FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2016/12/01 戦績

2016/12/01 木曜日 戦績

 


 

通貨ペア(12/01)
USDJPY      +232,000円
JPYUSD*     +229,356円
EURUSD      +116,628円
USDEUR*     +113,713円
GBPUSD      +432,499円
USDGBP*     +454,095円
AUDUSD       +16,414円
USDCAD       +34,226円
EURGBP       +46,278円
TOTAL     +1,675,209円

 

週間戦績(当週)
TOTAL     +6,133,794円

 

月間戦績(12月)
TOTAL     +1,675,209円

 

月間戦績(11月)
TOTAL   +118,968,566円

 

年間戦績(2016年)
TOTAL   +425,332,104円

 

累計戦績(専業になってから)
TOTAL   +537,918,379円

 


 

まあ、もうなんか私がここで書くような相場では無いので(笑)。

OPEC 総会での減産合意から始まった大相場、世界はオイルマネーが牛耳っている事を再確認させられた40過ぎのオッサンが迎えた初冬です(笑)。そう言えば、昨日は随分と暖かかったですね。朝は雨降っていたのでどうなるかと思ったら、珍しく天気予報通りに雨があがりました。

現実逃避も完了したところで、それでもちょっとは金融市場に目も向けてみましょうか。為替相場に関しては、円は売りなのかどうか怪しい雰囲気になって来て、ユーロは動かざること山の如し、ポンドはヒャッホーと急上昇。昨日は結局カナダドルも買われたようで、どっち付かずの豪ドルはポンドの仲間入りかと思いきや、親方ポンドが勝手にどこかへ行ってしまいました。

指標は完全シカト状態になっておりまして、今は何を待ってるのかサッパリわかりません。これ、アメリカ様の12月利上げ織り込み度が100%って事ですので、FOMCで利上げ決定したとしましても米債券価格はこれ以上下落しないと思われまして、株式や為替相場への影響も限定的なのではないかと思います。最近、ゆるく「思います」くらいで書いておきますとその通りになる事が多いので、そうしておきます。 

最近はビッグイベントが続き過ぎていて、ちょっとした指標じゃ動くのが面倒になってるんじゃないですかね? やはり次はイタリアの憲法改正国民投票の結果次第で「ああじゃねえこうじゃねえ」言おうとしてるんでしょう。ええ、よ~く分かってはおります。やっぱり「ユーロ売りでドル買いが入り、結果円も若干買われる格好になったわ~」と言う感じでしょうか。

それにしても、原油の上昇待った無し状態になっておりまして、久しぶりにWTI原油先物が51ドル台を付け、ポケモンGOブームの次がまさか原油高ブームが来るとか思ってもみませんでした(笑)。

まあ、もうなんかボラが高いんで文句はありません。いや、むしろありがとう。

  


 

と、くだらない話しで終わりにしようかとも思ったのですが、ちょっとだけ真面目な事も書いておきたいと思います。 

通貨に関しては、それぞれの通貨ペアである程度の達成感のある部分まで来ているかと思います。ここから先、ドル円でしたら115円越え、ユーロドルでしたら1.05切りの再アタック、ポンドドルでしたら1.27越えは、やはり何かインパクトのある事が発生しませんと、オプション絡みもありますので難しいのかなと思っております。

原油先物に関しては、もうこれは今回の減産合意である程度行き着くところまで行きませんと、収まりが付かないのではないでしょうか。これで52ドルを越えて来ますと年初来高値を更新しますので、そうすると次の目標は昨年の4月に付けております、62ドル程度なのでしょうか。それとも、今現在の価格51ドル近辺は、直近安値29ドル近辺と昨年高値62ドルの66.6%戻しが ジャスト "ここ51ドル" なんです。10月にも越えられなかった "ここ51ドル" が越えられるのかどうか注目です。

