2018/04/30 戦績
USDJPY +111,200円
EURUSD +137,541円
GBPUSD +43,785円
AUDUSD +8,927円
USDCAD +13,563円
EURJPY +39,400円
GBPJPY +79,200円
AUDJPY +300円
CADJPY +28,600円
EURGBP +19,144円
TOTAL +481,660円
週間戦績(当週)
TOTAL +481,660円
月間戦績(04月)
TOTAL +23,406,917円
年間戦績(2018年)
TOTAL +123,023,696円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,023,352,012円
ドル円、空気読んであと100円少なければ、みたいな(笑)。
普段は東京時間と言われるアジアを中心とする時間帯、昨日は日本も中国も祝日で非常に取引ボリュームが小さかったようです。アジアの中では、シンガポール・香港・東京の順に為替取引のシェアが多く、シンガポールが全世界の約7.9%、香港が約6.5%、東京が約6.1%です。このシェアを持って「既に日本の時代は終わった」かのように言う人達がおりますが、そうなんでしょうか?
日本がお休みの日ともなりますと、東京時間での為替取引ボリュームは一気に縮小しまして、シンガポールや香港での取引と言うのは、単に取引を行っているフロントと言うだけと言う事が露呈します。東京より金融規制や税制面で有利なシンガポールや香港でお金の交換をしているだけと言う事です。これを話し出しますと、実際に企業内で見て来た私の話しなど頭から否定して「いや違う、ニホンガ~」と雄叫び上げる大学教授とか登場しそうなので、この辺で終わりにしておこう(笑)。
昨日の欧州時間以降、一部カナダドルだけは最近の売られすぎの原因であった原油価格が若干の戻りと同調して買われる場面もありましたが、全体的には米ドルが買われる流れでして、先週末に整理してあったポジションを持ち直すところと、若干の新規が入った程度の流れだったのでしょうか。
日本時間で午後3時にありましたドイツの小売売上高では無反応
ドイツ3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
小売売上高指数(前月比) | -0.2% | +0.8% | -0.6% |
日本時間で午後9時にありました同じくドイツの消費者物価指数では、事前の市場予想より若干良かったにも関わらず、指標発表後からはユーロ売りが入りまして、指標は無視してドル買いの流れに入っただけのようです。
ドイツ4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(速報値) 前年比 |
+1.6% | +1.5% | +1.6% |
その後、ニューヨーク時間に入りましてアメリカさんの指標も色々と出てきたのですが、事前の市場予想通りだったり、若干悪かったりしまして、それでもあまり関係無くドルが買われておりました。
米国3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
個人所得(前月比) | +0.3% | +0.4% | +0.3% |
個人消費支出(前月比) | 0.0% | +0.4% | +0.4% |
米国3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
コアPCEデフレーター (前月比) |
+0.2% | +0.2% | +0.2% |
コアPCEデフレーター (前年比) |
+1.6% | +1.9% | +1.9% |
米国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
シカゴ購買部協会景気指数 | 57.4 | 58.0 | 57.6 |
日本時間で午後11時に発表になりましたこちら⇩次回以降の中古住宅販売件数に直接影響を与える数字ですので、さすがに反応しておりまして、この指標発表あたりを境にして、いつものようにロンドンフィキシングを折り返し地点と言う感じでした。
米国3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売保留件数指数 (前月比) |
+2.8% | +0.7% | +0.4% |
と、まるで見ていたかのように書いておりますが、昨日は朝方システムの起動の確認だけしただけで、な~んにもしておりません(笑)。
せっかくのゴールデンウィークですから、システムはシステム、人さまは人さま、それぞれ仕事と遊びの分業です。これがシステムトレードのメリットでもあり、逆に、気が付いた時には無一文になっている可能性も秘めているファンタジーですが、出来れば気が付いた時には無一文は避けたいので、ファンタジーの前段階で現実を直視できるようにしたいとは常々思ってはいるんですけど、なかなかリターンとリスクのバランスが難しい感じです。
