FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/10/06 戦績

 2018/10/06 土曜日 戦績

USDJPY         +61,100円

EURUSD         +40,996円

GBPUSD        +382,614円

AUDUSD         +12,397円

USDCAD         +38,206円

EURJPY         +21,200円

GBPJPY        +224,800円

AUDJPY         +18,200円

CADJPY         +93,400円

EURGBP         +26,181円

TOTAL         +919,094円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +8,798,270円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +8,798,270円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +283,693,644円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,184,021,960円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

日曜日なんですが、実は指標の発表があります。今週に限らず、日曜日によく指標を発表しているのが中国でして、理由としては「金融市場に過度なインパクトを与えない」と言う事のようです。確かに、雇用統計なんかでも、発表された直後に「何もそこまで」と言うほど動いた挙げ句、冷静になってみたら行き過ぎだと思ったのか、元サヤまで戻ると言う事も多くあります。そう言う意味では、土日に指標を発表し、落ち着いて考えてから週明け金融市場オープンを待つと言うのも分かります。

じゃ、欧米でもそうしたら?と思うかもしれませんが、最近では我々日本人ですら「休みは休もうよ」と言う風潮になってきているように、当然よく言われるように欧米と言われる地域ではずっと以前からそうでした。市場がどうのこうのと言うよりも、「土日に発表したら、発表する人が働かないとならない」と言う方がメインのようにも思えます。公務員でも労働組合の組成が可能なところも多いですし、労働組合的には、誰かが指標を発表するだけのために休日出勤なんて提案があったら、格好の的がやって来たくらいの感覚になるでしょう。その点、金融市場がどうのとか関係無く、指標を発表する労働者が休日に出勤すると言う問題的にも、中国でしたら何ら問題にはならないとは思います。

ところで、そんな権利意識が高い欧米と言われている地域、コンピューター化も進んでいる世の中で、さぞ昔に比べて土日に働く人が減ったのだろうなって思うかもしれません。私は、今回これが気になって調べるまでは「どうせ、コンピューターオペレーターとかサービス業従事者が増えたとかで、土日就労人口が増えてるんだろ(笑)」とか思っておりました。

いつもの雇用統計を発表する米雇用統計局(U.S. Bureau of Labor Statistics) のホームページに、こんな資料がありました⇩

アメリカ人の時間利用調査(American Time Use Survey)

 

この⇧ページを開き「ATUS Database page」をクリックし、

 

次のページで「American Time Use Survey (ATUS) Results」の「TABLE」を選択、

 

新しく開いたページで「Table 4. Employed persons~」をクリック、

 

最後、項目の選択画面で「Total, 15 years and over」15歳以上の全就労者のうち「Employed persons who worked on an average weekday」平日に働いている「Percent of employed」就労者の構成比と、「Employed persons who worked on an average Saturday, Sunday, and holiday」休日に働いている「Percent of employed」就労者の構成比にチェックを入れ、一番下の方にあります「Retrieve data(データー検索)」ボタンを押しますと、

 

ふっふ~ん♪

 

お役所の公開しておりますデーターでも、割と面白いものを公開したりもしてまして、ちょこっと調べてみたらなにか発見があるかもしれませんよ。

中国も、恐らくあまり変わらない変化をしているかと思いますし、指標発表くらいはほとんどコンピューターで管理しているでしょう。大義名分だと思っていた「金融市場に過度なインパクトを与えない」と言う理由が、本当のところなのかもしれません。

 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2018年10月02日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 56,074 170,120 -114,046 -29,327
EUR (099741) 164,738 171,839 -7,101 -10,797
GBP (096742) 30,786 90,126 -59,340 +7,738
CAD (090741) 41,940 60,424 -18,484 +1,048
RUB (089741) 6,004 6,122 -118 +4,097
BTC (1330E1) 1,826 3,123 -1,297 -124
金Gold (088691) 192,490 214,312 -21,822 -4,174
原油 (067651) 653,899 104,990 +548,909 -11,176

 

