY        +273,400円

AUDJPY         +42,100円

CADJPY        +177,800円

CHFJPY        +106,200円

EURGBP         +11,317円

EURCHF         +25,903円

TOTAL       +1,409,434円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,660,051円

 

月間戦績(02月)

TOTAL      +10,907,376円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +36,780,930円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,310,698,502円

 

最近の金融市場を支配しております政治的な話題、昨日は若干の進展があったようです。東京時間にトランプ大統領が米中通商協議の期間延長を示唆したとの事で中国の株式市場などでの反応があり、上げ基調であったアジアの株式市場の中でも上海総合指数は前日比+1.84%と、日経平均の前日比+1.34%や東証マザーズ+1.61%を上回っておりました。

また、夜になりニューヨーク時間に入ると、このところ連日「するする」とするする詐欺状態でした「国境警備に関する超党派合意を盛り込んだ予算案」に大統領が署名すると言う報道が昨晩も出まして、どうも今回は本番との見かたが濃厚のため米株が上昇したと言う感じのようです。

www.nikkei.com

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これ、次は「署名のために側近がペンにインクを補充」とか「署名のために大統領が執務室に向かった」とか「座った」とか「ペンを手に取った」とか言う報道で一喜一憂するんでしょうか?(笑)。

 

そして我らが英国ですが、ブリグジットの交渉責任者であるオリー・ロビンス顧問が「議会に残された選択肢は、首相案を承認するか離脱延期かどちらかだ」と言う非公式な見解を英国のテレビネットワークITVが報じた事をうけ、離脱の期限が延期される可能性から英株が買われると言う状況。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

もっとも、当然のようにこの話しは否定されたのですが、いつもフェイクニュースだろうが何だろうが関係なく飛びつき、噂があれば買って買って買いまくる皆さんですから否定なんて何の役にも立たなかったようで、英国株FTSE100が前日比+0.81%上昇で終わっておりました。

jp.reuters.com

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株式市場が活況になりますと為替相場にも動きが出てきて、ありがたい事です。

 

今週に入り、ドル円は少しづつ円安方向に向かっております。毎日毎日、年初来の円安を更新しておりまして、110円台くらいで年初来と言うのが「どうかな?」と言う感じはするのですが。ところで、このチャート⇩

先週からのドル円と米国債利回りを重ねたチャートなんですが、月曜日のスタートと本日早朝0時付近を合わせますと、あらま~ピッタリ! だから何?と言う事もないのですが、ドル円は上昇基調に入る時に米国債利回りと同期する事が多いので、なんとなく嬉しくなって貼り付けてみました(笑)。

 

昨日、ニュージーランド準備銀行が金融政策を発表しまして、そのうち政策金利は事前の予想通りに据え置きとなりました。 

ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

1000JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
1.75% 1.75% 1.75%

普段ニュージーランドドルは取引していないのですが、ブリグジット決定の住民投票が可決された混乱の中で69円台で買ったニュージーランドドルをまだ持つ羊飼いとしては、一応気になります。

ところで、ニュージーランド準備銀行の金融政策発表は、いつも日本時間で早朝6時(夏時間では5時)だったのですが、今回から日本時間の午前11時(夏時間では10時)に変更になってます。実は昨年の6月に発表になっておりまして、1月には金融政策会合が無かったので今回から発表時間が変更になってます。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 

 


 

昨日の指標ですが、またしても英国の指標祭りとアメリカでも消費者物価指数(CPI)が発表になりました。英国の方は特に大きく反応も無かったのですが、アメリカのCPIに反応したのが円とユーロ、この2つは米CPIに反応して一段安に行くための手がかりを掴んだように思えます。ドル円は111円を超える力が、ユーロドルは直近に失敗している1.1250を破る力が、それぞれ見えてきたように思えます。(ドル円は本日早朝にとりあえず111円台は付けておりました。)

