2018/06/02 戦績
USDJPY +36,300円
EURUSD +77,563円
GBPUSD +187,956円
AUDUSD +17,113円
USDCAD +3,919円
EURJPY +142,600円
GBPJPY +418,900円
AUDJPY +22,300円
CADJPY +10,400円
EURGBP +15,829円
TOTAL +932,880円
週間戦績(当週)
TOTAL +8,952,388円
月間戦績(06月)
TOTAL +3,522,096円
月間戦績(05月)
TOTAL +30,295,298円
年間戦績(2018年)
TOTAL +156,841,090円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,057,169,406円
【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】
毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。
我々個人で外国為替取引をしている一種の投機筋からしてみますと、理由はどうあれ数字さえ取れれば満足です。もちろん、自分たちの安全すら脅かされるような「戦争」とかが理由で利鞘が稼げているのであれば、いくら儲けても「命あっての物種」とも言いますし、お金儲けとかしてる場合でも無いんでしょうが、それ以外の理由でしたら、政治だろうが経済の浮き沈みだろうが数字さえ出れば結構です。
あれ?外国為替証拠金取引 = FXやられている皆さん、自分たちが投機筋って言う自覚ありますよね?まさか、FXが投資とか思ってませんよね?
投資って、あくまでも投下した資金が増える実体経済活動が伴う事を言うのであって、差益を得ているだけのFXは投機です。外国為替の取引において唯一投資と言えるのは、金利差を狙った他国通貨買いですが、これもFXでよく言う「スワップ狙い」は投資には該当しません。証拠金預けて差金決済を前提に取引してますから、投下した資金が増える実体経済活動をしているわけではありませんからね。
なんとなく、投資 = Investment は良い行為で、投機 = Speculation は悪いとまでは言わなくても若干後ろめたい行為のように思ってる方が多いかと思います。
例えば、企業が生産ラインを拡充するために資金を投下するのは、これはどう考えても投資に間違いありません。投下した資金で生産量を増やすと言う実体経済を伴って利益を得る行為です。個人が土地を買ってマンションを建てるのも投資でしょうし、子供の教育にお金を掛けて老後の心配を減らすと言うのも一種の投資です(笑)。
では、ガソリン価格が上がりそうな時に運送会社が原油先物を買ってヘッジしたりするデリバティブはどうなるんでしょうか?これ、投資では無いですよね?保険ともちょっと違いますが一種の保険のような感じで、思惑通りに値が上がれば原油先物の差益が手に入り、逆に下がってもガソリン価格が同時に下がっているのでヘッジした時点で損益がほぼ確定しております。これがまさに本来の意味の投機でして、一般的にはガソリン消費と言う相対する実需が無い状態で原油先物だけで差益を狙っているので、投機はあぶく銭のように思われがちなだけです。
ここ2週くらい、なんか微妙な市場の空気の中で空気嫁空気読めずに随分と数字が出てます。なんとなく「僕は悪くない!」とか「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」的な気分になってしまっておりまして、皆さんも投機筋なんだよと道連れにしておこうかな、みたいな(笑)。
さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 63,182 | 71,218 | -8,036 | -5,269 |
EUR (099741) | 230,927 | 137,890 | +93,037 | -16,707 |
GBP (096742) | 71,057 | 61,580 | +9,477 | +3,776 |
RUB (089741) | 12,418 | 781 | +11,637 | +281 |
BTC (1330E1) | 2,937 | 4,616 | -1,679 | -20 |
金Gold (088691) | 193,652 | 78,522 | +115,130 | +24,173 |
原油 (067651) | 729,699 | 121,871 | +607,828 | -25,558 |
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 73,836 | 76,603 | -2,767 | -6,447 |
EUR (099741) | 225,960 | 116,216 | +109,744 | -5,370 |
GBP (096742) | 56,329 | 50,628 | +5,701 | +80 |
RUB (089741) | 12,302 | 946 | +11,356 | +493 |
BTC (1330E1) | 2,840 | 4,499 | -1,659 | +215 |
金Gold (088691) | 189,677 | 98,720 | +90,957 | -1,486 |
原油 (067651) | 750,320 | 116,934 | +633,386 | -11,058 |
過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp |
そりゃね、あんだけ値を落とすような事態になってれば、原油先物も数落とすでしょう。それにしても、一時はWTIで70ドルを突破していたのに、週末終値は65ドル台ですからね。まあ、随分と原油は行ってくれるものです。その代わり、原油落とした分くらい乗ったのが金(GOLD)でして、その割には先週も金価格は落として終わっております。1トロイオンス(oz t)当り1,300ドルを割り込んでおりまして、週足のチャートで見ると1,280ドルを大きく下回らなければこの辺りで買いなのかな~、とか言う感じもしないでも無いです。実際に買うかどうかは分かりませんけど。
以前、英語の配信では見ていたのですが、日本語でも配信されていたのを昨日発見しましたニュース⇩
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
これ、アフガニスタンじゃ大変な事だと思うんです。いや、日本でも3人の子供を抱えた女性が医学部受験とか、どれだけの事か。もう既に医学部生として頑張っている頃でしょう。アフガニスタンの医学のためだけでなく、アフガニスタン女性の地位向上のためにも頑張って欲しいと思います。
実はIMMポジションの後で、もう一つネタが入ったんですが、あまりにも長文になったため勿体無いから明日に回した(笑)。その代わりに、上のニュースをご紹介させて頂きました。
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2018/06/01 戦績[追記あり]
USDJPY +256,400円
EURUSD +419,217円
GBPUSD +208,331円
AUDUSD +26,584円
USDCAD +41,195円
EURJPY +682,400円
GBPJPY +811,300円
AUDJPY +63,900円
CADJPY +43,300円
EURGBP +36,589円
TOTAL +2,589,216円
週間戦績(当週)
TOTAL +8,019,508円
月間戦績(06月)
TOTAL +2,589,216円
月間戦績(05月)
TOTAL +30,295,298円
年間戦績(2018年)
TOTAL +155,908,210円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,056,236,526円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
雇用統計ナイツは毎度毎度の雇用統計パーリータイム、別に為替トレードなんてしなくてもいんじゃないのかまで思ってきました(笑)。上の数字も雇用統計関係ない部分で、大半がお稼ぎでしたし。結果論なんですけど。
もう、今さらこんな時間ですが昨日の市況から。
東京時間中にありましたニュースでは、日銀が国債買いオペを減額した事で円が一瞬急騰、しかし、市場の皆さんの「今はコレジャナイ感」によって反発(笑)。買いオペ減額の噂がひたすら万円蔓延していた頃や、全く予想もしていない時とでは無く、国債買いオペ減額が市場にどれだけ影響を与えずに実施できるかと言う方向から考えたら、今回のこの時期を選んだ日銀担当者は賢いと言えそうです。
日銀のオペレーション変更での為替の動きは、過去にもちょろちょろと書いているので、そっち全部コピペすると文字がウハウハでブログ埋まるんですけど、リンクくらいにしておきます。
1年前、国債買入増額で円安
今回は、国債買入減額で円高ここが重要なポイントです。
「日銀(中央銀行)が国債を買い入れる、これが量的緩和」です
昨日、雇用統計の次に一応は市場で意識されていたであろう指標が、英国の製造業PMIでしょう。まっ、結果としては別に大きな影響は無かったんですが。
英国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
製造業PMI | 53.9 | 53.5 | 54.4 |
正直、どこで「反応する指標」と「反応しない指標」に市場で分類されているのか、いまだによく分かりません。これ、私の勉強不足と言うだけでは無く、例えば非常に優秀なディーラーさんでも「今回、なんで反応しなかったのかな~」とか言ってる時もありまして、やはり悩んでいるようです。超大型指標を前にしても、中型指標で反応する時にはバリバリ反応しますし、この英国の製造業PMIなんて言うような、普段は市場で意識こそされ大型指標を前にすると霞む程度の指標はまだ分かるんです。が、日銀のオペレーション変更なんかでも限定反応だったり。
そして、迎えた雇用統計のお時間 ⇩ これは、文句なしの結果です。
米国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
🚩非農業部門雇用者数 | +15.9万人 | +19.5万人 | +22.3万人 |
🚩失業率 | 3.9% | 3.9% | 3.8% |
平均時間賃金(前月比) | +0.1% | +0.2% | +0.3% |
非農業部門雇用者数だけでは無く、失業率も低下し、給与も上昇。非の打ち所が無い指標結果と言えるでしょう。まあ、雇用側そして生産者側として見ると、雇用者の確保が困難になり人件費と言うコストも上昇すると言う面もありますが、それは物価上昇を是とする世の中から製品価格に転嫁できる部分もあり、経済成長をしている時期にはあまり大きな問題にされない事が多いです。
最近大好きなマイナー指標の皆さんは比較的バラバラですが、それでも前回の雇用統計の時から採用した U6失業率*1 が低下してるのは完全雇用に近づいている証拠でもあります。
米国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