IMMポジション(2018年09月25日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 47,253 131,972 -84,719 -20,964
EUR (099741) 172,426 168,730 +3,696 +2,030
GBP (096742) 34,768 101,846 -67,078 +12,180
CAD (090741) 31,812 51,344 -19,532 +10,579
RUB (089741) 3,985 8,200 -4,215 -385
BTC (1330E1) 1,792 2,965 -1,173 +145
金Gold (088691) 192,940 210,588 -17,648 -6,804
原油 (067651) 647,214 87,129 +560,085 +29,719
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

面白いのはルーブルです。今回の集計日10月2日現在で、急激にネットショートが減少しまして、ついにはプラスに転じそうな勢いです。ワールドカップまでは買われるだろうと思われていたロシアンルーブル、本当にそのとおりのポジションを見せてくれましたが、ここに来て急激なネットショートの精算は何を意味するのでしょう。10月2日の集計日までの一週間と言えば9月末が含まれておりましたので、この辺りに照準を合わせてルーブル売りを入れていたところでもあったのでしょうかね。他の通貨ですと、とりあえず決算に向けての精算があったとしても、月を跨げば元サヤなんてのも十分に考えられます。ロシアンルーブルに関しては来週の数字を見て、その辺りがどうなのか考えたいと思ってます。考えても分からないとは思うんですけど(笑)。

ロシアンルーブル、かのLTCMを崩壊させた最終トリガーとも言える通貨です。何かあるとしたら、急騰より崩落の方が予想しやすいんですが、もう今はあの当時と違って無い、んでしょうね恐らくは。ロシアも天然資源が豊富にある国ですが、通貨危機・経済危機は容赦なく襲いました。今の状況に置き換えますと、ベネズエラがどんなに原油埋蔵量が半端ないからと言って、最終的にどうなるか誰にも予想がつきません。なにしろ、あのアメリカさんに見放されていると言うか、アメリカさんがベネズエラの崩壊を陰ながら望んでいるように見えて仕方ないわけで・・・・・・。ちょっとIMMポジションとは違う話しになってしまいましたが。 


 

昨日のブログで「三連休をお楽しみ下さい」くらいの事を書いたのですが、大きく朝鮮半島の方に迂回した台風25号が、温帯低気圧になってまでも、ゾンビのように北海道を目指しているようで、連休中に北海道を直撃のようです。試される大地と銘打つ北海道も、まさかこんな事で試されたく無いでしょうに・・・・・・ 

今年の台風は、これでそろそろ打ち止めなんでしょうか。なにか、26号と27号が発生したんだか、なりそうな低気圧が出来たんだか、詳しく調べる気も失せてきます。

お楽しみの方は多いにお楽しみいただき、暴風雨に備えなければならない地域の方も、十分に対応した上で、テレビ見たりゲームしたり、家族で話しをしたりして、気分沈むだけで無い三連休をどうかお過ごし下さい。 


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2018/10/05 戦績

 2018/10/05 金曜日 戦績

USDJPY        +174,500円

EURUSD        +206,747円

GBPUSD      +1,131,467円

AUDUSD         +42,162円

USDCAD        +100,545円

EURJPY         +73,300円

GBPJPY        +520,300円

AUDJPY         +59,600円

CADJPY        +219,700円

EURGBP        +111,443円

TOTAL       +2,639,764円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,879,176円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +7,879,176円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +282,774,550円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,183,102,866円

 

待ちに待った米雇用統計の発表がありまして、その結果として、一定方向感覚(ドル買い)のありました為替相場の方向感の呪縛が外れ、雇用統計発表後は「自由気ままに、動きたいがまま動け」と言う状況です(笑)。

ほんと、特にドル円。ここのところの110円台から続く怒涛の上げ、水曜日から見せた114.20-30ラインを一気に超える一気上げを、木曜日からの日足で全て帳消しにし、迎えた金曜日からの日足では週初開始ポジションで陰線引けです。

いやあ、ドル円の週足は、恐ろしいほど美しい寄引同事線が出ております。ここまで美しいのは珍しいんじゃないでしょうか。もちろん、月曜日の始値の取り具合で若干変わっても来ますので、業者によっては少し実体が発生するでしょうけど。

 

さて、その雇用統計ですが、とりあえず注目されている2つの指標数字だけ⇩

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +27.0万人
+20.1万人
+18.5万人 +13.4万人
🚩失業率  3.9%  3.8%  3.7%