昨日もね、もうちょっと数字取れたら良かったんですけどね、そんな事をシステムの中の小人さんに言って(パラメーター変えて)しまうと、次の日にはファンタジーが発生しそうなので止めときましょう(笑)。
今日は平日で出勤・登校の方も、お休みの方も、毎日がエブリデイの方も、本日5月1日はメーデーと言われる国際労働者の日です。労働者の日であって、脱◯発や、ア◯政治を許さない日ではありません。どうもね、そう言うのが多いんですよね。
日本ではメーデーは祝日ではありませんが、勤労感謝の日と言う別の同じ意味を持つ祝日もありますので、ここは別に世界中に合わせる必要も無いでしょう。ある意味、わが道を行くようでカッコイイ感じでもあります。ただ、メーデーの意味合いだけは合わせておいた方がいいと思うんですよね。労働者の日=労働組合の日という感じになっている現状はちょっと違うかな、みたいな。
メーデーと言えば救難信号もメーデーでして、私も大学時代に友人と取りに行った小型船舶の免許の講習の際に習いました。このメーデー、英語で「Mayday」と連続で書きまして「May Day」とは区別されてます。そもそも、フランス語の「m'aider = 私を助けなさいよ!助けて!(me 私を aider 助ける)」の発音「メデ」から来ているんだそうでして、それを聞いた時には「へ~」と思ったんですが、本当かどうか今考えてみたら疑わしくも思ってきたところです(笑)。
と言う事で、本日はメーデーです。
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2018/04/30 月曜日
本日4月30日、4月の最終日です。そして、昨日の日曜日が祝日であったため、俗にいう振替休日でお休みです。俗にいうと言う事は、正式名称があると言う事でしょうから、法律に何て書いてあるのか調べてみますと、
昭和二十三年法律第百七十八号
国民の祝日に関する法律第三条 「国民の祝日」は、休日とする。
2 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
正式名称「休日」でした(笑)。
この法律の存在していない「振替休日」と言う言葉、いつから存在していて、どう言った経緯(いきさつ)で使われ始めたのでしょうか。
「国民の祝日に関する法律」が出来る前、戦前に祝日を制定していたのは「休日ニ関スル件(大正元年勅令第十九号)」勅令と言う、天皇陛下からのお達しで定められていたようです。天皇陛下からのお達しと言っても、実際に作っていたのは天皇陛下では無いでしょうけど(笑)。
国立公文書館のデジタルアーカイブで、その勅令のスキャンされたものを見る事ができます。そこには、特に祝日と日曜日が重なった場合についての記載は無く、戦前には振替休日と言うものは少なくても法的には無かったものと思われます。
ここで、国民の祝日に関する法律が制定されました昭和23年と言う年を考えてみますと、まだ日本がバリバリに連合国軍の占領下だった時代でして、憲法の制定にすら連合国の意見が優先された事を考えますと、細かい法律に至るまで連合国の法律専門家が関与していたと思われます。
当然、細かい法律の調整で関わった法律専門家としてはアメリカ人が最も多いと思われます。なにせ、連合国軍の占領下と言われながらも、実質は米国の占領下だったわけですから。英語、特にアメリカ英語では、祝祭日が日曜日になった際に翌月曜日のお休みを Substitute holiday 又は、単に Substitute day と言います。
Substitute は割とレベルが高い英単語でしょうが、エクセルとか得意な方は関数としてご存知かもしれません。単語の意味としても、エクセルの関数の意味としても「入れ替え、取り替え」と言う意味でして、この Substitute holiday を日本語に翻訳された翻訳官または通訳官の方が「入れ替え休日や代替休日じゃ変だから、別の日にすると言う意味で、振替休日でいいんじゃね?」とされたんでは無いかと考えました。
と、ここまで色々と推測しておいて
実際には「戦前から使われていた言葉です」とか
どこかの資料に書いてあったりして(笑)。
まっ、もしそうだったらだったで構いません。
こう言う「疑問 ⇨ 予想 ⇨ 資料調査」の一連の流れは面白いですし、ここまでの事を仮説として頭の片隅にでも置いておけば、そのうちどこかで真実を知っている方と話す機会でもあれば、盛り上がる事間違いありません。
今週、日本はゴールデンウィーク進行で全くのやる気が無い週となりますが、一方で月初週ですので5月4日金曜日の日本時間で午後9時半に米雇用統計の発表があったり、その直前5月3日木曜日の日本時間で早朝3時に米FOMCの結果公表があったり、米国関係で週末は忙しくなります。