非農業部門民間雇用者数 | +16.2万人 | +18.5万人 | +21.8万人 |
製造部門雇用者数 | +2.5万人 | +2.0万人 | +1.8万人 |
週間平均勤務時間 | 34.5 | 34.5 | 34.5 |
U6失業率 | 7.8% | - | 7.6% |
労働参加率 | 62.8% | - | 62.7% |
当然これで USA!USA!うさ!うさ!となるのかと思っておりました。ええ、それなりにドルが買われたんですが、あまり伸びる事無く、対ユーロなんて欧州政局が落ち着きそうだからなのか逆にユーロの方が買われる始末。
そして、雇用統計発表から1時間半後の日本時間で午後11時、ISM製造業景況指数の発表です。これもまた、前回値や事前の市場予想を上回るいい数字でした。
米国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
ISM製造業景況指数 | 57.3 | 58.2 | 58.7 |
が、が、しかし、この指標の発表をもってドル円は昨日のドル最高値更新は終了。ユーロはこの後でイタリア連立政権首相としてコンテ氏が宣誓とか言うのを受けて激しく上下し、結局は「指標なんかより政治」と言う部分を再認識させられた雇用統計ナイツでした。まっ、そんな事だろうと全力で身構えずに、雇用統計パーリーナイツをエンジョイしてたんで別にいいですけど(笑)。
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*1:「職探しを諦めた人」と「正社員希望だけど見つからないので、とりあえずパートやアルバイトしてる人」を失業率に加えたもの
2018/05/31 戦績
USDJPY +74,300円
EURUSD +235,688円
GBPUSD +147,102円
AUDUSD +37,156円
USDCAD +78,332円
EURJPY +530,900円
GBPJPY +192,100円
AUDJPY +45,500円
CADJPY +92,000円
EURGBP +41,062円
TOTAL +1,474,140円
週間戦績(当週)
TOTAL +5,430,292円
月間戦績(05月)
TOTAL +30,295,298円
年間戦績(2018年)
TOTAL +153,318,994円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,053,647,310円
昨日、非常に指標が多かった日でした。一応、金融市場の中では前日扱いとなります日本時間で早朝3時、まず米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが発表になりまして、特に目立った変更点も無く軽くスルー(笑)。
そして、名実ともに5月31日扱いとなりまして、日本時間で午前8時01分と言う中途半端な時間にいつもの英国指標を皮切りに、ズラッと⇩
英国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GfK消費者信頼感 | -9 | -8 | -7 |
日本国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産(速報値) 前月比 |
+1.4% | +1.4% | +0.3% |
中国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
製造業PMI | 51.4 | 51.4 | 51.9 |
非製造業PMI | 54.8 | 54.8 | 54.9 |
ニュージーランド5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
ANZ企業景況感 | -23.4 | - | -27.2 |
ANZ企業活動見通し | 17.8 | - | 13.6 |
オーストラリア第1四半期(1-3月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
民間設備投資 | +0.2% | +0.8% | +0.4% |
民間クレジット成長率 | +0.5% | +0.4% | +0.4% |
スイス第1四半期(1-3月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP(前期比) | +0.6% | +0.5% | +0.6% |
GDP(前年比) | +1.9% | +2.3% | +2.2% |
英国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
住宅価格指数(前月比) | +0.1% | +0.3% | -0.2% |
住宅価格指数(前年比) | +2.6% | +3.0% | +2.4% |
フランス4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(CPI) 前月比 |
+0.2% | +0.2% | +0.4% |
消費者物価指数(CPI) 前年比 |
+1.6% | +1.9% | +2.0% |
スペイン第1四半期(1-3月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP(前期比) | +0.7% | +0.7% | +0.7% |
GDP(前年比) | +2.9% | +2.9% | +3.0% |
英国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者信用残高 | +4億ポンド | - | +18億ポンド |
