FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/03/20 月曜日

本日、春分の日で日本は祝日となっております。

世界的に見ても、春分や秋分と言う天文学的な出来事を祝祭日に、そのままの理由で制定しているのは珍しく、イランでも同じく毎年春分の日が旧イラン歴のお正月ノウルーズとして祭日 *1となっておりますが、春分の日と言うよりも春分をもって新年となるお正月ですので、春分の日自体を祝っているわけではありません。

 

そうそう、春分の日って、昼の長さと夜の長さが同じになるってよく言われますが、あれ実はウソです(笑)。ウソって言うのも変なのですが、まず理由①、春分って「ある一瞬」だけなので、春分の日一日を通してずっと昼夜の長さが等しいわけではありません。ただ、その一瞬だけある意味では昼夜の長さが等しいので、仮に太陽が正中(南中)した瞬間に春分だった場合、その日は昼夜の長さは等しくなるでしょう。何百年に1回あるか無いかの極めて稀な現象ですが、21世紀には2003年の春分が、ニューカレドニアで南中時刻の正午だったのが最後でして、もう21世紀中には発生しません。

それと理由②、日の出と日の入りの時には、観測地点から見て最も大気の層が厚い部分に太陽があるので屈折が大きく、実際の太陽の位置よりも高い部分に太陽が見えます。と言う事は、日の出の時は実際より早く、日の入りの時には実際より遅くまで太陽が見えている事になり、当然昼間の方が長いと言う事になります。

そして最後に理由③、これが一番の曲者なんですが、日の出とは太陽が地(水)平線から出た瞬間、日の入りとは太陽が全て地(水)平線に隠れた瞬間を言うので、太陽の半径分だけ日の出も日の入りも昼間が長くなる、つまり太陽1個分昼間が長いと言う事です。

 

理由①の「その一瞬」と言うのは、難しく言いますと「黄道(Ecliptic)」と「天の赤道(Celestial equator)」が交差するところでして、ここを分点(Equinox つまり、Ecliptic と Equator の Xクロス)と呼びます。そして、3月に発生する分点ですので漢字圏の国は北半球にしか元々ありませんでしたので、その一瞬を春分点(Vernal equinox)と呼びますが、英語で正式には March equinox(3月分点)又は Northward equinox(北上分点)と書きます。なぜ北上なのかと言えば、天文学的な難しい事を考えなくても、太陽の位置が日々夏至に向かって北方に向かい北半球では高くなって行く事を考えれば分かりやすいでしょう。

何をもって昼夜が同じ長さなのかと言う定義を「太陽が正中(南中)したその瞬間、正確な計算上6時間前(実際の6時間前では無く)に天の赤道上で太陽の中心点が地平面を通過して昼になり、正確な計算上6時間後(実際の6時間後では無く)に天の赤道上で太陽の中心点が地平面を通過して夜になる」と仮定すると、まさに春分点が南中時刻であればその日は昼夜が正確に等しいと言う定義になります。春分点に向かって、1日の中でも少しづつ定義上の昼の時間が長く偏移していきます。そして、春分点に正確にこの定義上の昼夜が均衡し、それを過ぎても夏至までは少しづつ定義上の昼の長さが長く偏移していくのですが、南中時刻が春分点であれば1日トータルで見た際、午前午後の昼間の時間を平均にしますと、昼夜差がゼロサムに極限まで近くなります。

逆にこれが理由で、春分点が南中時刻では無い大多数の年、そして大多数の国では「春分点が属する日=春分の日」の昼間が、長くも短くもなるのです。

 

理由②に関しては見かけ上の問題であり、仮にもし地球に大気が無ければズバッと解決なわけです(笑)。「山があるから日の出が遅い」とか言うことと同じでして、ただ実際に人が感じる昼間と言うのは計算上の事では無く、見えている太陽をもってですので無視は出来ません。理由③に関してはそもそも定義上の問題ですが、これも太陽が見えている以上は「中心が地(水)平線から出たら日の出な」とか言う事は、太陽が実際には半分見えているに日が出ていないと言う状況を作るので難しいでしょう。

つまり、この2つに関しては昼間と呼ぶ時間が長くなる要素しか無く、実際に毎年春分の日は約14分前後、昼間の方が長くなります。更には、日の出前、日の入り後も人によっては「まだ明るいから昼間」とか言うでしょうから、そうなると手がつけられなくなります(笑)。

 