まず、非農業部門雇用者数なんですが、前回値や事前予想、当社予想を遥かに下回る数字でした。特に酷いのは前回値の修正でして、よく指標で「速報値・確定値」と2回に分けて発表するものがありますが、雇用統計では次回の発表時に前回の数字を確定値とするような運用になってます。ですので、数字自体が修正されるのは仕方ないとしても、調査した現数値をアレヤコレヤいろいろ弄り回した数字である指標の数字を、ここまで変更されますと信用の問題になって来そうなものなんですが。

今まで前回値の修正が入った時には、特に何も特記する事なく、サラッと前回値を書き換えておきましたが、さすがに今回の修正は残しておきたいと思いまして、前回値を横線で消した上に修正された数値を記載してあります。今後も指標の表に関しては、こんな感じで書いていきたいと思ってます。

 

それと失業率ですが、3.7%と前回値や事前の市場予想より低下しました。失業率が低下する事自体は一般的に良い事であるとされるんですが、ここまで低い失業率であり、しかも雇用市場では人員不足が叫ばれている現状で、働きたいと言う意欲がある者が分母に反映されると失業率が上がると言う失業率の計算上の理由からして、本来は失業率が上昇してもいい状態なんです。

雇用統計の一部として発表されております、全人口に占める労働している者の割合を示す労働参加率は、横ばいです。

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
労働参加率 62.7% - 62.7%

よく、FOMCのたたき台として使われるベージュブックにおいて、各地区連銀の調査報告に「熟練労働者不足」が指摘されておりますが、まさに数字がそれを裏付ける状況になってきております。

パッと見、失業率が低下して良い事のように思われますが、労働参加率が変化していないと言う事は、働く意思があって職を探している者が減少しただけで、働く気が無い者又は雇用側のニーズにマッチしないため職探しを諦めた者が増えていることを意味します。働ける能力がある以上は労働参加率の計算に含まれますので、職探しを諦めて失業率の計算に反映されなくなっても、労働参加率には反映されるためです。 

 

さて、今回の雇用統計ではちょっと特記事項がございました。発表文中、大きな矢印で示している部分は失業率と非農業部門雇用者数の部分ですが、一番下の赤枠で囲った部分、なにやら書いてあります。

 

これ、何が書いてあるのかと言えば、拡大したものがこちらです⇩ 

これを見て「そうか!なるほど!」と思った方は、私のブログなんてご覧になられないかと思いますが(笑)。内容的にはこんな感じで、

ハリケーンフィレンツェ

9月の雇用統計調査期間中、ハリケーンフィレンツェは米東海岸での事業所調査および一般世帯調査に影響を与えました。これら2つの調査に対する回答率は正常範囲です。

気象が雇用統計調査のデータにどのような影響を与えるかについては、このニュースリリースのよくある質問の質問8をご覧ください。

 雇用統計局は、2018年10月19日午前10時に州毎の雇用統計を発表する予定です。

つまり、ハリケーンの影響はあったけど、回答自体は正常に回収出来ましたよ。州ごとのデーターは10月19日に発表するから、具体的にどの州が影響が大きかったとかは、そっち見てね。って事です。ちなみにQ&A8には自然災害で雇用統計に影響が出ると、永遠に書かれているだけです。


 

他にも発表がありました指標、貼っておきます。 

オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  0.0% +0.2% +0.3%
日本国8月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値 103.9 104.2 104.4
景気一致指数(CI)速報値 116.1 117.4 117.5
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.2% +0.2% +0.3%
生産者物価指数(前比) +2.9% +2.9% +3.1%
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) -0.9% +0.7% +2.0%
フランス8月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -34.27億ユーロ
-34.90億ユーロ
-45.00億ユーロ -56.32億ユーロ
経常収支  -3.0億ユーロ
 -5.0億ユーロ
-10.0億ユーロ -16.0億ユーロ
スイス9月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
 0.0% +0.2% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI
+1.2% +1.1% +1.0%
スイス9月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
 0.0% +0.1%  0.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+1.3% +1.2% +1.1%

 