オーストラリア2月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数  99.6 103.3
消費者信頼感指数(前比)  -4.7 +4.3
日本国12月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業物価指数(前比)  -0.6%  -0.2%  -0.6%
企業物価指数(前比) +1.5% +1.0% +0.6%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数
(前比)
+0.2%  -0.7%  -0.8%
消費者物価指数
(前比)
+2.1% +1.9% +1.8%
消費者物価指数コア(前比) +1.9% +1.9% +1.9%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売物価指数 285.6 283.2 283.0
小売物価指数
(前比)
+0.4%  -0.8%  -0.9%
小売物価指数
(前比)
+2.7% +2.6% +2.5%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
(前比)
 -0.3%   0.0%   0.0%
生産者物価指数
(前比)
+2.4%
+2.5%
+2.2% +2.1%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数コア
(前比)
+0.1%
+0.1%
+0.2% +0.4%
生産者物価指数コア
(前比)
+2.4% +2.3% +2.4%
ユーロ圏10月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
 -1.7%  -0.4%  -0.9%
鉱工業生産
(前比)
 -3.0%
 -3.3%
 -3.2%  -4.2%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
実質賃金(前比) +0.7% +0.4% +0.1%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)  -0.1% +0.1%   0.0%
消費者物価指数(前比) +1.9% +1.5% +1.6%
消費者物価指数コア(前比) +0.2% +0.2% +0.2%
消費者物価指数コア(前比) +2.2% +2.1% +2.2%

 


 

本日はバレンタインデーです。よく「バレンタインデーでチョコレート贈るのは日本だけ~」と言う話しがありますが、あれは嘘です。「クリスマスに大騒ぎするのが日本だけ、ハロウィンに大騒ぎするのが日本だけ」そんな類の話しを真剣に信じる方はおられないかと思いますが、それと同じ感じです。ここまで商業的なのは日本がトップクラスと言う意味でしたら、クリスマスにしろハロウィンにしろ、本日のバレンタインデーにしても間違っていないとは思いますが。

 

先日、マイクロソフトが運営する検索サイトBingのアメリカ版で、こんなアンケート調査がありました。「バレンタインデーにもらうなら、どっちがいい?」

8割近くがチョコレートと回答しておりまして、まあ花なんてもらっちゃったらお返しが大変とか言う事情もあるかもしれませんけど(笑)。雑学王のような「バレンタインデーでチョコレート贈るのは日本だけ~」とか言う話しにこだわらず、せっかくの日ですので楽しんで過ごせればいいかなと思います。


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2019/02/12 戦績

 2019/02/12 火曜日 戦績

USDJPY        +178,700円

EURUSD        +132,929円

GBPUSD        +156,943円

AUDUSD         +10,374円

USDCAD         +49,059円

USDCHF         +84,472円

EURJPY         +45,400円

GBPJPY         +64,500円

AUDJPY          +3,000円

CADJPY         +61,100円

CHFJPY         +66,400円

EURGBP         7,313

EURCHF         +39,461円

TOTAL         +885,025円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,250,617円

 

月間戦績(02月)

TOTAL       +9,497,942円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +35,371,496円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,309,289,068円

 

米ドルが買われるだけの一方通行相場はどうやら一時休止のようでして、そんな中でも株価はうなぎ登り、原油価格は54ドルを付ける場面もあったり、最近の中では頑張っちゃってる日だったのでは無いでしょうか。米中通商協議の進展や、つなぎ予算失効による政府機関閉鎖が避けられるような報道から、ようやく市場が落ち着きを取り戻してきたようです。

一方、もう一つ今週の懸念材料である英国議会では、メイ首相とコービン労働党党首の戦いがまるでカンガルーのボクシングのような感じになってきまして、つまり、本人たち以外には何しているのか全く理解できない状況です。
北アイルランドを巡るバックストップ条項と言う、一種のポイズンピルを抱えたまま合意離脱するくらいなら、いっそ合意なき離脱をした方がマシと言うくらいに考えている議員もまだ多いようでして、これ、裏を返せばブリグジット後の移行期間中にEUとの通商協議なんかまとまるわけが無いと考えている事なんでしょう。 


 

昨日の指標、大したものはありませんでした。マネーストックがどうのこうのしたところで、金融市場や市中経済に即効性があるわけではないのですが、一応経済の教科書的には「通貨供給量が増えると通貨価値が下がるよ!」と書いてありますので、マネーストックと日銀当座預金残高は超長期的な為替レートを予想するためには必要なポイントではあります。日銀の量的緩和お金じゃぶじゃぶは、ほとんど為替介入のようなものですし(笑)。