また、豪ドル大好きな皆さんとしては、明日5月1日火曜日に豪中銀のRBAが政策金利発表、5月3日木曜日には豪貿易収支の発表があり、5月4日の金曜日にはRBA四半期金融政策報告が公表される予定ですので、普段は豪ドル買いっぱなし放置を眺めてニヤニヤされている皆さんも、連休中ですがちょっと気にしておいた方がいいかもしれません。
最近、やたら反応が多い英国の指標ですが、今週も5月1日火曜日に英製造業PMI、翌5月2日水曜日には英建設業PMI、さらに翌日5月3日の木曜日にはサービス業PMIが発表される予定でして、反応が鈍い時には全く無視に近い状態のPMIですが、今週は注意しておいた方がいいのかなと思ってます。本当は、激しく動かねえかなとワクワクしております。あれ?心の声が出てた(笑)。
これ以外の細かい指標なんかは外為どっとコムさんで見ていただければ分かりやすく表になってますんで、そっち⇩見てもらえばいっかな~ と言う事で。
リンク ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー
ゴールデンウィークいまいち盛り上がりに欠けるのは、どうしても前半と後半に分かれてしまうためでして、これが大人だけなら「平日に有給突っ込め~」のような事も可能なんでしょうが、子供たちがおりますと「学校休ませるの?」と言う話しになってきてしまいます。
それでも、今は割と多くのご家庭で「家族での体験も重要」と考えるようになってきておりまして、学校をお休みさせて海外旅行なんてご家庭も多いようです。
日本はいいですよね~、
英国でこれやったら罰金です。
正確に言いますと「連休に入る直前の航空券が安い日を狙って出発、連休が終了した直後の航空券が安い日を狙って帰宅」そのために子供たちへの就学機会を奪って学校を休ませるのがダメって事になってます。
英国、非常に移民が多いので、移民の皆さんは当然ですが出身国があり、連休ともなりますと出身国へ家族で帰省したいわけです。そして人数が多いので1人当り往復で100ポンド違っても家族が5人だと500ポンド、実際には1日違いで数百ポンド違うなんてザラですから1日子供の学校を休ませたら軽く1000ポンドくらい航空券の値段が変わって来るんです。と言うのを移民が多い国で集団でやられますと、学校の運営がままならない状態になってしまうほど生徒が休んでしまうと(笑)。いや、わらってられない非常に難しい問題ですね。
そのうち日本でも問題になりそうな気もしないでも無いんですが、子供を持つ親御さんが常識を持って対応していれば大丈夫だと、信じたいと思うんです。思うんですけどねえ。いっそ、子供にも大人の有給休暇と合わせて取得できる「選択休日」とか「選択校外学習日」とかを設定してもいいのかもしれません。家族でハワイに行って、ハワイの博物館や水族館で興味を持って調べてきた事をまとめて提出するとか、学習と言う面で言えば非常に素晴らしい事だと思うんです。
まっ、そんな制度が出来る頃には、もううちの子供たちは大人でしょうから、どうでもいいって言えばどうでもいいのかも(笑)。
いや、今度はお孫ちゃんか・・・・・。
そんな遥か先の未来の事はどうでいいや(笑)。
そんな事より、目先のゴールデンウィークを楽しむことと、一応は市場も気にしながら、今週も一週間頑張ってまいりましょう。
いや、お孫ちゃんか・・・・・・
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2018/04/28 戦績
USDJPY +84,000円
EURUSD +63,216円
GBPUSD +149,198円
AUDUSD +16,531円
USDCAD +49,267円
EURJPY +110,600円
GBPJPY +221,400円
AUDJPY +4,200円
CADJPY +11,200円
EURGBP +34,458円
TOTAL +744,070円
週間戦績(当週)
TOTAL +5,672,469円
月間戦績(04月)
TOTAL +22,925,257円
年間戦績(2018年)
TOTAL +122,542,036円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,022,870,352円
金曜日、英国のGDPが発表され、事前の市場予想に比べて若干の下振れした事を受け英ポンドが徹底的に売られまくり、久しぶりの「指標うひょ~状態」だったわけです。私も、うひょ~状態でした(笑)。
同じ金曜日のニューヨーク時間に発表になりました米国の同じくGDP、事前の市場予想が +2.0% に対して +2.3% と若干良かったため、ドルが若干買われ109円半ばを付けておりましたが長続きする事無く、ロンドンフィキシングを迎える日本時間で深夜0時ころには、既に109円を割り込む感じ。