米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -500億ドル
-501億ドル
-535億ドル -xxx億ドル
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +27.0万人
+20.1万人
+18.5万人 +13.4万人
🚩失業率  3.9%  3.8%  3.7%
平均時間賃金(前比) +0.3%
+0.4%
+0.3% +0.3%
平均時間賃金(前比) +2.9% +2.8% +2.8%
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +25.4万人
+20.4万人
+18.0万人 +12.1万人
製造部門雇用者数 +0.5万人
 -0.3万人
+1.2万人 +1.8万人
週間平均勤務時間 34.5 34.5 34.5
U6失業率 7.4% - 7.5%
労働参加率 62.7% - 62.7%

 

カナダ8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -1.9億加ドル
-1.1億加ドル
-5.0億加ドル +5.3億加ドル
カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩就業者数 -5.16万人 +2.50万人 +6.33万人
🚩失業率 6.0% 5.9% 5.9%

 

あと、インドの中銀が政策金利を発表しまして、事前の市場予想では利上げであったんですが結果は据え置きだったようです。インドルピーとか取引してませんし、チャートも見てないんですが、市場ではこう言うサプライズは大喜びなので、上にしろ下にしろ大きく動いたんでしょうね。知りませんけど(笑)。 

インド準備銀行(中央銀行)
(RBI)

1800JST
現状 市場予想 結果
政策レポ金利
(政策金利)
6.50% 6.75% 6.50%

 


 

ちょっと駆け足で強引な感じのありました今日のブログなんですが、一つ一つを雇用統計レベルで書き始めますと、今日は数倍規模になりそうな感じです。カナダの件もありますし、ポンド急上昇の件もありますし。仮に商業的な記事であったとしたら、全て満遍なく書かないとならないかと思いますが、個人が趣味でやっているブログですから、ブログ主が好きな部分だけ好きなように書いたらいいかなって(笑)。

 

少し台風の進路がズレまして、関東は昨日だけほんの少し雨が降りましたが、今日は晴れております。天気予報でも、この三連休は大きく天気が崩れる事はなさそうな感じになっておりました。うちも、出かけようかどうしようか悩んでいたのですが、せっかくですから少しお出かけしてみようかなって思っております。皆さんも、どうか良い三連休をお過ごし下さい。


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2018/10/05 雇用統計を前にしまして[追記あり]

久しぶりの「雇用統計を前にしまして」なんですが、ただ「当社予想」を書き忘れていたため、その更新だけです。本日朝の記事は、既に追記してしまっているので、追記✕2とかするより新たに作りました(笑)。

 

本日の雇用統計ですが、既に作ってあります明日のブログ用の表では⇩

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +20.1万人 +18.5万人 +xx.x万人
🚩失業率  3.9%  3.8%  x.x%
平均時間賃金(前比) +0.4% +0.3% +x.x%
平均時間賃金(前比) +2.9% +2.8% +x.x%
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +20.4万人 +18.0万人 +xx.x万人
製造部門雇用者数 -0.3万人 +1.2万人 +x.x万人
週間平均勤務時間 34.5 34.5 xx.x
U6失業率 7.4% - x.x%
労働参加率 62.7% - xx.x%

 一応、カナダのも一緒に⇩ 

カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩就業者数 -5.16万人 +2.50万人 +x.xx万人
🚩失業率 6.0% 5.9% x.x%

 

いっつも話題になります「非農業部門雇用者数」と「失業率」なんですが、今回はこんな感じで予想しております。

f:id:fxse:20181005203149p:plain

 

前回の発表では前回値が1万人ほど下方修正されてまして、今回はその反動分が上に来るのと同時に、上方修正されると目される数値より若干低めに。

あと、失業率に関しては、この好景気のアメリカで就職を目指す人の増加が分母を拡大し失業率が下降しないのでは無いかと考えております。

 

だいたい、こんなの当たるも八卦当たらぬも八卦ですので、お祭り的に各社も予想しているだけで、自社の予想で事前にドル買ったり売ったりしてるところはありませんからね(笑)。いや、あったらゴメンナサイ。


2018/10/05 21:36 追記

 

結果、 

非農業部門雇用者数 13.4万人

前回値修正 20.1万人 ⇨ 27.0万人

失業率 3.7%

 

前回値修正が狂ってる(笑)。 


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2018/10/04 戦績[追記あり]