ここまで1,800文字近く書いた結論として「春分の日って、昼の長さと夜の長さがだいたい同じ」で、いいじゃないか(笑)。

 

ノートパソコン拾ってきた話しもしようかと思ったのですが、春分の日の話しがここまで長くなってしまったので、また今度にします。

 


 

今週、鳥獣用超重要な指標と言うのは少ない週なのですが、日本時間の金曜日に欧州の比較的重要な、フランス・ドイツ・ユーロ圏のそれぞれPMIの発表があります。そこまで全く動意なしは無いでしょうが、ここは一つの注目点になるかと思います。特に欧州がこんな状況ですので。

あと、明日火曜日には英国のCPIもありまして、前回は予想2.0を若干落として1.8でしたので、今回も同じ予想になっている2.0をクリアしておりますと「UK!UK!UK!」かなっと(笑)。まあ、ここまでポンド安になってるのに「CPI≒インフレ」がBOE目標の2.0行かなくてどうするって言うのもあるんですけど。

他にも23日木曜日に同じく英国の小売売上高、米国の新築住宅販売件数や毎週の新規失業保険申請件数、24日金曜日の締めには米国耐久財受注なんかもありますが、指標で反応するのかどうかは、またその場しだいと言う感じになりそうです。

 

どちらかと言えば、日本時間で日付が変わって明日の早朝にありますドイツ連銀総裁や、シカゴ連銀総裁の講演で何をくっちゃべる話すのかとか、同じく明日になりますが我らが安倍首相が、ユンケル黄帝液欧州委員会委員長やドナルド・トゥスク欧州理事会議長と会談がありまして、その内容が注目されます。欧州理事会議長はEU大統領と比喩される事もあり、奇しくもEUと米国と言う2大ハードカレンシーを持つ大統領は双方ともドナルドなわけです。しかし、どうしてもドナルドと言えば、この方を思いうかべてしまうわけでして・・・・・・

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ちなみに⇩こちらの御方、

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日本での本名はドナルドですが、本国(英語圏)での本名はロナルドでして、日本名と英語名を持つ私のような感じです(笑)。話しはいつも通りに逸れましたが、23日木曜日にはミネアポリス連銀総裁、24日金曜日にはセントルイス連銀総裁がそれぞれ講演を行ってお稼ぎです(笑)。

 


 

昨日、ちょっとお呼ばれがありまして、家族でガーデンパーティーのような感じのところへ行ってまいりました。昨日、東京は非常に暖かく本当に春が来たような感じでして、ガーデンパーティーをしてても非常に気持ちよかったです。

このまま春になるとは思えず、また寒い日が来たりを繰り返しだんだんと本格的な春になるのでしょうが、春分の日を迎え、春と言うものをより一層感じるようになってまいりました。この調子で、経済の方も個人の運用の方も春を迎えられますように、今週も一週間頑張ってまいりましょう。

 


*1:祝日と祭日は若干意味が異なるため、正確に記述するために祭日と表記しております。

2017/03/18 戦績

 2017/03/18 土曜日 戦績

USDJPY         +76,100円

EURUSD         +38,212円

GBPUSD         +96,117円

AUDUSD         +18,738円

USDCAD          +2,338円

EURJPY         +42,800円

GBPJPY         +32,200円

EURGBP         +36,511円

TOTAL         +343,016円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,609,965円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +12,663,632円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +57,777,552円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +617,334,401円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。

 

それと、先程ここから下の本文を入れずに公開してしまったようでして、一旦下書きに戻しまして再度公開させてもらいました。何もない記事をご覧になられた方、どうもすいませんでした。ちょっと昨日飲みすぎたみたいで、さーせんでした(笑)。

 


 

「FOMC待ち」だった週を終え、結果として先週よりも週で60万円ほど多い数字で終わったわけです。これ、FOMCだけでしたら、もしかしたら先週の数字よりも落としていたかもしれません。FOMC後にありました英MPCを受けたポンド買いに支えられ、ようやく先週を超える数字が出来た感じでした。

これ、FOMCでの「予想通り」の結果に市場の反応が大きくない様子をみますと、今までなら仮に予想通りでもFOMCでの利上げと言う大きな出来事を考えたら相応の反応があった事を考えますと、FRBの対応が弱腰になりつつあると市場が考え始めているからでしょうか。そこには、FRBの独立性を保つため、かえってトランプ大統領を意識し過ぎてしまっているのも原因の一つにあるかもしれません。かと言ってFRBも、大統領を無視する事は出来ないでしょうけど(笑)。