英国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
マネーサプライ(M4) 前月比 |
-1.4% | -1.1% | +0.2% |
イタリア4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(CPI) 前月比 |
+0.3% | +0.2% | +0.4% |
消費者物価指数(CPI) 前年比 |
+0.5% | +0.8% | +1.1% |
ユーロ圏4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
失業率 | 8.6% | 8.4% | 8.5% |
ユーロ圏5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(HICP) 速報値・前年比 |
+1.2% | +1.6% | +1.9% |
米国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
チャレンジャー人員削減 予定数(前年比) |
-1.4% | - | -4.8% |
カナダ3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP(前月比) | +0.4% | +0.2% | +0.3% |
カナダ第1四半期(1-3月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP(前期比年率) | +1.7% | +1.8% | +1.3% |
米国週次 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 23.4万件 | 22.8万件 | 22.1万件 |
米国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
個人所得(前月比) | +0.2% | +0.3% | +0.3% |
個人消費支出(前月比) | +0.5% | +0.4% | +0.6% |
米国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
コアPCEデフレーター (前月比) |
+0.2% | +0.1% | +0.2% |
コアPCEデフレーター (前年比) |
+1.8% | +1.8% | +1.8% |
米国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
シカゴ購買部協会景気指数 | 57.6 | 58.3 | 62.7 |
米国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売保留件数指数 (前月比) |
+0.6% | +0.4% | -1.3% |
まっ、普段あまり見かけ無いような指標も入っているのは指標の数をズラッと並べて展開したかっただけです(笑)。このパターンが来ると既にお分かりでしょうが、この大量の指標で特に大きく反応する事も無く、政治的に「イタリア政局混乱回避っぽいぜ!」と言う事で、先日から売られていたユーロを中心に欧州通貨が買い戻された東京時間から欧州時間までの流れです。
ニューヨーク時間に入り、このままじゃ面白く無いと思ったのか、新しい政治的な火種として「欧州もNAFTAも報復関税行くらしいぜ!」と言う事で、ドルが売られたり円が買われたり大変な騒ぎでして、ドル円は40~50pips上行ったり下行ったりの大忙し。そんな中で、最近は高度に独自路線を貫いているカナダドルだけが指標に反応した事になっております。いや、こう言う書き方はなんなんですけど、カナダドルは指標で反応すると言う事に市場関係者の中で協議一致した感じで動いておりまして、大変結構な事です。
それにしてもカナダドル、政策金利発表で買われてGDPで売られて、ここ2日くらいのチャートを見ますと忙しいったらありゃしません(笑)。
おなじみさんの中で昨日の3分足の食いつきが割と良かったので、それに気を良くしてまた変な時間足を表示してみました。
この7分足なんて私も生まれて初めて表示させてみたんですが、なにしろ7の倍数でしか表示されませんので、1日のうちで毎時0分に合う機会と言うのがなかなか無い(笑)。まずスタートした時点から60のn倍と初めての公倍数、最小公倍数となるのが420でして、つまり7時間後です。その次は当然14時間後21時間後となり、なんと翌日には初日と応答する時刻で0分スタートにはなりません。
初日スタートを深夜0時とすると24時間制で7時14時21時には各時刻の0分から7分足もスタートするのですが、翌日は初日に応答する時刻の7時や14時には各時刻の0分からはスタート出来ずに、前日から7時間後の続きである4時11時19時に各時刻の0分からのスタートです。まあ、当たり前と言えば当たり前です。
これ、初日と翌日の0分からスタートする初回を比べますと、初日は0時0分、翌日は4時0分、これを続けて行くと3日目は1時、4日目は5時、5日目は2時、6日目は6時、そして7日目は3時となりまして、その次8日目は深夜0時に戻ります。当たり前と言えば当たり前なんですが、7分足は1週間かけてズレ続けるので、何時何分と言う時刻に対して足のスタートする位置が一週間で1度も重ならない特殊性を持つ足だったんです。
だから何?(笑)。
って普通は思っちゃうでしょ?ここで「面白いな」って思った人は「システムトレードでアルゴリズムを考えられる人=MT4で独自のEAロジックを考えられる人」かもしれませんよ?