 2018/10/04 木曜日 戦績

USDJPY        +369,400円

EURUSD        +323,514円

GBPUSD        +642,038円

AUDUSD         +58,448円

USDCAD        +130,795円

EURJPY        +108,500円

GBPJPY        +310,100円

AUDJPY         +73,100円

CADJPY        +166,600円

EURGBP         +64,579円

TOTAL       +2,247,074円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,239,412円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +5,239,412円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +280,134,786円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,180,463,102円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

単なる雇用統計前の指標も少ない平日木曜日、ここまで各種市場が上り詰めた感を醸し出していたので、かえって雇用統計前に調整のための崩落・急騰があるのかと思っておりましたら案の定(笑)。⇦ 笑ってしまうくらいの案の定。

昨日書きました⇩
>それにしても、米ドル・ダウ・日経平均・原油がうなぎのぼり。
これらがまるっきり逆転しまして、米ドル・ダウ・日経平均・原油がだだ下がりの様相を呈しておりました。

とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは表示しておきまして、後ほど何か追記しましたらタイトルに追記と入れておきます。


 

オーストラリア9月
0800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
51.8 52.0 52.2
(複合)購買担当者景気指数
改定値
52.0 52.5 52.5
オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +15.48億豪ドル +14.00億豪ドル +16.04億豪ドル
ドイツ9月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設業購買担当者景気指数 51.5 51.5 50.2
米国9月
2030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業人員削減数(前比)
(チャレンジャー社)
13.7% 70.9%
企業人員削減人数
(チャレンジャー社)
3.85万人 5.53万人
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 21.5万件 21.3万件 20.7万件
カナダ8月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 61.9 62.3 50.4
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) -0.5% +2.1%% +2.3%

 

そう言えば、本日早朝にメキシコ中銀の今後の金融政策が発表されてまして、政策金利は7.75%の現状維持だそうです。

メキシコ銀行(中央銀行)
(BCB)

0300JST
現状 市場予想 結果
銀行間オーバーナイト金利
(政策金利)
7.75% 7.75% 7.75%

実はメキシコペソって、あの手の国の通貨の中じゃ割と落ち着いてる通貨で、90年代の例のヤツら以前は対円で30超えていたんですがその後は10台くらいに落ち着き、最近の例のヤツ以降は8-5.5くらいで落ち着いてます。全然落ち着いてなくね?と言うのは、あの手の国の中でと言う話しですから。比較的落ち着いてだだ下がりです(笑)。

 

昨日書き忘れておりました燃油集計を貼っておきます。これでも一昨日から昨日早朝までは原油がうなぎのぼりって言うんですから、原油の値動きには指標とかは一切関係無いのかもしれません。⇦ 笑わない。

米国 週間燃油在庫集計
2330JST
前回値 結果
原油在庫 +185.2万バレル +797.5万バレル
ガソリン在庫 +153.0万バレル   -45.9万バレル
中間留分在庫(暖房用含む)  -224.1万バレル  -175.0万バレル
クッシング原油在庫  +46.1万バレル +169.9万バレル

 


2018/10/05 16:45 追記
 

もう、今日もこんな夕方ですし、昨日のことを今更ほじくり返してもねえ。本日夜の雇用統計に向けてだけ、前を向いてしっかり歩いて行けばいんじゃないかとも思うんですが、そこに行き着くと、過去の値動きから将来を予測している我々システムトレーダーの根本を否定しかねません(笑)。

 

為替の世界では、過去の正確な為替データーを持っているところと言うのはなかなかありません。例えば、1994年12月13日11時23分45秒UTC時点のユーロドルは市場ではどれくらいのレートで、スプレッドはどれくらいで取引されていたのか、瞬時にコンピューターで検索できるところと言うのはなかなか無いと思います。

上の日時のユーロドルは、まだユーロが導入されていない時期ですので、その当時の各国為替レートから欧州バスケット通貨単位 ECU を計算してから出さないとなりませんから、かなりややこしい話しとなります。ちなみに、ユーロが導入された1999年1月1日時点で 1ECU = 1EUR となってますので、ECUからの流れをそのまま現在まで引き継いでユーロとしてブルームバーグなどでも表示することは可能です。

www.bloomberg.co.jp

 