債券価格の下落が凄いですね。インフレ期待で……、あれ?債券は "インフレ懸念" で価格が落ちると昔から言われていたのに、いつの間にかインフレは期待するものにすり替わってます。英語のニュースでも、"inflation expectations" expectations = 期待 でして、そもそも英語から翻訳されて、日本語でもインフレ期待になったのでしょうから当たり前なんですけど。もう、今では "inflation concerns" concerns = 懸念 なんて書いてあるのを探す方が大変かもしれません。インフレの話しはまた今度にしまして、債券価格が下落し、債券利回りが上昇の一途です。当然と言えば当然でして、インフレに弱い債券はインフレの可能性が高くなるにつれ価格が下落し利回りが上昇しませんと、誰も買わなくなってしまいますから。各国間での債券価格差は為替レートに反応しやすいので、今後もちょっと注目しておかなければなりません。短期勝負のシステムトレードは関係無いのですが、現金現物をどうするのか。特に私の場合、アメリカで借り入れているドルベースの借金を返済する都合もありますので(汗)。

 

まあ、結局はなるようにしかならないんですけど(笑)。

2016/11/30 戦績

2016/11/30 水曜日 戦績

 


 

通貨ペア(11/30)
USDJPY      +376,500円
JPYUSD*     +382,069円
EURUSD      +158,242円
USDEUR*     +154,338円
GBPUSD       +94,377円
USDGBP*     +103,327円
AUDUSD       +63,210円
USDCAD       +49,726円
EURGBP       +36,804円
TOTAL     +1,418,593円

 

週間戦績(当週)
TOTAL     +4,458,585円

 

月間戦績(11月)
TOTAL   +118,968,566円

 

年間戦績(2016年)
TOTAL   +423,656,895円

 

累計戦績(専業になってから)
TOTAL   +536,243,170円

 


 

昨日の相場、基本的にはドル高祭り進行でして、OPEC総会での減産合意の報道があってからは原油先物は当然ですが、そこに株式指数先物も加わり、怒濤の快進撃的な上げを繰り広げました。円はキレイな全面安、別の思惑で買われておりましたユーロも最終的には対ドルで売られる一方、いつものように問題児はポンドそして昨日はカナダドルも微妙な値動きでした。

ポンドドルは上下で 100pips無い狭いレンジ内での値動きに終わり、カナダドルは原油先物価格の急上昇で上値を伸ばしてもいいハズなのに、こちらも米ドル加ドルでは上下で 100pips無い狭いレンジ内での値動きとなりました。

 

OPEC総会への注目だけに終始した日となりまして、こうなる事は分かっていたのでしょうが、他のどの指標にも目もくれずと言う状況、こう言う時には目の前の流れに任せるしかありませんから「テクニカルが~」と言おうが「ファンダメンタルズが~」と言おうが、何を言っても無駄です(笑)。たまに「市場は間違っている」とか言われる時もありますが、市場なんて形成した大衆心理の集大成みたいなものですから、もともと正しくなんてないんですよね。いつもは、経済学者の言う「正しい判断」と言う方向と同じベクトルを向いている事が多い=相関関係が高いだけであって、LTCMを倒産させるようなところが市場ですから。

と、昨日はそんな事を考えながら、システムの中の小人さんが一生懸命トレードしてくれているサマリーを眺めておりました(笑)。 

 

それにしても原油先物は凄いですね。昨日の朝、WTIの原油先物は1バレル45ドル台でしたよね?いまはもう49ドル台でして、北海ブレントなんて51ドル台半ばですからね。1日で8%以上も動くって、先物怖えな(汗)。今のドル円で言えば、1日で9円くらい値が動いたのに匹敵しますんで「どんだけ」ってお分かり頂けるかと思います。

大証日経先物は18,590円まで上値を伸ばして終了、CME日経先物も18,600円で取引停止時間に入ってまして、今日の東証寄り付きはどうなるんでしょうかね?昨日終了時の日経平均と比べ+250円くらいですから、すぐに擦り寄って終了でしょうけど。それにしても、今ごろ証券会社は裁定取引の準備に余念が無いでしょうね(笑)。

 


 

とうとう、12月になってしまいました。残り「もう12分の1しか無い」と考えるか「まだ12分の1残ってる」と考えるのかで、随分と違うかと思います。前者もうと考える方が残り少ない時間を濃いものに出来る気もしますし、後者まだと考える方が焦る事無く今までのペースで計画どおりにやり遂げられるような気もします。いずれにしろ、無理に焦る事無く、安易にゆっくりする事無く、と言う事は間違い無いでしょう。

2016/11/29 戦績

2016/11/29 火曜日 戦績

 