この7分足ですと、毎時0分にスタートする事が日に3回しか無いので、例えばスタートする時点を日本時間で午前7時とかに決めて、あるいはそれはちょうど0分では無くても構いませんから7時22分とか、とにかく毎日毎日同じ時刻分にスタート=リセットする事に決めます。そうすると「1日の中で各時刻の分に対しては重ならない足だけど、毎日同じ時刻のタイミングで刻んだチャート」は作れるわけです。すると結局はどうなるのか?指標発表が多い毎時0分や30分をあえてスタート地点にしていないチャートが作れるわけです。
だから何?(笑)。
やっぱりそう思いますよね?あとはやってみて、チャート作って重ねて、チャート作って比較して、チャート作って何かを探る=システムに探らせるだけです。まあ、実際には5分足で毎時02分スタートとかのチャートにしても、同じように毎時0分や30分をスタート地点にしていないチャートも作れるんですけど。
何か共通性や関連性が無いかと言う勉強をしていると、擬似相関と言う言葉を聞くかと思います。有名な疑似相関に「赤ちゃんの出生数とコウノトリの数に正の相関関係」と言うのがありまして、wikipedia の疑似相関のページにも書かれてます。
数学者は「潜伏変数による疑似相関だ!」とか言いますが、別に疑似相関だろうとなんだろうと、過去にチャートが一致する事が多くて将来的にも一致しそうなら、コウノトリの数が増えたら赤ちゃん関連商品を扱ってる企業の株を買えばいいんですよ(笑)。それこそ日本で言われる、風が吹けば桶屋が儲かるなんて、風が強い長期予報が出たら桶屋の株買っとけばいいんです。
数年前に亡くなった私の祖父は、私の事を数学の道に進ませたくなくて「大学では経済学を学べ」と強制してきました。当時は反発もあったりしたんですが、それでも経済学部へ進みまして、学部を卒業して今度は祖父が住む英国にあります大学で金融工学とか言う果てしなく数学チックな事を学びました。ええ、それも祖父の指示です。笑っていられるのは祖父が言いたかった意味が今は理解できるからで「数学だけやって理屈こねるようになると稼げない」そう言う事です。
雇用統計前でグダグダなのにも関わらず、前日や前々日からの流れで数字だけは比較的良かったので、余裕で適当な事をいろいろと書いてみました。あと、指標をペタペタ貼り付けるだけで文字数も随分と稼げましたし(笑)。
今日の雇用統計、なんかスルーされるような気がしてならないんですけど。
【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら
2018/05/30 戦績
USDJPY +111,800円
EURUSD +279,199円
GBPUSD +85,513円
AUDUSD +28,672円
USDCAD +46,418円
EURJPY +757,600円
GBPJPY +150,800円
AUDJPY +88,600円
CADJPY +52,300円
EURGBP +37,662円
TOTAL +1,638,564円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,956,152円
月間戦績(05月)
TOTAL +28,821,158円
年間戦績(2018年)
TOTAL +151,844,854円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,052,173,170円
昨日、前日までの完璧な反転相場となりまして基本はドル売り、ただし円はドルと同じ扱いで売り、なのでドル円はダラダラ、以上(笑)。
この翌日に反転相場になるのって、結局は「何とか不安で何とか買い、何とか売り」とか入った翌日に「買ってみたけどどうなの?売ってみたけどどうなの?」となるわけで、すぐにポジション解消されて元に戻るんですよね。この短期間の売買、まるで昨日買ってきたものを翌日返品するかのように。
アメリカは特になんですが、アメリカほどで無いにしろ西洋と言われる国の多くでは、比較的返品に寛容です。お店の方も返品される事を前提にして売っている感じで、大型の小売店では、エントランスから入ってすぐの一番目立つ一等地に「返品専用カウンター」があったりしていつ行っても長蛇の列、通信販売でも気軽に返品が可能な事をことさらアピールしていたり。