現在では、かなり正確な銀行間取引レートが個人のFXなどでもそのままに近いレートとして採用されてますので、平常時でしたらマーケットのデーターは誰でも手に入ると言ってもいいかと思います。ただ、ひとたび何かあった際、例えばスイスフランショックですとか、業者や銀行などによって配信されるレートはバラバラでして、一体どれが正確なデーターなのか分かりませんよね。

そこで重要なのが、よく「インターバンク市場」と言われる、実際にはよく分かっていない人が大半のブラックマーケットでの価格です(笑)。インターバンク市場と言う名前の通り、銀行間の決済市場と言う意味なんですが、実際にはごく狭い一部のトップ銀行や証券会社で構成された狭い狭いマーケットがインターバンク市場として機能してまして、そこに、そららの大きな銀行にぶら下がっている中小様々な銀行が、インターバンク市場とほぼ同じ価格で取引をさせてもらってる構図です。

このインターバンク市場、例えスイスフランショックが発生しようと、値が一気に数千pips飛ぶような大事件が発生しようと、ちゃんと機能してます。この市場に直結できている銀行間では、常に値は付いております。つまり、この市場に直接アクセスできる銀行や証券会社には、世の中で言う正確な為替の過去データーがあるわけでして、お金出して買えるものなら買いたいと言うところでしょうか。恐らく、価格付けるとなったら、数千万円とか言う金額じゃ済まないと思います。

 

そこまで正確な為替レートでは無いのですが、以前私が勤務していた会社でも相当に精度が高い為替レートのデーターを持っておりました。実は、その私の勤務先ですが、倒産しました(笑)。笑い事では無いんですが、大学を卒業して就職した後で他社に移り、出戻ったところで倒産の憂き目に遭い、その時に正規の手続きをしまして、会社が持っていた為替レートを譲り受けております。ぶっちゃけ、弁護士が価値を分かっていなかったので、棚ぼたと言う感じでしたけど。

もし皆さんも、いつかどこかで正確な為替レートの過去データーが手に入る機会でもありましたら、ぜひ入手しておいてください。そんな機会ね~よとか言わずに、覚えておけば、もしかしたらいずれどこかで・・・・・・ 


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2018/10/03 戦績

 2018/10/03 水曜日 戦績

USDJPY         +91,200円

EURUSD        +179,177円

GBPUSD        +150,529円

AUDUSD         +21,260円

USDCAD         +36,398円

EURJPY        +210,900円

GBPJPY        +325,500円

AUDJPY         +28,600円

CADJPY         +58,100円

EURGBP         +40,422円

TOTAL       +1,142,086円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,992,338円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +2,992,338円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +277,887,712円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,178,216,028円

 

随分と行きましたね~、ドル円。直近では対米ドルで高値を付けているユーロやポンドと違い、円だけはジリジリと独立独歩を進んできましたので、ここの来てクロス円とも絡みながらの一気上げは気持ちいいくらいです。

昨日午後11時に発表されました米ISM非製造業景況指数の素晴らしく出来た数字を背景にしても、ユーロやポンドはその場一瞬限りの値動きに終わっておりましたが、そこから114円の壁一気超えに進み、ニューヨーク時間で昨日の市場終了時刻、日本時間で午前6時直前に114.50円を越える事に成功しました。

さあ、チャートで印つけた部分までは到達できました。次はチャート上で△つけた115円の壁を超えられるのか。そして、当面のラスボスであろう前回は失敗に終わった□印の120円を超えられるのかどうか。

日米の色々な状況を比較した時に、正直言って現状の為替レートは円にとって割安であろうかとは思います。ただ、為替なんてその場からの相対評価みたいなもので、現時点から悪材料が出れば下げる、良好な事情があれば上がる、それの繰り返しです。一気に絶対評価で修正が入るなんて事はありません。

自国の「輸出」だけを見た時に、このドル高は非常に逆風になってしまったトランプ大統領、今後何か言うのか、あるいは財政収支改善となる強いドルは国益に口先だけでは無くようやく気が付き、しばらくはダンマリなのか。いずれにせよ、米ドル高に流れている市場の流れを仮に一気にぶった切る事が出来るとしたら、トランプ大統領だけでしょう。

それにしても、米ドル・ダウ・日経平均・原油がうなぎのぼり。

 


 

日本時間で本日早朝に、FRBのパウエル議長の講演がありまして、大した事は話してないのにそこが着火点になりまして、ドル円は114.50の大台に、ユーロドルは 1.15を切って1.14台に突入、同じくポンドドルも1.29台後半から前半まで一気に下げております。何を言ったのかと言えば、

・アメリカ経済は凄げえポジティブってるぜ!