 

通貨ペア(11/29)
USDJPY      +512,100円
JPYUSD*     +538,991円
EURUSD       +35,641円
USDEUR*      +31,413円
GBPUSD      +147,044円
USDGBP*     +151,638円
AUDUSD       +25,636円
USDCAD       +77,352円
EURGBP       +42,318円
TOTAL     +1,562,133円

 

週間戦績(当週)
TOTAL     +3,039,992円

 

月間戦績(11月)
TOTAL   +117,549,973円

 

年間戦績(2016年)
TOTAL   +422,238,302円

 

累計戦績(専業になってから)
TOTAL   +534,824,577円

 


 

また昨日も、東京時間開始前ドル円は円高に振れておりまして、仕掛けなのか昨日のドル高調整売りの戻りの更に調整なのか(笑)。東証前場開始後は、日経平均の下落が収まった感じの午前10時少し前からドル買いに転じ、いやドル買いに転じたから円安安心感によって日経平均の下落が収まったのか、とにかく昨日の大底は午前8時台から午前9時台にかけてでして、その後は欧州時間そしてニューヨーク時間前半にかけ1円50銭以上も円が売られたわけです。

ユーロドルは全く動けず、上下に50pips ほど行って来てを繰り返しただけです。ええ、もう本当にユーロは今は静観の時になってまして、ギリシア問題まだ引きずっており昨日も何やら話し合ってました。12月4日に国民投票を行うイタリアの憲法改正問題もありますし、ECB理事会が12月8日にあります。そして、12月の注目はECBよりも15~16日にある欧州理事会かもしれません。ただ、そこまでユーロのグダグダが引っ張られるとは思いませんが、もう少し動いてくれるかなあ?

ポンドドルはロンドン時間まで沈黙を保ったまま潜行し、ロンドン時間開始とともに一気に花開いたような状態です。理由付けとしては「英10月住宅ローン承認件数」と「英10月消費者信用残高」と言う指標が双方とも、前回値や市場予測を上回り、英国経済が高水準で維持している事を好感してなどとアナリストは供述しており言っておりますが、ただ単に一昨日ポンドが売られた事に対する調整でしょう。

その他、豪ドルやカナダドルは対米ドルで売られておりまして、特にカナダドルは原油安に引きずられている感もありまして、ここは相関率高いですねえ。いや、実際に数字を計算した事がないのでイメージです(笑)。

 

と、チャートやトレードヒストリーの昨日の部分だけを見て能書きを垂れますと以上終了なんですが、日本時間で日付が変わり本日、ニューヨーク時間では昨日の午前10時過ぎくらいから今度はドル売り(ポンド除く)です。この内容を伝える日本語メディアはボキャブラリーがまるで無しの格◯アナリストが、バ◯の一つ覚えのように「リスク回避の円買いが~」とか、大丈夫かねえフィ◯コさん。

 

さあ、今日で11月は終わりでして、いよいよ明日から12月です。今日の相場は果たしてどのように動くのでしょうか。

2016/11/28 戦績

2016/11/28 月曜日 戦績

 


 

通貨ペア(11/28)
USDJPY      +255,900円
JPYUSD*     +263,206円
EURUSD      +217,538円
USDEUR*     +203,824円
GBPUSD      +170,446円
USDGBP*     +178,307円
AUDUSD       +45,611円
USDCAD      +111,968円
EURGBP       +31,059円
TOTAL     +1,477,859円

 

週間戦績(当週)
TOTAL     +1,477,859円

 

月間戦績(11月)
TOTAL   +115,987,840円

 

年間戦績(2016年)
TOTAL   +420,676,169円

 

累計戦績(専業になってから)
TOTAL   +533,262,444円

 


 

昨日の早朝、東京時間の開始前は「どうせ、欧州時間までは大した動きも無いだろう」と高を括っておりました。もう、ここのところずっとそんな感じですからね。それに、重要な指標もほとんど無く「東京時間じゃ判断できないだろう」とも、少々小バカにしていたかもしれません。そしたら、そしたら、あ~らら(汗)。