日本国12月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
+2.4% +2.4% +2.4%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
+1.4% +1.9%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
+2.1% +2.1% +2.1%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
+0.9% +1.6%
マネーストックCD(速報値)
(前比)
 -5.1%
 -5.5%
 -6.2%
オーストラリア12月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅ローン件数(前比)  -0.9%  -2.5%  -6.1%
オーストラリア1月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断)  +3  +4
NAB企業景況感(現況判断)  +3
 +2
 +7
日本国12月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
第三次産業活動指数(前比)  -0.4%
 -0.3%
 -0.1  -0.3
日本国12月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・速報値
(前比)
 -18.3%  -18.8%

それにしても毎回毎回発表の度に、この⇧日本の機会工作受注は2桁下落しているようなんですけど、大丈夫なんでしょうか。中国特需が無くなったとかだけで説明は付くんでしょうかね。株屋さんは重要視するのかもしれませんが、通貨屋さんとしては「へ~」と言う感想しか出てきません。

そう言えば、ファーウェイの5G通信機器を世界各国で採用見送りの報道が凄いですが、確か4G・5G関連の計測機器ってアドバンテストが中国向けに随分とシェア持ってたんじゃなかったでしたっけ?次の決算でその辺りの影響は無いのでしょうか。株は全くなんで適当な記憶だけで書いてますから、全く無関係かもしれませんが。

米国1月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感 104.4 103.0 101.2

 


 

もう一体何度目になるのか分からない、メイ首相の辞任予想が昨日も賑わっておりましたが、だいたい英国の立派なタブロイド紙(大衆紙)ザ・サンが報道したんですよ?飛ばしなんてレベルじゃなく、ネッシー写したとか言う写真を未だに掲載してるような日本で言ったら東スポが首相退陣をすっぱ抜いたようなものです。

しかも今回の記事は「メイ首相が今夏に辞任する準備を進めていると英閣僚らがみている」と言う、どの閣僚だか知りませんが、誰かの予想を掲載しただけで、年初G1フェブラリーステークスの1着予想と対して変わりません。いや、むしろフェブラリーSの予想の方が気になります。そう言えば、最近は東スポでネッシー記事が一面になってるところを見かけませんが、東スポはネッシー追いかけるの諦めたんでしょうか(笑)。

 


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2019/02/11 戦績

 2019/02/11 月曜日 戦績

USDJPY         +92,300円

EURUSD         +67,662円

GBPUSD         +40,119円

AUDUSD          +6,413円

USDCAD               0円

USDCHF               0円

EURJPY         +70,600円

GBPJPY         +38,500円

AUDJPY          +4,500円

CADJPY         +41,500円

CHFJPY               0円

EURGBP          +3,998円

EURCHF               0円

TOTAL         +365,592円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +365,592円

 

月間戦績(02月)

TOTAL       +8,612,917円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +34,486,471円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,308,404,043円

 

昨日、日本は祝日でお休みでしたので東京時間はのらりくらりは仕方なく、欧州時間からは多少の期待はございましたが、残念ながら私のシステムは敢え無く撃沈となったようです。

相場全体としては材料難で動きづらい感じでしたが、米中首脳会談に前向きな姿勢であるとの大統領顧問の発言が報道されますとドルを買う動きが活発化し、主要通貨に対してドルが軒並み上昇すると言う流れになっておりました。

jp.reuters.com

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指標的には完全に英国の指標単騎待ち状態だったんですが、これもまた発表直後に20pipsくらいピピッと一瞬だけワープしただけでして、その後ジワジワと全戻しのあとで、ドル全面高の流れに飲まれた格好です。 