その後、日本の日付が変わってからも大きく値を伸ばす通貨も無く、株式市場も日本時間でNIKKEI225が上げ、欧州時間ではDAXもFTSE100も、それ以外のほとんどの欧州市場の株式指数が上げ、ニューヨークだけダウが微下げNASDAQが微上げで終了。GDPの数値とは全く連動しない株式市場に、政治的には安定して来たとは言え、市場が指標など経済動向だけで動けるような状態まではまだまだ戻っていないように感じます。
本当の意味で政治が安定したと言えるようになるには、現在の複雑な状況を作り出している世界中の多くのリーダーが交代するまで待たないとならないのでしょうか。
私としましたら、とにかく「世の中は平和に、金融市場は高ボラに」ただそれを祈っているだけです。とにかく「うひょ~状態」になりたいだけなんです(笑)。
さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 59,253 | 58,670 | +583 | -2,008 |
EUR (099741) | 216,944 | 86,350 | +130,594 | -20,882 |
GBP (096742) | 90,186 | 52,821 | +37,365 | -10,337 |
RUB (089741) | 14,486 | 688 | +13,798 | -264 |
BTC (1330E1) | 3,193 | 5,022 | -1,829 | +54 |
金Gold (088691) | 225,804 | 89,158 | +136,646 | -26,423 |
原油 (067651) | 838,898 | 126,475 | +712,423 | -15,708 |
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 49,433 | 46,842 | +2,591 | -170 |
EUR (099741) | 238,829 | 87,353 | +151,476 | +4,013 |
GBP (096742) | 113,252 | 65,550 | +47,702 | +4,686 |
RUB (089741) | 15,161 | 1,099 | +14,062 | -1,321 |
BTC (1330E1) | 3,409 | 5,292 | -1,883 | -162 |
金Gold (088691) | 237,288 | 74,219 | +163,069 | +7,697 |
原油 (067651) | 849,993 | 121,862 | +728,131 | +21,051 |
過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp |
全然、どうのこうの言えるような数字の移動があった感じでは無い、IMMポジションの結果でした。金(Gold)や原油はポジションの調整も入っているような感じでしょうか。まっ、先物ですから長気持ちで資産形成しているわけでは無く、どこかで売って利益確定する必要がありますからね。仮にずっとロールオーバーしてたとしても、「先物取引=契約」が資産になるわけでもありませんし(笑)。
世の中はゴールデンウィークです。そして、本日は昭和の日です。平成も30年になりまして、現在20代の方までは確実に昭和を知らない世代なわけです。昭和天皇の誕生日であった昭和の日と言う祝日も、いずれは意味を無くし、ゴールデンウィークを維持するためだけに何かの意味を探すのか、あるいは年間の祝日数を変えずに時代に合った別の日へ祝日を変更するのか。それもいいのかなと思います。
だって、この先天皇誕生日を50代も100代も全部残して行ったら、それこそ一年中天皇誕生日起源の祝日だらけになってしまいますから(笑)。
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2018/04/27 戦績
USDJPY +122,900円
EURUSD +171,003円
GBPUSD +231,586円
AUDUSD +6,281円
USDCAD +42,879円
EURJPY +219,900円
GBPJPY +431,700円
AUDJPY +10,700円
CADJPY +28,600円
EURGBP +46,237円
TOTAL +1,311,786円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,928,399円
月間戦績(04月)
TOTAL +22,181,187円
年間戦績(2018年)
TOTAL +121,797,966円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,022,126,282円
昨日のメインイベント、日銀金融政策決定会合の2日目が終了しまして、私の中でいつも話題の何時に結果が公表されるかと言う事が・・・・・・
そんな事より、
英國GDP祭り!