 

欧州も、なんか気の毒なくらいに、どんどん状況が悪くなっているように思えます。これ、例えば欧州の銀行でユーロ借りて、何か上手に金融商品や不動産なんかを組み入れたりして、ユーロが上昇したり極端に下落しなければ借入金を返済して終了、ユーロが極端に下落したらウハウハと言うような事、できませんかね?そう言うのうちの父が得意なので、ちょっと聞いてみたいと思います。

そうそう、私が「金融工学を勉強した」と、どっかで聞いてきた方に「何かいい儲け方って無いですかね?」とか、たまに聞かれる事があります。でも、金融工学って「いい儲け方」の思いつきを、リスク分析し具現化する方法を考える事は出来ても「いい儲け方」自体を思いつくかどうかは、金融工学の範疇ではありません(笑)。いや、笑ってる場合じゃ無いんですが、その点よくご理解お願いします。「いい儲け方」の思いつきなら、文学部とか出身の方の方がいいのかもしれませんよ(笑)。 

 


 

この前、この前と言っても随分前の事なんですが、最近はそれでも信心深く通っている教会の牧師様からのお願いで、ある中学校でお話しをしてきました。中学校でお話しと言いましても授業では無く、希望者と言うかグループと言うか、あまり細かく話すと何かがバレそうなので省略しまして、とにかく行ってきました。

うちの教会、通っている教会自体は小さいのですが本部自体は巨大で、しかも巨大な大学やら学校やら病院やらボコボコあります(汗)。いや、キリスト教系ってどの宗派も同じような感じでして、私の通う教会の宗派だけが特別ではありません。まあ、牧師様と言う呼び方からカトリックでは無いとバレております。カトリックなんて、ほんと大学も学校も病院も凄いですからねえ。 あれ?また話題が逸れた(笑)。

 

最近の中学生、うちのお姉ちゃん(長女)もそうですが、将来の目標とか夢とかがハッキリしている子が多くでビックリします。私が中学生の頃なんて、とりあえず高校までの事しか考えてなかったり、中にはその日の夕飯の事までしか考えてない者も大勢おりましたから「ん?将来の夢?夜寝たら、みてみま~す」みたいな感じです(笑)。ところが最近の子は「どこの大学に入って、何を勉強して、どこの会社に入りたい」まで中学生の段階で考えていたりします。我々の感覚からしたら将来の目標とか夢なんて、せいぜい「お医者さんになりたい」とか「コンピューター関係の仕事をしたい」とかがいいところだと思うのですが。

私が話した子たち、将来は外資系の企業に入りたい子たちでして、さすがに日本の企業を希望している子のように特定の会社まで確定させてる目標がある子は居なかったのですが「できたらGS」とか、外資金融の社名を上げる子はおりまして凄いです。

 

この手の話しになりますと、必ず一番聞かれる事は「英語のレベル」って言う部分です。これ、今まで必ずでして「外資系で働きたいから、英語頑張ってます」みたいな子も大勢おります。それ自体は間違っては無く英語が話せる事も必要なんですが、実際に外資系企業で働く際に重要なのは「専門性」なんですね。

日系の企業で働きたい方を考えてみたらよく分かるのですが、応募して来た方が「日本語話せます」と言う外国籍の方と、日本語は話せるのは当たり前で「こんな専門的な事を大学で学びました」と言う日本人がいたら、絶対に企業は後者を選択するでしょう。ただ、こう言う指導は中学の先生が直接してしまうよりも、外部の人が経験談として語る方が適しているので、私にこの任が来るのかもしれません(汗)。

 

これ話しますと、やはりちょっとヘコんでしまう子が多いのですが、それでも外資系企業の本社採用で頑張っている日本人も大勢おりますので、必殺技を伝授します。そう、外資系企業に採用される必殺技って、実は存在するんですよ。

専門分野の「修士」を「英語圏の大学」で取る。

「えっ?そんだけ?」って思うでしょ?いや、実はこれが最も現実的なルートでして、特に語学力にハンデのある英語圏以外出身の人にとって最適なんです。大学生までの間に語学力を付けて英語圏の大学を修了する事で語学力を示せ、専門的な分野の知識や能力がある事は修士の学位で示せるわけです。