午前7時ちょうどを挟んだアレは、どうせ日本のFX業者が週超えポジション処理をあの薄い時間帯でまとめてした、とか何とかあった[独自研究? ] のでしょう(笑)。

そして日本時間午前8時31分、それまでと違った少し強めの売り買いがドル円とユーロ円であり、結果としてユーロドルも釣られた感じで、この3ペアだけ取引量が上がった様子がありました。それでも午前8時半辺りではいつも動き始める[要出典 ] ので特に何も思わないでおりましたら、8時45分からはドンドン円買われまくりの巻き戻し相場が開始されまして、午前11時半過ぎまで一本調子。

 

こんな値動きはシステムさんにお任せしておくだけが正解でして、感覚で下手に手出しすると大ヤケドする相場なので放置なんですが、昨日は年に何回かある小学生の長男の同伴登校に7時ちょっと前から出かけておりまして、どっちにしろ手出し出来ませんでした(笑)。 

月曜日の動き出したばかりでは無く、もう少し場に慣れた時間帯や別の曜日の同じような時間帯であれば、判断要素が多かったでしょうからシステムももう少し多くロットを取れたのでしょうが、こればかりは仕方ありません。一本調子の上下運動なので、多少は勿体無い気もしたのですが、結果論ですからね。円がガンガン買われている最中に、あの午前11時半過ぎの反転も読めなかったでしょうし。 

結局、ニューヨーク時間が始まるまでには、ドル円は2/3戻し、ユーロドルは全戻しして終了。そして、当初は無関係の顔をしておりましたポンドですがこの大相場に巻き込まれまして、日本時間で午前10時半過ぎから徐々に買われ、買われっぱなしで今度は戻れずにロンドン時間を迎えますと一気に軟化してニューヨーク時間が始まる頃には倍戻し状況(笑)。まあ、別に巻き込まれる事が無くても軟化してたでしょうけど、それにしてもポンドの扱いの難しさがまた戻ってきた感じがします。

 


 

さて、先ほどもチョコっと出ました小学生の長男の同伴登校なんですが、電車で通学する低学年のうちは、普段何をしてるのか確認するため、いつも乗る電車に一緒に乗って確認してくださいと言う趣旨でして、このご時世では仕方ないかと思います。

 

以前、うちの弟くん(長男)の通学風景を書いたのですが、実はそれまで同伴登校はちょっと面倒だったのでお任せしておりました。誰にお任せかはお察し下さい(笑)。

fxse.hatenablog.jp

同伴登校って一度やりますと割りと面白くて、今回は自ら行くことにしました。

 

以前の記事でも書いたのですが、いつもうちのお姉ちゃん(長女)が乗り換え駅で弟くんが乗る電車のホームまで一緒に付いていきまして、弟くんを電車に乗せてから自分は別の電車に乗って中学に向かいます。これ、男子小学生を時間ギリギリで家から連れて出て、決まった時間の電車に乗せるのは大変でして、道端で石蹴りを始めるわ、突然空き缶を拾い出すわ、その空き缶を捨てるゴミ箱を探し始めるわ(汗)。

うちの近所から弟くんと同じ学校に通ってる親御さんから「よく、その時間に家を出て間に合いますね?偉いわねえ」と言われる事がありますが、 いいえ、偉いのは弟くんでは無くて、その怪獣(弟くん)を懐柔(制御)しているお姉ちゃんが偉いんです。そんな感じの弟くんでも、電車の中でお友達と会ってしまえば不思議にちゃんとなりまして、一人称も「僕」から「オレ」に変わったり、小学生でもTPOの使い分けとか出来るくらい、既に社交性が芽生えているのでしょう。

 

出来れば、家を出る段階から「オレ」に覚醒してくれると、お姉ちゃんも楽になるんでしょうが。いや、もしかしたら逆で、お姉ちゃんの母性をくすぐるためにあえて甘えてるのかも。いや、蹴っていた石をポケットに仕舞って「どうするの?」って聞いたら「帰りにあそこからマンションまでコンティニュー」とか言ってたんで、そこまでは考えてないな(笑)。