(笑)。
日本時間で午後5時半に発表されました英国の第1四半期GDP速報が、事前の市場予想よりも悪かったために英ポンドが売られた、と言うより売られまくったと言う状態になりまして、チャート的にはこんな感じ⇩
メインであるポンドドルは、さすがにズズズと下がっております。一直線に下がっている陰線(赤線)がGDP発表直後の値動きでして、それ以前からズルズルとはしておりました。指標漏れてたんだか、予想しての動きだかは知りませんが(笑)。
対ドルストレートのポンドドルより、もう少し細かい動きがあったポンド円。当然、クロスですのでポンドドルだけでは無く、合成するもう一方のドル円の値動きにも大きく動かさせられます。それでも、英国がGDPパワーを展開する使用前と使用後では、ドル円は無視して確実にラインが変化するほどです。
もっとも値動きが大きかったのは、実はユーロポンドでして、さすがにブリグジット祭りの参加者であるポンドとユーロの組み合わせが最強の動きなのは考えるまでも無いでしょう。発表後にワープした感じでして、チャートには立場がない亜空間を形成しておりました。この、まるで最近のライトノベルのタイトルによくある感じ(笑)。
そんな英国のGDP速報ですが、どんだけ悪い数字だったのかと言いますと⇩
英国第1四半期(1-3月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP(前期比)速報値 | +0.4% | +0.3% | +0.1% |
🚩GDP(前年比)速報値 | +1.4% | +1.4% | +1.2% |
旗印🚩を付けました前年比の方、どちらかと言えばこちらの方が重要です。その数字、市場予想の +1.4%に対して 0.2ポイント足りない +1.2%でした。確かに率で 0.2ポイント違うと金額表記にしたら凄いんですが、そんでもこの程度の差異はよくある事です。まあ、市場の皆さんポンド売りたかったんでしょうね。
市場の皆さんポンド売りたかったんでしょうね(笑)。
さて、昨日のメインイベントと目論まれておりました、日銀金融政策決定会合での結果公表ですが、公表時刻は午後12時04分でした。
さすがに、今回もまた11時台に公表しますと、松花堂弁当を12時から食べたくて早く発表しているのがバレバレになりそうすから、日銀生え抜きの雨宮副総裁あたりが「今回は12時過ぎに発表しましょう」とでも黒田総裁に進言したのでしょう(笑)。
肝心の公表内容につきましては、既にあちこちに書かれておりますのでココであえて書く必要は無いかと思いますが、一言で言いますと、
現状維持。
以上。
まあ、良い意味で言えば「安定してる」と言う事でしょうか。安定してるを英語で言えば、よく格付け会社の公表する格付け情報に「stable」とか書かれてますが、ホチキスは「staple」ですので非常に似ております(笑)。この stable に近く同じ安定を表す言葉で stabilized とかもありますが、stabilized の方が若干不安定な感じで「どうにか安定させました、が。」と言う具合です。
stabilized が更に変化したもので、船舶など大型の物体を安定させるための安定器 stabilizer と言う物がありますが、まさに頑張って安定させると言うイメージを掴むには最適かなと。この stabilizer は日本語では「スタビライザー」と書かれますが、これはもう全くのローマ字読みの日本語でして、英語で stabilizer は「ステイブライザ」に近い感じで発音します。
もし、日本語が全く分からない英語圏の方に「スタビライザー」と言った場合どれくらい通じないのかと言えば、東京のある場所のローマ字表記を英語圏の方が「アイケバックロウ」と読み、それを日本人が聞いて東京のある場所をパッと思い浮かぶかどうかくらいの通じ無さです。ヒントとしては、家具屋さんの「IKEA = イケア」を、英語圏ではアイケアと発音します。答えは注釈に⇨*1
他にもいくつか指標はありましたが、数字自体は外為どっとコムさんとかで見ればわかりやすく表になってますんでそっち見てもらえばいっかな~、的な。
いつものリンク ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー
ついに、ゴールデンウィーク始動です。もう、ぶっちゃけ、昨日の数字も日銀金融政策決定会合の結果もどうでもいいかな(笑)。そうは言っても、昨日の英国GDP祭りである程度の数字が行ったので、そんな事を言っていられるというのも若干あります。なにせ、月末ですから支払い*2とかありますし(汗)。
ゴールデンウィーク前半となります本日から、我が家もお出かけの予定です。皆さんも、どうか良い週末、良いゴールデンウィークをお過ごしください。