・まだだ、まだ中立金利まで達してない、まだこれからが本番だ!

・そのうち中立金利は越えるぜ!

つまり、利上げは今後もしますよって事で、そんなのFOMCのドットチャート見ててもそのつもりだと既に分かっている内容です。一番肝心な「いつ」「どのラインまで」に関しては全く触れておりません。示唆もしておりません。結局、上がりたければ上がる、上がりたく無い時に何を言っても上がらない、それだけなんでしょうね。その「上がりたければ」と言うのは、大口の皆さんがどっちにポジション持ってるのかって事のような気もします(笑)。

 

指標もパラパラとありまして、アメリカさんの指標はすこぶるいい感じになってきました。つい最近は若干ペースが落ちた感じもあったのですが、そりゃバブル絶頂期であったとしても、全ての指標が上がり続けるなんて無理ですから、上がったり下がったりはむしろ当然です。そもそもは、前月比(前年比)だけでしか見ないのが間違っているでして、じゃ何を見たらいいのかと言えば、そこはかなり重大な企業秘密です(笑)。まあ、そんなに企業秘密でも無いんですが、為替チャートと同じですよ、移動平均にしてみましょう。それだけで、指標数字の方向感が分かります。

オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) -4.6% +1.0% -9.4%
住宅建設許可件数(前比) -5.6% -2.5% -13.6%
ユーロ圏8月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) -0.6% +0.2% -0.2%
小売売上高(前比) +1.0% +1.7% +1.8%
米国9月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP全米雇用報告
(前比)
16.8万人 18.5万人 23.0万人
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ISM非製造業景況指数 58.5 58.0 61.6

 

またしても購買担当者景気指数(PMI)シリーズがありまして、別表にしておきます。普段入れてないアイルランドとかロシアとかも入れてみました。アイルランドはブリグジットのせいで最近やけに注目されてますし、ロシアも経済的にどうなの?みたいな雰囲気もあるでしょうから、アイルランドの数字の高さと、ロシアの平均的な数字に、割と面白いかなって思います。

日本国9月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
51.5 51.5 50.2
(複合)購買担当者景気指数
改定値
52.0 52.0 50.7
アイルランド9月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
58.0 58.0 58.7
ロシア9月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
53.3 53.5 54.7
(複合)購買担当者景気指数
改定値
52.1 53.0 53.5
スペイン9月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
52.7 52.9 52.5
イタリア9月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
52.6 52.8 53.3
(複合)購買担当者景気指数
改定値
51.7 51.8 52.4
フランス9月
1650JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
55.4 54.3 54.8
(複合)購買担当者景気指数
改定値
54.9 53.6 54.0
ドイツ9月
1655JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
55.0 56.5 55.9
(複合)購買担当者景気指数
改定値
55.6 55.3 55.0
ユーロ圏9月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
54.7 54.7 54.7
(複合)購買担当者景気指数
改定値
54.5 54.2 54.1
英国9月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
54.3 54.0 53.9
(複合)購買担当者景気指数
改定値
54.2 54.0 54.1
米国9月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
52.9 53.0 53.5
(複合)購買担当者景気指数
改定値
53.4 53.5 53.9

この他にも、ザンビアとかガーナとか中東系のレバノンやUAEもあったんですが、さすがにいいかなみたいな(笑)。中東系の発表は、当然アラビア語でも発表されてまして、実はアラビア語の発表文章が非常に分かりやすい。数字だけが浮き出ている感じに見えますので、どこ見たらいいのか一目瞭然なんです。ね?⇩

だから、なに?って感じでしょうけど。 


 

さあ、またしても台風がやって来るようで、せっかくの連休なのに仕方ありません。今日までに台風に備えておき、週末は籠もるくらいの覚悟で臨んだ方がいいのかもしれません。ありがたい事に、どこかの方がお住まいの地域の屋根と違い、うちのマンションの屋根は台風で飛びそうも無い感じではあるので、そっちは心配しなくても良さそうです(笑)。


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