欧州の大学では、文系ですと1年で修士が取れる大学がたくさんありますのでお得です(笑)。もし2年行くと言うのであれば、ダブルマスターを狙う事も全然難しく無く、頑張って欲しいと思います。欧州の大学では、逆に博士を取るのが修士に比べて極端に難しいところも多いのですが、就職のためなら博士は必要ありませんしね。

そうそう、修士と言えば真っ先にMBAを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、MBAは社会経験を伴って初めて有効な能力ですので、新卒でMBAだけだとなかなか難しいので、できたらMBAを社費で取りに行かせてくれるような会社に就職した方が、より人生設計的にはメリットが大きいかと思います。会社の看板があると、自力だけでは入れないような有名大学にも行かれたりする事もありますし(笑)。

2017/03/17 戦績

 2017/03/17 金曜日 戦績

USDJPY        +153,300円

EURUSD         +63,590円

GBPUSD        +143,323円

AUDUSD         +21,106円

USDCAD         +46,536円

EURJPY        +187,900円

GBPJPY         +93,100円

EURGBP         +22,385円

TOTAL         +731,240円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,266,949円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +12,320,616円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +57,434,536円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +616,991,385円

 

昨日、米FOMCと英MPCの余韻の中、東京時間から欧州序盤にかけましては「ああ、もう今週はいいかな」と言う雰囲気が漂っておりました。

今週末、ドイツでG20が開催されるため週末を超えるポジションをこれから持つのも危険と言う理由もありまして、市場は動意薄、ニューヨーク時間序盤に発表になりました米鉱工業生産も市場予測より低い前月比0.0%だったため、ポジション調整で若干のドル売りだったものが、ここら辺をトリガーにしてニューヨーク時間いっぱいまでドル売りモードとなったわけです。

ドル売りと言うよりも円買いと言うべきでしょうかね。リスク回避とか難しい事は考えず、週末をどの通貨で超えるのかと言うのは重要な課題でして、通常は自国通貨または米ドルで超える事が多いでしょうが、G20で各国首脳が何をぶっ放すのか見えない状況もあり、政治的に安定していて、かつハードカレンシーの中で安い円に集まったのだろうと思われます。

 

よく「FX = 外国為替証拠金取引」の初心者向け解説の中で「ドテンはダメ」と言うような記載があります。ドテンとは何かといいますと、持ってるポジションをひっくり返して正反対の取引にする事でして、例えば「1万通貨の売りをしていた場合に、相場の流れが変わったからポジションクローズするのでは無く、ポジションを逆転させて1万通貨の買いに反転させる」そう言う取引手法です。

実はこのドテン、証拠金取引では往復取引の1ターンで終了が原則でドテンで取引を継続させる事は特別な事ですが、通常の外国為替取引では当たり前な事なんです。海外旅行に行くために両替する時の事を考えて見てください。

1ドル100円だった時に1万ドルを手にするために100万円をドルに変えました。この段階で「1万ドル買い」のポジションを持ったのと同じ状態です。ところが、海外旅行に行く予定が中止になったため1万ドルは不要になり、円に両替しました。この時、1ドル120円だったので120万円になり20万円分、円ベースで儲かりました。これ、円に戻したのですがドルの側から見ますと1万ドルを売った「1万ドル売り」のポジションを持ったのと同じです。さらに、しばらくしてから、やっぱり海外旅行に行かれる事になり、以前1万ドルを両替して120万円になっていた円を全額ドルに両替しようと思ったら、今度は1ドル80円になってました。120万円をドルに両替したら、1万5千ドルになりまして、今度は「1万5千ドル買い」ポジションを持った事になります。

銀行間や機関投資家、大口投資家の間ではスポット取引と言う現物を受け渡す取引を行っておりますので、やっている事は全く上の例の海外旅行に行くときの両替と同じ事です。ですので、最後に精算させる通貨は自国通貨や基軸通貨で無くても、その時に一番安心していられる通貨を選べるわけでして、別に円に頭皮逃避するとか強い意味では無くても「今週末は円がいいかな」と思えば、円にしておけばいいだけです。

これ、FXでも可能でして、レバレッジ1倍で週末を越えたいと思う通貨を買っておけばいいだけです。なにも、レバレッジフルマックスでぶん回すだけがFXではありません(笑)。ただ、現物と違って、その通貨で最終的に受け渡しをする事が一部のブローカーを除いて出来ませんので、最終的には「ポジションクローズ ≒ 自国通貨(証拠金通貨)に戻さなければならない」と言う制限が課されているだけです。

 