その感覚で「とりあえず何とか不安で、何とか買い、何とか売り」と金融取引までされるので、たまったもんじゃありません(笑)。
またしても、いつものように全然関係ない話しなんですが、この返品前提の商売の中で面白いのは「カードで購入された場合、購入日から30日はカードに請求しません」とか言うお店もありまして、どう言う事かと言いますと、クレジットカードなんかで買い物をしますとカードを通す機械には「与信 Authorization 」と「販売 Sales 」と言う2つの操作がありまして、「与信」ではカードを使えるかどうかの確認だけを行い「販売」は当然ですが売上を計上します。
この与信の操作する際には金額を指定し、その金額分だけ使えると言う事をカード会社が加盟店に保証しますので、その段階でカードの利用可能枠から枠だけ押さえられます。そして、この「与信」を加盟店がカード会社から得て30日以内であれば、その段階でカードが使えなくなっていようが関係無く加盟店は「与信」を「販売」に変更できる*1ので、お店としては全く損はしません。
ただし、お客さんとしては、実際に買った日は「販売」をした日を基準にされますので、支払いまで30日先になるんです。例えば15日締めで翌月10日に支払いのカードでしたら、それが翌々月の10日払いになると。と言う事は、締め日近くに買った物を締め日を跨いで返品したとしても、一旦は支払わないとならないと言う事も回避できるんです。誰も損しないように思えるこの仕組み、一体どこのお店が最初にやりだしたんでしょうかね。
ただ、この方法でもクレジットカードの利用限度額の「枠」は取られてしまいますので、お客さんとしてはカードの使える分は減ってしまうわけです。そこで、今度はお客さん側が編み出した手法として、最初に購入する際には分割払いが出来ないアメックスやダイナースクラブなどのチャージカードを使い、30日以内に再度お店に行って返品する物をお返しし、そのまま買う物の代金を支払う際に分割払いが出来るカードで精算してもらうんです。そうすると、分割払い出来るカードの枠は純粋に買った分しか使われないので合理的と。さらに、新しく何か追加で購入すれば、そこから30日はまた更に請求しないでおいてくれるお店まであったりで、こうやって大量消費&大量破産者をアメリカは生み出しているわけです(笑)。
昨日はドイツの指標を中心に、それなりに注目の指標もあったんですが、大きな波の中で動いているだけで、特に指標で動いたと言う感じではありませんでした。それでもブログのスペースを埋めるために指標でもペタペタ貼っておきましょうかね。
東京時間後場終了間際の午後2時40分過ぎから、ユーロ円を中心して断続的にユーロ買いが入り、日本時間で午後3時に発表になりましたこちら⇩
ドイツ4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
小売売上高指数(前月比) | -0.4% | +0.5% | +2.3% |
前月比指標とは言え、事前の市場予想を遥かに上回る数字でしたが、逆にこの指標が発表されたときだけユーロ買いが収まり、またそれから10分くらいしたらユーロ買いが入る感じで、指標で悪い数字が出なかった事を判断するために一時ユーロ買いを停止したんじゃないかと疑うレベル(笑)。
続いて、日本時間で午後4時55分に発表になりました雇用関係指標ですが、失業者数が1,000人事前の市場予想より多く減りまして、失業率も0.1%低下と改善したのですが、こちらもユーロ相場に目立った動きは無く、
ドイツ5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
失業者数 | -0.8万人 | -1.0万人 | -1.1万人 |
失業率 | 5.3% | 5.3% | 5.2% |
日本時間で午後9時に発表になりました消費者物価指数=CPIは、なんと前回値も事前の市場予想もぶっ飛ぶ +2.2%と言う高い数字を叩き出し、