2016/11/28 月曜日

11月も最終週、そして12月が始まる週でもあります。

月初週ですので指標も山盛り……、なのかと思えばそうでも無く、重要指標としては「ギリギリで米雇用統計が12月2日金曜日に間に合っちゃったかな?」と言うくらいです。他には11月30日水曜日にドイツの雇用関係の指標が、12月1日木曜日と翌日2日にかけて英国の製造業と建設業のPMIが順番に発表されるくらいで、あとは細かい指標がパラパラと散りばめられている程度です。

日本で最大顧客数を誇っているであろう、某外◯ドットコムの指標一覧表なんかでは、今日の分なんて「発表予定なし」とか書かれちゃってるくらいでして(笑)。本日はあまり注目度が高くはありませんが、欧州中央銀行ECBのマネーサプライM3が日本時間の午後6時に発表されます。最近ユーロの動きが変な感じもありますので為替に影響が大きなユーロM3が少し拡大してるのかなとも思っており、これに注目しているのは指標で値が動くのを期待というよりも、指標本来の意味合い的な「理由の裏付けになる数値」があるのか知りたいと言う興味ですかね。あと、日本時間の午後11時くらいからマリオちゃんドラギECB総裁の会見が入っておりまして、その方が値動きに大きな影響があるかと思います。

 

そう言えば、過去に何回も書いているかもしれませんが、米雇用統計の発表は必ず第1金曜日と言うわけでは無く第2金曜日になる事もありまして、今回はギリギリ第1金曜日の発表になりました。

結構勘違いされてる方が「銀行」や「証券会社」で働いてる方の中にもおられまして、大手FXブローカーや経済専門サイトなどでも堂々と「雇用統計は毎月第一金曜日に発表」とが書かれております。

では、雇用統計の発表日はいつなのかと言いますと「毎月12日を含む週を基準週として調査を行いその3週後の金曜日に発表」 と言う事で、今年の11月12日を含む週は6日の日曜日から始まる週となりまして、その3週後の金曜日は12月2日となります。 

2016年11月
 
    1 2 3 4 5  
基準週
13 14 15 16 17 18 19 1週後
20 21 22 23 24 25 26 2週後
27 28 29 30 1 2 3 3週後
4 5 6 7 8 9 10  

上記カレンダーを見て頂ければお分かりのように、もし仮に今回の11月1日が水曜日でしたら11月12日は翌日の日曜日になっておりまして、3週後の金曜日は12月の第2週となりますので雇用統計の発表は第2金曜日となります。

ほとんどの場合がこのパターンですと第1金曜日となりますが、毎年2月は日数が少ないため翌月3月の発表は第2金曜日になりやすいです。来年2017年も2月12日は日曜日となりますので、その3週後の金曜日は第1金曜日の3月3日では無く、第2金曜日の3月10日が雇用統計の発表日になります。なるはずです、いやきっとなるはず……

念のため、米労働統計局BLSのサイトで確認してしまいました(笑)。
Schedule of Releases for the Employment Situation

 


 

昨日、キリスト教ではアドベント第一主日と言う事で、教会でもいつもより少しだけイベント色の濃い感じの集まりでした。凄い遠回しな表現は、諸事情がございますのでご了承下さい(笑)。 

あまり日本ではアドベントと言うのは聞かないかと思いますが、クリスマスを準備して待つ期間と言う感じでして、日本ではクリスマスが一大ビッグエンターテイメントとなっておりますが、実際のキリスト教国ではクリスマスは厳かな日ですので、クリスマスまでアドベントの期間の方が楽しみながら過ごす感じになっております。

そのアドベントの期間の初日が First Sunday of Advent, 日本語では第一主日と言います。11月30日聖アンデレ日に一番近い日曜日からアドベントがスタートと言うなんとも中途半端な決め方のように聞こえるのですが、この決め方だと、なんと12月25日までの日曜日を必ず4回に出来る有能な決め方なんです。何でも、雇用統計のようなキッチリとした日程が有能と言うワケでは無いんですね(笑)。

 

ちなみに、この聖アンデレですがイエス様のお弟子さんです。非常に崇高な方でして、最後はX字の十字架で処刑されたとの伝承から、聖アンデレを守護聖人とするスコットランドの国旗は「St. Andrew's Cross, 聖アンドリュー旗」と言われまして、青字に白いクロスの国旗です。私が学生の頃にキリスト教を宗教としてでは無く、歴史的に興味を持ったキッカケは聖アンデレでして、そう言う意味ではキリスト教に導いて下さったお方とも言えます。