で、そのG20ですが、日本時間で日付が変わってからの事なので本来は明日のお話しなんでしょうが、どうせ明日は日曜日なので下らない事しか書かないと思いますから、今書いておきます(笑)。

なんか、トランプ大統領が面白いことを言ったらしく「孤立主義が信条ではないが、貿易は公正であるべき」とかなんとか(笑)。いや、どの口が言うんだという感じもあるんですが、トランプ大統領の中ではメキシコへの極端な関税の課税示唆も、メキシコでの不公平な付加価値税による擬似関税への対抗策と言う事で、自身の中での公平を信じてやっているわけでして。要するに、本当の意味での確信犯なんですね。

ブラジルのメイレレス財務相も「G20の多くの国は自由貿易を支持する」とかなんとか言っておりますが、このブラジルも自動車に40%を超える税率を掛けてまして、国内生産した自動車や自動車部品の割合によって減税すると言う擬似関税を行っており、日本などからWTO提訴されたりしてます。

 

世界中の国々や地域政府(EUなど)を一つ一つ検討していきますと、この日本がまともに見えてくるのは、どうなんでしょうかねえ(汗)。もしかしたら日本は少し、国際社会でいい子ちゃん過ぎるのかもしれません。

「やられっぱなし、言われっぱなし、ルールに基いて解決しようとする遵法精神」この辺りをもうちょっと国際基準に沿って黒くして行った方がいいのかも。欧州西端にある某島国のように、表面的には紳士を装い、その実はテーブルの下で全力でキック攻撃するのも国際社会では必要かもしれません。

 


 

たま~にこのブログで登場する、我が家で家政婦のアルバイトをしていて、最近はずっと泊まって大学受験を頑張っておりました例のワケアリ高校生ちゃんですが、先日高校の卒業式がございまして、私も出席してまいりました。

私は高校生ちゃんの父親ではありませんが、我が家で家政婦のアルバイトをする前からこの子の事は知っておりまして、半年くらい前からはアルバイトとは別に週末にお泊りに来るようになり、そしてここ数ヶ月は大学受験準備のためにずっと泊まっておりました。ずっと間近で頑張ってる様子を見ており、希望する大学にも合格して高校を卒業するところに立ち会えた事は、父親で無くても非常に嬉しいです。

今まで我が家にお泊りしていたのですが、今回この高校卒業をもって正式に我が家にお引っ越しして来る事になりました。お引っ越しして来ると言いましても、4月からは我が家に住んで大学に通う事を前提として大学受験をしていたため、荷物なんかは既に自分の部屋に山のようになっており、物理的な引っ越しはとうの昔に完了しております(笑)。今回は、書類上だけのお引っ越しですが、それも重要ですからね。

今は頑張って自動車学校に通っております。3月と言えば自動車学校は非常に混み合う時期でしょうが、なんか今年は若干余裕があるらしく、例の免許制度変更の影響で、2月末までに免許を取得してしまいたかった駆け込み需要が多かったためだとか。それでも、3月中に免許を取るのは難しそうですが、社会人になるのでしたら自動車学校に通う時間もなかなか取れなくなって大変でしょうけど、4月からは大学生になるのでなんとかなるでしょう。

 

日照時間も長くなってきまして、たまに暖かい日もあったり、だんだんと春が近づいてきた感じがします。4月になると入学や進学があったり、子供がいると余計に春を感じられるようにも思えます。

2017/03/16 戦績

 2017/03/16 木曜日 戦績

USDJPY        +377,200円

EURUSD        +173,228円

GBPUSD        +422,923円

AUDUSD         +92,081円

USDCAD        +136,478円

EURJPY         +98,400円

GBPJPY        +241,800円

EURGBP        +112,007円

TOTAL       +1,654,117円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,535,709円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +11,589,376円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +56,703,296円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +616,260,145円

 

FOMCが終わり、そこそこ値が動いて「うひょ~、うひょ~」ってなってるかと思いました?いや、全然。って言うか、昨日のFOMCでそれなりに動いたような事を書きましたが、実際には上のような数字です。

fxse.hatenablog.jp

ポンドは英中銀が日本時間で昨日午後9時に行いました政策金利発表での値動きも入ってますので、半分弱で見て下さい。ね?たまにある「今日はボラ大きかったヾ(´∇`)ノ゙」って言う日の方が戦績(数字)は大きなくらいです。それでも「ここ最近の値動きの中では大きかったので良しとしましょう」と言う悟りを開いた感じです(笑)。