ドイツ5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(速報値) 前年比 |
+1.6% | +1.9% | +2.2% |
叩き出し、たのですが・・・・・・、なんとこのCPIの発表直後が昨日のユーロの高値でその後は失速。もう、とにかく今は「イタリアの事以外じゃ、ユーロに影響は与えられねえよ。動きたい方に動くだけさ!」そんな感じ。
それに引き換え、カナダドルは動く動く(笑)。昨日、カナダ中銀が政策金利と金融政策を発表しまして、政策金利については事前予想の通り据え置き⇩
カナダ銀行(中央銀行) | 現状 | 市場予想 | 結果 |
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政策金利 | 1.25% | 1.25% | 1.25% |
ところが、発表されました声明文の中で超タカ派、マジタカ派な発言があり、カナダドル急騰でした。もう皆さんご存知でしょうが、どれくらい急騰だったのかチャートで確認しておきますと、
あ~あ。随分と行っちゃってますね(笑)。政策金利の発表直前 1.3010 付近におりましたが、発表されて少ししますと 1.2860 近辺も切って行っております。「なんだ、40~50pips かよ」って思いました?よ~く見てくださいね? 1.3010近辺から 1.2860近辺ですからね?140~150pips の大移動ですからね?(笑)。
で、そんな大相場だったカナダドルですが、昨日の数字で対カナダドルペアは特にお稼ぎだったわけではありません。なんとなく今回は危険な感じがしましたので、あえてシステムトレードから外しておきました。危ない時は、逃げるも勝ちです。
ちなみにチャートの3分足には、本当に意味はありません。3分足って珍しいですが、1時間で20本、5本で1/4時間つまり15分なので割と見やすいんです。
昨日、東京は午後から急に大雨が降りました。そろそろ梅雨ですし、ここで雨が降っておきませんと、ま~た「渇水ガ~」と言われかねません。できれば週に1~2日まとめて降って、それ以外の日は晴れてくれるとありがたいんですけど(笑)。
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*1:正確に言いますと、与信の範囲内で「オフライン売上」と言う手続きを行いまして、再度カードを通す機械での操作は通常行いません。
2018/05/29 戦績
USDJPY +190,900円
EURUSD +275,338円
GBPUSD +182,657円
AUDUSD +4,906円
USDCAD +20,521円
EURJPY +463,800円
GBPJPY +363,200円
AUDJPY +69,200円
CADJPY +28,300円
EURGBP +7,651円
TOTAL +1,606,473円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,317,588円
月間戦績(05月)
TOTAL +27,182,594円
年間戦績(2018年)
TOTAL +150,206,290円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,050,534,606円
イタリアの政局不安定と言うか、今さらながらグダグダ感が凄いんですが、昨日はこんな記事が元ネタになって若干のユーロ買い戻しなのか、売り止まり程度なのか分かりませんが、チャートで下へ突っ走る事の阻止は成功したようです。
イタリアの政党「五つ星運動」の党首で若きリーダー、ルイージ・マリオマイオ氏が「えっ?誰がユーロ抜けるなんて言った?オレ、今までそんな事一度も言ってねえけど?誰情報?」とかなんとか(笑)。
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日本語の記事がほとんど見当たらず、あったとしてもヘッドラインのみ。大手金融系通信社もパブリックニュースとしては詳しく伝えていないようで、ただ情報ソースはフェイスブックと言う微妙さなんですが、どうも世の中としては「イタリアにユーロ圏抜ける騒動」をしてもらわないと困る人達がいるようです。