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2018/04/26 戦績
USDJPY +147,200円
EURUSD +212,479円
GBPUSD +119,153円
AUDUSD △4,656円
USDCAD +30,351円
EURJPY +162,300円
GBPJPY +81,500円
AUDJPY +23,100円
CADJPY +41,700円
EURGBP +37,162円
TOTAL +850,289円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,616,613円
月間戦績(04月)
TOTAL +20,869,401円
年間戦績(2018年)
TOTAL +120,486,180円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,020,814,496円
全然おもしろくも何ともない相場でした。
昨日早朝のニューヨーク時間終了までは、ある程度順調に買われたドルですが、その後引き継いた東京時間では値を伸ばす事も売られる事も無く欧州時間までの中継ぎの役目だけを果たした感じです。これが野球であれば真に素晴らしいリリーフとも言えるのですが、悲しいかな、日本のプロ野球でリリーフピッチャーがあまり評価されにくいのと同じように、為替の世界で中継ぎなんてものには何の意味もありません。「時間の経過=リスク」ですので、単に無駄な時間を経過したと言う事はマイナスにしかなりません。
うん、随分とこんな事で文字打った(笑)。
もう、ちゃっちゃと行っちゃいたいと思います。昨日のメインイベント、欧州中央銀行の政策金利発表と、その後で予定されておりましたマリオちゃんドラギ総裁による会見ですが、政策金利発表に関しては事前の予想通りに全て据え置きと言う結果に、発表の瞬間の超極短期的には動意なしと言う感じでした。動意なしと言うか、あまりにも想定過ぎて動くのも面倒な感じ(笑)。発表の数分前くらいから微妙にユーロ売りは入っておりまして、やはり皆さん考える事は同じようです。
欧州中央銀行(ECB) | 現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策金利 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
預金ファシリティー金利 | -0.40% | -0.40% | -0.40% |
いつものように日本時間で午後8時45分に政策金利発表を行い、午後9時半から総裁会見となっておりました。昨日は、総裁会見の開始時刻の午後9時半にアメリカの指標も重なっておりまして、新規失業保険の申請件数は減りポジティブ、耐久財受注は輸送機器を除くと事前予想を下回っているのですが、今のアメリカには非常に優秀なボーイング社専属セールスマンのトランプ大統領がおりますので、輸送機器まで含んだ数字は事前の市場予想を1%も上回っている結果となっておりました。
米国 週次 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 23.2万件 | 23.0万件 | 20.9万件 |
米国3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
耐久財受注 前月比 |
+3.0% | +1.6% | +2.6% |
耐久財受注 前月比・輸送用機器除く |
+1.0% | +0.5% | 0.0% |
そんな指標結果もあり「どうせ、ドラギ総裁はスーパーポジティブな発言するだろう」と見込んでいた皆さんのユーロ買い戻しが若干スロースタートだったのですが、まあ、それでもそれなりに会見でポジティブ発言が伝わりますと若干ユーロが買い戻されまして上昇し、今回は「ユーロ売り・ドル買い思惑」だった皆さんにカッコウの格好の売場提供してくださっておりました(笑)。この「欧州中央銀行政策金利発表 ⇨ ドラギ総裁会見」まで一連のユーロの値動き、過去の統計や検証はしておりませんが、なんかパターン化しているような気がしてなりません。
肝心なドラギ総裁の会見内容なんですが、
スゲーぜ!欧州上昇してんぜ!今後もイクぜ!
って、そんな感じのリップサービス(笑)。そして、
為替市場注目してんぜ!
と言う発言もあり、やや為替の市場参加者に緊張が走ります。ここまでは良かったんですけどね~
あっ、でも、為替のボラなんて今回話し合ってないぴょ~ん
いくつか指標下がってんのも、まあ、あるね(笑)。
将来の金融政策についてなんて話し合ってないよ?