スイス1月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
 -0.3%  -0.2%  -0.3%
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.7% +0.6% +0.6%
スイス1月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
  0.0%  -0.3%  -0.6%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+0.8% +0.5% +0.7%
中国1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 3兆0727.1億
米ドル
3兆0800.0億
米ドル
3兆0879.2億
米ドル
スイス 週次
1800JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 4兆8266.1億スイスフラン 4兆8679.0億スイスフラン
当座預金残高(外国銀行含む) 5兆7624.9億スイスフラン 5兆7624.7億スイスフラン
英国第4四半期(10-12月)
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.6% +0.3% +0.2%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.5% +1.4% +1.3%
英国12月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+0.2%   0.0%  -0.4%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
+0.3% +0.3% +0.4%
英国12月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -36.1億ポンド
 -29.0億ポンド
 -31.00億ポンド  -32.3億ポンド
貿易収支(サービス除く) -124.0億ポンド
-120.2億ポンド
-120.0億ポンド -121.0億ポンド
貿易収支(EU以外)  -41.8億ポンド
 -39.3億ポンド
 -38.0億ポンド  -36.4億ポンド
英国12月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 -0.3%
 -0.4%
+0.1%  -0.5%
鉱工業生産指数
(前比)
 -1.3%
 -1.5%
 -0.4%  -0.9%
製造業生産指数
(前比)
 -0.1%
 -0.3%
+0.2%  -0.7%
製造業生産指数
(前比)
 -1.2%
 -1.1%
 -1.1%  -2.1%
建設業生産指数
(前比)
+0.1%
+0.6%
+0.2%  -2.8%
建設業生産指数
(前比)
+1.8%
+3.0%
+1.5%  -2.4%
サービス業指数
(前比)
+0.3% +0.3%  -0.2%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
+0.4%
+0.3%
+0.4% +0.4%

 

さらっと昨日の振り返りをダイジェストで終わらせたまして、昨日の戦績が0(ゼロ)であった通貨ペアの検証に行きたいと思います。

まずカナダドルに関しては、いつもの事で全く動意が無くのゼロですので問題ありません。そして残りの対スイスフラン通貨ですが、ご存知のように昨日早朝にありましたスイスフランの暴走がこちら⇩ 

青い線のありますところが今週のスタート早朝3時でして、その後たらたらと値が付くのか付かないのかすら分からない状態でおりましたスイスフラン(このチャートは対ユーロ EURCHF)ですが、文字通り突如盛り上がったのが午前7時を少し過ぎた07時06分の事でした。実際の動きは頭と尻尾で100pips弱ですので、この手の暴走としては対した事は無いのですが、それでもストップ狩られた人やロスカットされた人なんかもいたのでは無いでしょうか。

午前中あたりは自称専門家の皆さんが「溜まってたストップ狩り」だとか「大口投機筋の仕掛け」だとか騒いでおりましたが、昨晩あたりになりましてから出てきた銀行筋からの話しですと、どうも外国為替証拠金取引業者いわゆるFX業者のどこかが過って注文したカバー連鎖だったのでは無いかと言うものでして、やっちまって全部反対売買したのでしたら納得できる感じの値動きです。ファットフィンガー(誤発注)だったのか、あるいは月曜日早朝と言う事で日曜日にメンテナンスしていたシステムの設定誤りだったのか、その辺りなのかもしれません。

今度もし誤発注する時には、事前に教えていただけますのでしょうか?(笑)。

 

そして、昨日私のシステムはスイスフラン絡みは全て0(ゼロ)でした。なぜか?

私のシステム、ある一定以上の値動きが短期間で発生した場合、取引を一旦停止させて通知が来る仕組みを組み込んでいるのですが、そのある一定の値動きと言うのは直前までの一定時間の値動きから計算してまして、月曜日の朝7時過ぎと言うのは直前の値動きと比べてたら大きく動き出す事がよくあります。昨日きた通知もその手の通知だと思って放置していたんです。

ところが、あまりにも大きく動いた時には一旦停止ではなく指示があるまで再稼働しない事にしてありまして、通知を放置して再稼働の指示をしていなかったため、昨日はスイスフラン絡みの通貨ペアの取引をしてくれてなかった。気がついたのは夕飯食べ終わってから、拉致してきたお預かりしていた双子ちゃんたちとプラレールで遊んでいた時の事でした(笑)。

MT4でリスク回避的に同じ様な仕組みを入れている方もおられるかと思いますが、機会ロスにつながるのでどうかお気をつけください。機会ロスなんてIFの世界だから気にしないと言われる方もおられますが、言ってると言う事は気にしてると言う事なのかなとも思いますし(笑)。


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