とは言え、五つ星運動は今まで散々「ユーロ抜けるぜ!ユーロ抜けるぜ!」を連呼していた事は間違い無く、さすがに今さら「言ってないぴょ~ん」は通じないと思うのですが、そこはこのために元投手党首で五つ星運動の設立者でもあるベッペ・グリッロ氏が党首から退き、ルイージ・マイオ氏に鞍替えしておいたのでしょう。ベッペ・グリッロ氏の過去の発言が政党の主張であるとされないように、党首から退いた時に肩書すら「Guarantor 保証人」になっております。
果たして今後どうなるのか。誤解を恐れずに言えば、この五つ星運動の急成長を支えている構図としては、日本で言えばネット民と言われる層を取り込んだ政党を作ったようなものなんです。つまり、ネット民がネット上で呼応している方向に政治を持っていくように標榜すれば当選に必要な票は集まり、その時は「俺ら勝った」的な意見が占めて「民主主義の勝利」的な歓喜に包まれるでしょう。
ただ、ネット民と言われる層は、ちょっとした裏切り行為に対して過敏に反応する事もあり、今回の「ユーロ抜けるなんて言ってない」と言う事に、どれだけ反応するのか。あるいは、今回は抑えられたとしても、政権を担っているといずれ理想と現実のギャップに現実を取らざるを得ない状況が多々発生します。現に、今回の「ユーロ抜けるなんて言ってない」件なんてのも既にその類です。
まっ、世界経済危機にでもならないように、どうにかユーロ圏でこの問題は収めて欲しいと思います。「こっちくんなよ!」的な(笑)。
そして昨日も、これまた随分と円が買われたものです。同時に、米10年債も乱高下しておりまして、1日で0.1%下行ったり上行ったり、また下行ったり(笑)。
この混乱状態の中での覇者は「VIX ボラタリティインデックス」買ってた人たち。先日のVIX買って一攫千金事件があって以来、どうもVIX買ってる人が随分といるらしく、ボラタリティインデックスのボラが高いみたいな状況に(笑)。「インデックスなのにボラ高いから何だって言うの?」とも思うかもしれませんが、実際に取引されているVIXの数値と言うのは、複雑奇怪な計算をしないと算出出来ないVIXの理論値といつでも乖離しておりまして、ボラ高いとそれだけ乖離する事も多く・大きくなる事があります。って事です。
少し前は「VIXと言えばショート(売り)」って感じだったんですが、短期間でも急上昇する機会が多くなってきまして、ショートポジション取ってると軽くヤバイ状態になりそうです。「だったら買えばいい」と言う発想で、そもそも別の金融商品に向かないところがインデックストレーダー。値さえ動けばいいと言う究極のトレーダーたちなので、他の金融商品で1日1%動いたら疲れているような市場は相手にならないようです。そうそう、VIXは昨日30%近く上昇してました(笑)。まっ、値さえ動いてくれれば何でもいいと言うのは私も同じですけど。
アメリカ側から発表されるとは珍しい。通常、格上になる国から先に発表は行わない事が多いのですが、日米の場合は「格」と言うのは微妙なところで、そうなると今回の件はアメリカ側から望まれてと言う事になるでしょう。
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もともと米朝会談の前に会談は行う予定にはなっていたようですが、時間の限られるG7サミットの機関中での会談では無く、サミット前にじっくりと話したい事があると言う事でしょう。今回は米朝会談の先の話しもあり、先日安倍首相が訪露していた時にプーチン大統領との話しなども当然あるでしょうから。
昨日も指標は若干ですがあったんですけど、あまり重要視されるような指標では無かったと言うのもあるんですが、全然もうそう言う雰囲気では無く、もう私のブログも政治色前面と言うか全面に近い感じになってきております。
早いところ、世の中から政経分離ができればいいのですが。もっとも、政経分離なんて理想論ですけど(笑)。
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