無事、ユーロ急降下でございます。
昨日は、スウェーデン中央銀行も政策金利を発表しておりまして、こちらも事前予想通り現状維持の -0.50% と言う事です。
スウェーデン中銀 | 現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策金利 | -0.50% | -0.50% | -0.50% |
スウェーデンは、人によっては銀行との契約内容や交渉で、住宅ローンがマイナスになっている場合もあったりしまして、マイナス金利の恩恵を受けている個人もいたりします。と言う事は、当然ですがお金を預けておくと金利が取られる契約の口座もあったりしまして、注意しなければなりません(笑)。⇦ 単にマイナスにならない口座にすればいいだけですけど(笑)。
個人でマイナス金利を体感する方法としては、以前ですと FX ブローカーの OANDA が、日本円で証拠金を預けておくと「使っていない証拠金に対してマイナス金利を付ける=日本円を預けておくと目減りする」と言う時期が一瞬だけありました。OANDAは、通常は証拠金に対して金利を付与してくれるブローカーなので、マイナス金利を厳格に適用した結果そのようになってしまったと言う事のようです。
秒速でスワップ計算、秒速で証拠金の金利計算と言う面白いブローカーでして、更に以前は土日も取引出来た先進的なブローカーでした。今はスワップや金利付与計算がどうなっているのか分かりません。土日の取引が出来なくなった段階で利用しなくなってしまいました。土日の取引サービスを終了させる時に「予想していたより取引が少なかった」と言うような発表がありましたが、おそらく「予想していたより収益が少なかった(下手すりゃ赤字)」だったんでしょう。取引数量の制限があったにしろ、恐らく土日にやり過ぎた人達がいたんでしょうね(笑)。
そう言えば、よく言われる「土日も中東でイスラムの銀行が為替取引してる」と言う話しですが、ネット上では「本当」「嘘」が交錯しているようでして、常識で考えてみれば分かるのですが「本当」です。だって、土日も銀行やってるんですから銀行同士で取引は当然してますし、国を跨いだら外国為替取引になりますんで。ただ、当然ですがそんなにレートが良いわけでは無く、よく言われるようなインターバンクレートと言うわけにはいきません。OANDAが土日の取引を受けていた時代、ドル円は20pips程度のスプレッドでしたが、それ以上の価格差はあるようです。
有名なところでイスラムでは金利の発生は宗教上違法とみなされるので、金融機関は大変です。ただ、正当な利益を出す事は当然宗教上も合法ですから、為替のスプレッドなんかは金融機関の収益を出す手段としては重要なんです。デリバティブなんて超危険な感じなので昔は考えるのも避けていたようですが、近代になるにつれてイスラム法学者やイスラムの法体系を学習した金融工学の専門家が頑張ってイスラム向けの商品を開発してまして、割賦契約をイスラムで合法化したムラーハバ契約を別々の通貨で相互に契約し合う事で、事実上の為替先物を作ったり出来るようになりました。
ニューヨークって人種のるつぼと言われるほどですから、私があちらで働いていた頃にもそんな話しはゴロゴロしておりまして、まるでパズルを解くかのように新しいイスラムで合法な金融商品を皆んなで考えてみたり(笑)。
ん?なんでイスラムの金融商品の話しになった?
本日でゴールデンウィーク前の相場が終わります。欧米の皆さんには日本のゴールデンウィークなんて関係無いんですが、それでも金融市場に携わる皆さんは日本のゴールデンウィークと言うのは当然知っておりまして、感覚的には「中華圏の旧正月みたいなもんでしょ?」と、そんな感じでしょうか。
その前に、金融界で今週のラスボス、日銀金融政策決定会合の2日目が本日開催です。今回は12時25分より前に発表になるのか、それとも11時台に発表してしまい、落ち着いて12時から松花堂弁当を食べるのか(笑)。ゴールデンウィーク前に、ひと稼ぎさせてもらえますように願っております。
久しぶりに、これ貼っとこうかな⇩高ボラ祈願のヤツ(笑)。
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