テンション上げようと頑張ってはみたのですが、いまいちテンション低いまま、 ⇧の記事を更新したり、更に眠い中で昨日の戦績を更新(2017/03/15 戦績)したため、いつもは饒舌なのに蛋白淡白な記事になっております。全ては、最近の低ボラのせいです。ボラの祟です(笑)。

 

そして、その注目だった「BOE = イングランド銀行(英中銀)」の「MPC = 金融政策委員会」議事録公表ですが、予想通り政策金利は据え置き。だがしかし、ポンド一気上げするスペシャルなお知らせがございました。今回も全会一致で価格据え置きジャパネットプライス政策金利は据え置きと来るかと思いきや、フォーブスと言うおばはんBOE金融政策委員が「もう、いい加減に金利上げようず」と言い出したんです。このフォーブスのおばはん委員ですが、もう随分と前から「インフレ抑制のために、近いうちに利上げが必要」との見解をチクリチクリと発言しておりまして、予想では水面下で随分と何か言われていたのでは無いでしょうか。

実は、数日前にBOE金融政策委員の退任を発表しておりまして、政治的にしがらみの無い意見をMPCにて表明出来たとも言えます。退任理由については、英国がEUを離脱後のBOEのコンセンサスに同意出来ないと言う事でして、つまりは長期的に見てBOEの方針に反対と言うわけです。

このフォーブス女史ですが米国人の経済学者でして、結婚してお子さんも3人おり、モンブランとかに登山してしまうような方です(笑)。MITの教授とかしてまして、今回も退任後はMITの教授に専念するんだとか。またすぐに、以前勤務していた米財務省あたりからお声が掛かるかと思いますが、もう掛かっているのかも。

と言うわけで、もう辞めていく事が決定したフォーブス女史の発言は、何もしがらみが無いストレートな現状を示しているのでは無いかと言う事でポンド買いとなったわけです。実際、BOEが利上げを躊躇しているのは明らかでして、ECBに気を使っている部分も大きいでしょう。それと、現状のポンド安が英国経済に与えている利益を考えたら、多少のインフレには目を瞑り、まずはEU離脱後のショックを吸収できる下地を先にと言うのも分からないでもありません。

 

ポンド、もう少し安いままで頑張ってくれると、個人的には非常にありがたいのですが。なにせ、英国の通貨がポンドですから(笑)。 

 


 

え~、本日、うちの両親がまた香港からやってまいります。別に来なくてもいいのに、やって来ます。最近うちの母がやって来ますと、玄関を入って来た瞬間に私の脳内にダースベイダーのテーマが流れまして、母のダークフォースは今回また何を言い出すのかとヒヤヒヤです(汗)。

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今回は何日か東京で過ごしてから、来週日本にやって来る香港のご近所さんと一緒に京都に行ってくれるそうなので、とりあえず何日かの暗黒面です。とりあえずと言うのは戻って来るからでして、そのまま香港に帰らねえかな(笑)。

2017/03/15 戦績

 2017/03/15 水曜日 戦績

USDJPY         +63,500円

EURUSD         +45,803円

GBPUSD        +128,324円

AUDUSD         +14,118円

USDCAD         △7,871

EURJPY        +166,100円

GBPJPY        +167,700円

EURGBP         +24,466円

TOTAL         +602,140円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,881,592円

 

月間戦績(03月)

TOTAL       +9,935,259円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +55,049,179円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +614,606,028円

 

完璧にFOMC待ち相場。のハズだったのですが、東京時間が終わった直後午後3時から何故かポンドが急上昇でして、何も材料は無かったハズなのですが。これ、前日には全く同じ午後3時から何故かポンドが急下落でしたが、何か闇の組織の香りがします(笑)。いや、もしかしたら他の市場参加者の方からは、私たちの方が闇の組織と思われているかもしれませんが(汗)。

日本時間で午後6時半、英国版雇用統計とも言える失業者数と失業率の発表がありました。失業者数が市場予想マイナス5千人より若干悪い数値マイナス1万1300人でして、失業率は2.1%と非常に低い水準なのですがポンドが微妙に売られる状況となったわけです。はFOMC政策金利発表を終え急上昇した本日午前3時の上げでして、いつも書いてるように、あまりチャートのお絵かきは好きじゃないんですが、それでも結果論から描くラインにピッタリハマるとキレイです(笑)。

 

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