今までの人生は無宗教を貫いていた私ですが、昨年祖父が亡くなった事が遠因となり、幼児洗礼から30年以上経過して堅信をしたわけでして、"やっと" なのか "遂に" なのか、最近この表現が好きなのですが、実際そんな感じです(笑)。

ただ、昨年以前も宗教に関係なく「イベントは全部やる主義」でしたので、当然自分に多少は関わってはいるイベントですからアドベントもしておりました。ええ、昨年以前までは子供たちが一緒に住んでいない期間もありましたので、少々お寂しいアドベントでした(汗)。まだ、家政婦さんのお子さんが「オジ様独り占め出来ててよかった」と言ってくれる事だけが救いです。

 

昨日は、子供たちが事前に作っておりましたアドベントクランツにロウソクを灯しまして、夜はちょっとだけパーティーのような事をしました。クランツってあまり日本では聞かないかと思いますが、クリスマスリースに代表されるようなリースを壁に掛けずにそのまま置いた物だと思って頂ければいいかと思います。クランツとはドイツ語で輪の事のようですが、輪にせずに直線の物もあったりします。欧米のキリスト教国では、子供たちがアドベント用にクランツやリースを作りまして、それにロウソクを4本立て第一主日から第四主日まで1本づつ灯して行きます。

うちのお姉ちゃん(長女)は変なところ真剣モードで本気なので、なんやら豪勢なクランツが出来上がっておりました。弟くん(長男)と家政婦さんのお子さんの2人で作って、お姉ちゃんは少し手伝っただけと言っておりましたが、8割方お姉ちゃんの作品と言うのは丸分かりの状態でして、でも小学生の2人が「お姉ちゃんが手伝ってくれて、自分たちで作った」と喜んでいるので、それはそれでいいでしょう。

 

私、まだ宗教的なキリスト教は初心者ですので、お食事の前のお祈り程度は出来ますが、イベント事のときに聖書から引用をした上で感謝の言葉を述べたりはちょっと難しいです(汗)。その点、うちの家政婦さんは人生どっぷりとカトリックなので、こちらの宗派と被ってる教義などを考慮した上で、対応してくれます。実に有能です。

ここら辺が、キリスト教や聖書に関して歴史的な学問や文学の知識としてしか無い私と、真面目に宗教をしてきた人との違いなんでしょう。「何の書第何章何節」とか言われれば出たりするのも多いのですが、逆引きが出来ないんですよね「こう言う教えは、どことどこに」みたいな……

 

ところで、最近はブラックフライデーを日本で定着させようと頑張ってる企業さんがおりますが、さすがに「ブラックフライデーを日本で!」と宣言した上で展開しますと、なかなかブームと言うのは来ないのでは無いかと思ってます。しかも、本家アメリカのブラックフライデーは、割引率が半端ない、日本でやったら不正競争防止法に引っかかりそうな勢いの割引率でして、これを中途半端な2割引とかでやったり、古い商品を高割引率で売ったりすると、今ではインターネットで簡単に海外の情報も入手出来る世の中ですので、逆に叩かれてしまうのでは無いかと心配してしまいます。

だったらいっそ「アドベントを日本に持ち込んでみたらいいのに」って思うのですが。商業的なクリスマスの是非はあれ、日本では宗教的にキリスト教はマイナーでありますのでクリスマスの是非自体があまり真剣に語られません。だったら、アドベントも大丈夫だと思うんですよね。4週連続とか今まで無かったパターンでしょうし、クリスマスまで繋がるビッグイベントとしてどうでしょう?

本来イベント色が濃いのはアドベントの方ですし、もしアドベントが日本で定着したら、今度はクリスマスを厳かな日に持っていく事もイメージ戦略で可能かもしれません。「クリスマスを静かに過ごす俺カッケー」みたいなイメージ戦略で(笑)。

 


 

と言う事で11月も最終週、そして、お待ちかねの12月がやってきます。残りあと1ヶ月、素晴らしい成績や実績を残す事を考えるより、1年間をまとめるのにふさわしいキレイな終わり方が出来るような月にしたいと思っております。 

その第一歩、今週も頑張ってまいりましょう。